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【川越市】遠方からも続々来店!「かき小屋 小江戸」で牡蠣づくし料理を食べてみた!

川越散策地域情報発信ライター(川越市)

冬は、牡蠣が美味しくなる季節ですね。
牡蠣鍋もいいし、牡蠣フライも美味しそう、でも牡蠣好きな私としては、生牡蠣が食べたい!などと殻付きの牡蠣を見ては思いをめぐらせます。

川越総合卸売市場内に「かき小屋 小江戸」という牡蠣料理の専門店があります。
毎日、三陸から直送される牡蠣を使った色々な料理を提供をしてくれる食堂です。
川越では牡蠣料理の専門店はめずらしく、以前から気になっていたお店。

ちょうど川越市場に来たので、念願の「かき小屋 小江戸」で牡蠣料理を食べてみました。
今回は、「かき小屋 小江戸」のおすすめ料理やお店の魅力をご紹介します。

川越市場入口から300mぐらい進むと、右手に「かき小屋 小江戸」が見えてきます。

外から店内の様子はあまり見えないのですが、中に入ると日の光も入りとても明るいです。

さすが牡蠣専門店で牡蠣の食べ放題やおつまみ、定食などがあり目移りします。

かき小屋 小江戸のおすすめ料理

かき小屋の牡蠣はすべて三陸産の真牡蠣を使用。現地の漁師から取れたての牡蠣を毎日直送してもらっている鮮度が自慢です。今回はお店のおすすめ料理である「牡蠣づくし定食」と個人的に興味がそそられた「牡蠣カレー」をご紹介します。

牡蠣づくし定食

牡蠣づくし定食:1,600円
牡蠣づくし定食:1,600円

生牡蠣×1個
焼き牡蠣×2個
牡蠣フライ×3個
牡蠣ご飯の上に煮牡蠣×2個の合計8個の牡蠣

生・焼き・揚げ・煮るといった色々な調理法を1つの定食で楽しむことができる、
まさに牡蠣づくし
殻付きの牡蠣は、生・焼きで食べ比べることができる嬉しい組み合わせ。
生牡蠣はレモンを絞りつるんと口に流し込むと、爽やかな海の塩味と牡蠣のコクが広がり、
焼き牡蠣は、ぷりっとした肉厚な身から濃厚でクリーミーなコクが堪能できます。

春になると真牡蠣の旬が訪れ、殻いっぱいに身が広がり、ミネラルもたっぷり含んで更に
美味しくなるそうです。

牡蠣フライは大粒で、サクサクな衣の中から磯の香りのエキスがジュワっと口の中に広がる。ソースではなく、素材の味をより引き立たせる宮古島の雪塩がおススメ。
牡蠣の旨味がしみ込んだ炊き込みご飯の上に、しっとりとした煮牡蠣が更にご飯の進みを
加速させます。

定食で1600円と少しお値段は高めと思いきや、料理の内容を見ると納得のコストパフォーマンスの良さ。その他、650円から食べられる定食もあり、お値段も幅広い設定から選ぶことができます。

牡蠣カレー

牡蠣カレー:1,100円
牡蠣カレー:1,100円

意外なメニューを発見!
こだわりを感じるオレンジ色のカレーの中に、5個のぷっくりとした牡蠣がキレイに並ぶ。
食べてみるとバターチキンカレーを思わせるような優しい甘さから、ピリっとした辛みが後からやってくる本格的なスパイスカレー。辛さは、注文時に選べます。

なぜ、こんな美味しい本格的なカレーが味わえるのか?店主に尋ねてみました。
その答えは、店主が元々カレー好きな事と本場ネパールの方がこのカレーを作っているから。

こだわりは玉葱をあめ色になるまで時間をかけて炒め、数種類のスパイスを調合しています。
まさか牡蠣専門店で本格派スパイスカレーが堪能できるなんて、驚きの逸品でした。


かき小屋 小江戸の魅力とは?

海がない川越でも、三陸産の新鮮な牡蠣がいつでもお店で堪能できるのは、大きな魅力です。
店主の太田さんにもお店のこだわりや今後の抱負について聞いてみました。

三陸産の牡蠣を選ぶ理由とは?

「たくさんの方に美味しい三陸産の牡蠣を知ってもらうことで、自分の生まれ育った東北の被災地に少しでも貢献したいという想いがあります。
また、三陸産の牡蠣は他県産と比べてクリーミーで濃厚な味わいが魅力です。
海のない埼玉川越でも身近に美味しい牡蠣を食べてもらえるように、直接現地の契約漁師さんから取れたての牡蠣を毎日直送してもらっています。」

今後の抱負は?

「地元川越の方はもちろんのこと、他県の方にもご来店いただけるよう三陸の牡蠣の魅力を
この「かき小屋小江戸」から情報を発信していくと同時に
海や陸の豊かさを守っていくSDGS(持続可能な開発目標)の取り組みにも、お店として
貢献していきたいです。」
と目を輝かせながら語ってくれました。

ホタテ貝に書いたお客さんのメッセージ
ホタテ貝に書いたお客さんのメッセージ

その真っすぐで純粋なお人柄が伝わり、美味しい牡蠣と店主の太田さん目当てに、わざわざ
遠方から来るお客さんも多いようです。
リピーターや牡蠣を絶賛する人の声が、お店の壁に貼られているメッセージを見るとよくわかります。

かき小屋 小江戸は美味しい牡蠣と店主の優しさが、また来たいと思わせる素敵なお店。
牡蠣好きな人には、自信を持っておすすめしたいお店です!
ぜひ、2022年は「かき小屋 小江戸」へ足を運んでみませんか?


◆お店情報◆
かき小屋 小江戸
住所:埼玉県川越市大袋650 川越総合卸売市場内
アクセス:西武鉄道新宿線南大塚駅徒歩26分 
電話番号:049-249-3115
営業時間:[火~金] 11:00~14:00 17:00~20:00
[土] 10:00~14:00 17:00~20:00
[日] 10:00~18:00
※牡蠣が売り切れの場合、閉店が早まることがあります。
定休日:月曜日(月曜が祝日の場合は営業、翌日火曜日がお休み)
年末:12月31日(金)まで
年始:1月5日(水)から

地域情報発信ライター(川越市)

食べ歩きが趣味の、川越在住のフリーライターです。川越市内の気になるお店、グルメ、イベント、季節の情報など、川越の楽しい情報を発信していきます。今日もどこかで探索中!

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