今回のサウナ散歩は日帰りツーリングサウナ旅と称し、山梨県の都留市まで。

都留インターを降りてバイクで５分ほど、「泰安温泉」（たいあんおんせん）さんです。

「温泉」といっても普通の銭湯（公衆浴場）で、サウナ込みで 430 円という、都内と比べると破格の料金で入れる銭湯サウナでした。

ご主人の案内で店の裏の駐車場にバイクを入れると、何やら薪が大量に積んである。お湯は薪で沸かしているようだ。

暖簾をくぐると、横にはお座敷の部屋が。カラオケステージもある模様。店舗外観を見た時にも思ったが、ちょっとした民宿のような雰囲気。

食事のメニューも貼ってあり、お風呂上がりにここで食べたり飲んだり憩えるのは、ちょっと地元の人が羨ましい。

男湯へ入ると脱衣所も浴室もシンプルで小綺麗な感じ。ドライヤーは無料。

浴室はマーブルの大理石の床とタイル。奥にある薬湯から溢れるお湯が常に床面を洗っている。

入ってすぐ右手に小さな水風呂。

最初、掛け湯かなと思ったほどの小さな水風呂で、家庭用のバスタブサイズ。水色のタイルで、片方の縁には頭を乗せるカマボコ型の木の枕が備え付けてある。

背の高い洗い椅子とケロリンの黄色い洗い桶。入浴料プラス 50 円で備え付けのシャンプー類を使えるシステム（それでも 480 円）。

平日の午後３時。入れ違いに出た常連らしきお客さんと、出る時に入れ違いで入ってきた常連さんの他は誰もおらず、ほぼ貸切状態でした。

ちなみに毎朝９時から営業しているとの事。

さてとサウナの扉を開ける。２段席、こちらもかなり小さめで３人で一杯というサイズ。100 度を示す温度計。テレビは無し、BGM は浴室の控えめなヒーリングミュージック。

ストーブは銭湯によくあるガス遠赤のものではなく、炉の中にサウナストーンの置いてある対流式のもの。小さいサウナは小さいサウナで良いなあ。。

熱いサウナを出て、一人用ジャストサイズの水風呂に身体を沈めて静止していると、やがて「水イキ」と呼ばれる？トリップ感が訪れる・・。

水風呂は天然の井戸水との事で、水分補給に蛇口から手ですくってゴクゴクと飲む。

〆に熱めの薬湯、貸切だったので蛇口の水をフルに開いて薄めて（出たら栓を閉めよう）、湯ったりとくつろいで終了。ありがとうございました。

サ飯は途中休憩の談合坂サービスエリアのフードコートで。モツ煮込みうどん。熱々です。ごちそうさまでした（^人^）

当初はもう少し足を伸ばして富士吉田方面の未踏のスーパー銭湯へ赴く予定だったけど、その２つの温泉の露天風呂が２つとも改修工事中で。

そのおかげで、こんな地元ローカルな風情のある銭湯でサウナできて良かったです。