昭和25年創業の老舗製餡所 (つまり「あんこ工場」) に直売所が併設されていて、そこで美味しいあんことおはぎを買うことができるのだとか。

和菓子好きの血が騒いで、さっそく行ってみることにしました。

あちこちに田んぼが広がる土地に製餡所を発見！

神戸市西区にある製餡所「池田製餡所」を探して、田畑がいっぱいに広がる景色の中を車で走ります。
高いビルなどが無く見晴らしが良いので、すぐに発見しました。

このようなのどかな場所に製餡所があるのにはちゃんとした理由があるようです。

なんでも、美味しいあんこ造りには欠かせないのは「美味しい湧き水」と「自然の豊かさ」。
それらを求めて、1965年(昭和40年)にこの地に工場を移設したのだとか。

あんこ造りに真摯に向き合う情熱がステキ過ぎますよね。

どんな美味しいあんこと出会えるのか楽しみ。
さっそく直売所の中へ入ってみました。

品揃えは製餡所ならでは！

こちらが店内の様子です。

真っ先に目に飛び込んできたのは、色とりどりのあんこ達。

オーソドックスな「粒餡」「こし餡」「白餡」、そして「おぜんざい用の餡」などが下に並んでいて、その上の棚には、ちょっと変わった味のあんこが6種類も並んでいました。

• なると金時いも餡　　税込378円
• むらさきいも餡　　　税込378円
• マロン餡　　　　　　税込378円
• 抹茶餡　　　　　　　税込378円
• いちご餡　　　　　　税込432円
• レモン餡　　　　　　税込378円

どれも色が鮮やかで可愛らしい。
「いちご餡」や「レモン餡」ってどんな味でしょう？

気になるあんこと一緒に「もなか種」を購入すれば、いつでもお家で「出来たてのもなか」が食べられます。

「つぶ餡」と「もなか種」がセットになった「もなかセット」という商品もあります。

みんなでワイワイと作って食べれば、楽しくて美味しいこと間違いなし。

「ハイカラもなか」という商品は、ちょっと洋風のお菓子です。

もなかがなんとバター風味。
あんこは「つぶ餡」と「いちごミルク餡」で、中に挟むのではなく、上にのせて食べるみたいです。

おはぎ各種はショーケースに入っていました。
1つ1つ丁寧に作られているのが、ガラス越しでも伝わってきます。

通年販売している「つぶあん」「こしあん」「きなこ」「ごま」にくわえて、季節限定のおはぎがあって、5月から7月の今の時期は「抹茶おはぎ」を販売していました。
これは買っておかなくては…。

「本わらび餅」と「赤飯」もかなり気になります。
でも、いっぺんには食べらそうにないので、次回まで我慢することに。

さっそく家でいただきました

今回買ったのは、おはぎが4つです。

きれいですねぇ。
お皿に並べる間ずっと、ごまときなこの香ばしいの香りが漂っていていました。

旦那さんは迷わず「つぶあんおはぎ」を選びます。

「うん、美味しい！ はぁ～、たまに食べると、なんか懐かしい味がするなぁ」
感想を聞いていると、「つぶあんにすれば良かったかも…」と思えてきました。

こちらが季節のおはぎ「抹茶おはぎ」です。

「これも美味しい！ 季節限定だし、これにして良かったわ…」
白餡と抹茶を混ぜ合わせたあんこはとっても滑らかです。
抹茶香りがふわ～っと広がって、ちょっと上等な味がしました。

後で食べた「きなこおはぎ」もきなこがたっぷりで美味しかったです。

今度は、「赤飯」と「もなかセット」を買うのもいいなぁ。