【川越市】2022年川越氷川神社裏の誉桜が絶景!満開の桜を眺めながら春の散策を楽しむ
川越には桜の名所が数多くありますが、何といっても川越氷川神社の裏手にある新河岸川の桜並木は格別。
その桜並木がついに見頃を迎え、たくさんの人々が花見に訪れています。
今回は、川沿いの満開の桜をゆっくり眺めながら散策してみましたので、その様子をご紹介します。
散策は、川越氷川神社から
川越氷川神社の門をくぐり、境内を通って裏手に出るルートで散策したいと思います。
現在、氷川神社では川越市市制百周年を祝し、境内に色とりどりな「かざぐるま」が飾られています。
「かざぐるま」の門をくぐると、誉桜満開のお知らせが貼られていました。
「誉桜」とは?
神社裏にある新河岸川の桜は、別名「誉桜(ほまれざくら)」と呼ばれています。
昭和32年に川越の和菓子店「亀屋栄泉」当主が、ご子息を含んだ戦没者慰霊のために約300本の桜の苗を植え、その桜を「誉桜(ほまれざくら)」と命名したそうです。
新河岸川に出られる裏手出入り口に、「誉桜」の句碑を見ることができます。
今まで「誉桜」とは、桜の品種名かと思っていましたが、美しい桜に隠された慰めの逸話があったのですね。
出典:誉桜の話(亀屋栄泉)より
現在では、多くの人々の目を楽しませてくれる、川越でも屈指の桜の名所となっています。
見頃を迎えた誉桜
句碑の先には、新河岸川が見え見事な桜並木が広がっています。
今年は、曇りや花冷えで気温も低く、中々青空と桜の写真を撮ることができません。しかし、4月に入って晴れ、ようやく青空が顔を出してくれました。
場所によっては花が少し散り始め、花びらが水面に浮かんでいます。
新河岸川 桜並木の舟遊
川沿いを歩きながら水辺を見ると舟遊が行われていました。3月27日に「小江戸川越春の舟遊」が行われていましたが、その舟とは違うようです。
希望者は乗舟することができ、沢山の人々が並んでいました。
こちらは、3月27日(日)に開催された「小江戸川越春の舟遊」の様子。舟の形と船頭さんのユニフォームが、少し違うようですね。
舟の上から見上げて眺める桜も、また優雅で美しいです!今回は、応募抽選でハズレてしまいましたが、来年はぜひ乗ってみたいです。
咲き誇る春の草花
桜並木沿いには、ソメイヨシノだけではなく他にも春の花々が咲いています。
ほんの2週間前は、何も咲いていなかったのに、時が来ると一斉に花開くのは何だか不思議な感じがします。ゆっくり散策をしていると、誰かが手作りした鳥たちを所々の桜の木に見ることができ、写真スポットになっています。
数本あるピンクのしだれ桜も満開でした。
川の水が流れる音と鳥のさえずりが、とても心地よいです。
もう、満開のピークが過ぎ花は散りはじめますが、散る桜もまた風情が感じられ、違った景色が楽しめます。散った花びらが水辺に浮き、ピンク色の絨毯が見られるのはこれから!
あと少し、お花見が楽しめそうなのでまだ見ていない方は、ぜひ川越氷川神社裏の誉桜を眺めに散策してみてはいかがでしょうか?
◆花見スポット情報◆
川越氷川神社裏の誉桜
住所:川越市宮下町2-11-3
川越氷川神社の裏手の新河岸川
※2022年の桜の開花状況をレポート