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【川越市】プロの料理人が惚れ込む江田養鶏場の寒たまごで、『たまごかけごはん』を食す!

川越散策地域情報発信ライター(川越市)

飲食店の店主から料理のこだわりを聞くと、よく名前があがる食材があります。
それは、川越市にある江田養鶏場の卵。
濃厚でコクがあり色鮮やかな卵は、数多くの料理人が指名買いするといいます。

プロの料理人が惚れ込む卵とは、どんなものなのか?
また、その卵はどんな食べ方が一番適しているのか、生産農家の江田養鶏場を突撃取材してきましたので、ご紹介します。

江田養鶏場『たまご』の特徴とは?

江田養鶏場は川越芳野地区にあり、約2,400羽の鶏を飼育しています。
毎日、その中の8割程の鶏が卵を産むといわれています。

鶏は、自然の太陽の光や風、四季を感じることのできる、昔ながらの開放型鶏舎で飼育しています。
四季を感じながら育った鶏の卵には、旬があります。

寒さから身を守るために2倍の餌を食べるこの時期の卵は、まさに旬。
1年間で一番おいしい冬の卵を『寒たまご』といいます。

また、こだわりのおいしい卵が生産できる大きな秘訣は、餌と水。
薬品・添加物を一切使用していない独自の飼料と、おいしい荒川の伏流水を与えています。

目の行き届く数しか鶏を飼育していないため、大量生産しておらず、卵一つひとつの卵質に、こだわって養鶏している生産農家です。

開放型鶏舎で飼育
開放型鶏舎で飼育

このようなこだわりの飼育で生まれる江田養鶏場卵の3つ特徴は、

味が濃厚でコクがある
卵にほんのり甘みを感じる
卵特有の臭みがない

プロの料理人が惚れ込む味わい豊かな「川越産の地たまご」です。

卵のプロに聞く、おいしい食べ方とは?

卵のプロの江田さんに、おいしい卵の食べ方について聞いてみました。

「やはり、『たまごかけごはん』でしょう! おいしい卵は、まずは生で食べてもらいたいですね。」

卵には、サイズがM・L・LLあり、卵白たっぷりのジャバジャバ系がお好みの方は、LLがおすすめ。コクがある卵黄を楽しみたい方は、Mがおすすめだといいます。

ちなみに生産農家のプロは、どんな『たまごかけごはん』をいただいているのか?

わたしは、卵はよくかき混ぜてからご飯にかけます。そして、サイズはLLで卵白も卵黄たっぷりのジャバジャバ系です。
『たまごかけごはん』は、ひとそれぞれ好みがありますし、多様な食べ方があるので、これが一番いいとは一概にいえない奥の深い食べ物ですね。
自分にあった好みの卵と好みの『たまごかけごはん』の食べ方を見つけて、楽しんでほしいです。」

早速、江田さんの卵を購入し、家で『たまごかけごはん』を食べてみることにしました。
卵の正式名称は、『小江戸川越芳野の里のあじわい豊かな農家の地たまご』です。

Lサイズ10個:500円
Lサイズ10個:500円

江田養鶏場の卵で『たまごかけごはん』を食す

3つの方法で食べ比べます。

そのまま、ご飯に卵を落とす

シンプルに炊き立てのご飯に、卵をそのまま落としてみます。

卵黄の色が濃く、卵白はつやつやで盛り上がっていかにも新鮮!という感じです。
卵黄に箸を刺すと中からオレンジ色の黄味がご飯へと流れていきます。

まずは、黄味と卵白のあじわいを別々に感じるため、分けていただきます。

卵白は、どろんと弾力があり、液体ですが食感に厚みを感じ、味はさっぱりしています。

続いて黄味を食べるとまず、「濃厚」という言葉が前面に出てきます。
オレンジ色に染まったご飯は、コクと甘みを感じ極上のご飯がいただけます。

卵たった1つで、ご飯1杯がご馳走へと変化するのです。


卵白、卵黄を一緒にまぜてから、ご飯に投入

卵白と卵黄が混ざりあうことで、卵の色みがオレンジから黄色に変化しました。
あじわいは混ぜても、なお濃厚でどの部分を食べても、安定したコクと甘みを楽しめます。
養鶏場の店主もこの食べ方で、卵のおいしさを最大限に引き出す食べ方です。

卵白を混ぜたご飯の上に、卵黄をのせる

卵白と醤油をかき混ぜてご飯に絡ませ、その上に卵黄を入れます。
卵黄の濃厚なコクをじっくり楽しみたい方に、おすすめの食べ方です。
予め卵白をご飯に馴染ませてあることで、口の中で卵黄と合わせた時の、あじわいの一体感がたまらない。

シンプルであるが、多様性のある奥の深い食べ物

自分好みの食べ方で楽しむ

『たまごかけごはん』は、一つの卵とごはんだけのシンプルな食べ物ですが、食べ方は様々で多様性があります。

一番おいしい食べ方は、やはり食べる本人が決めるもの。
みなさんは、どんな食べ方がお好みですか?

やはり『たまごかけごはん』に使う卵は、こだわりたいですね。
今の時期、一番の旬である江田養鶏場の「寒たまご」で、ぜひ『たまごかけごはん』で味わって見ませんか?

江田養鶏場の卵は、無洗卵のため冬の時期は、約20日間生食可能です。
卵のあじわいと多様な食べ方をゆっくりと、楽むことができます。

プロの料理人も惚れる卵で、自分流の『たまごかけごはん』をぜひ楽しんで下さい。

江田養鶏場のたまごの販売場所は、下記の4箇所です。

正式名称:『小江戸川越芳野の里のあじわい豊かな農家の地たまご』

江田養鶏場 小売直売所
住所:埼玉県川越市大字中老袋320
電話:049-223-2203
営業時間:8:00~19:00

あぐれっしゅ川越農産物直売所
住所:埼玉県川越市城下町45-3
電話:049-227-0831

伊佐沼農産物直売所
住所:埼玉県川越市鴨田922-1
電話:049-226-3780

いるマルシェ(ららぽーと富士見内)
住所:埼玉県富士見市山室1-1313
電話:049-257-6541

※各直売所の営業時間・定休日はHPをご参照ください。

地域情報発信ライター(川越市)

食べ歩きが趣味の、川越在住のフリーライターです。川越市内の気になるお店、グルメ、イベント、季節の情報など、川越の楽しい情報を発信していきます。今日もどこかで探索中!

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