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【川越市】これぞ川越の春の風景! 2023年桜の絶景が優雅に楽しめる桜舟とは?

川越散策地域情報発信ライター(川越市)

新河岸川の桜も開花が進み、あと少しで満開になりそうです。毎年、小江戸川越春まつりで開催される「小江戸川越春の舟遊」を楽しみにしている方も多いのでは?
残念ながら2023年春まつりの乗舟券は完売しているため、今回は、桜の絶景が優雅に楽しめる桜舟をご紹介します!

桜舟とは?

新河岸川を船頭が漕ぐ和舟に乗って、桜の絶景を優雅に楽しむことができます。舟の乗り場は、田谷橋付近の船着場。時前に乗舟券を購入しなくても、当日並んで舟に乗ることができます。(有料・予約は不可)

この桜舟を運営しているのは、「小江戸川越春の舟遊」の船頭も務める本山さん。川越でリフォーム会社を経営しており、舟の制作もご自身で手掛けられたそうです。

元々、ご自身の花見と会社のお客様のために舟を運行しており、一般のお客さんも希望すれば乗ることもできるようになりました。今では、毎年楽しみにしている春の風物詩に!

桜:2分咲き( 2023.3.19 撮影 )
桜:2分咲き( 2023.3.19 撮影 )

他の船頭さんも普段は別の仕事をされていて、ボランティアとして運営に携わっています。

特に桜舟の告知はしていないものの、舟に乗ってみたいお客さんが続々と現れます。「毎年この時期に舟を漕いでいるけど、舟から眺める桜は格別だよ!」と本山さん。

そこで私も舟に乗せてもらうことに。桜はまだ2分咲き程度ですが、舟から見る目線のイメージをお伝えします。( 2023.03.19 の様子)

それでは、いざ、出発!
舟に乗り込むと目線がグッと水面に近くなり、上にいる時と見え方がかなり違います。耳を澄ますと舟が水面を滑るように進む音が、何とも心地よい。

川にせり出している桜の枝を間近に通過すると、思わず手を伸ばしてしまいそう。

氷川神社の裏手の氷川橋を舟から眺めるとこんな感じ。

ロングコースだと氷川橋の下を通過し、少しいった所が折り返し地点。

今はまだ2分咲きの光景ですが、これが満開だったら普段見ることのできない絶景が味わえます!

また、桜が散り始めると水面が花びらでピンク色に染まり、幻想的な世界が広がります。花筏(はないかだ)の時期は、特におすすめです!

桜は、そろそろ見頃ですが、今週末25・26日は、残念ながら雨の予報が出ています。週間天気予報をご確認の上、ぜひ、桜舟に乗って優雅にお花見を楽しんでみませんか?
きっと、忘れられない美しい光景と出会えますよ。
参照:川越市の天気予報
(ウェザーニュース)より

※3月26日(日)は、「小江戸川越春の舟遊」が開催されるため、桜舟は運休になります。

桜舟(さくらぶね)
場所:氷川神社裏の新河岸川
乗り場:田谷橋の手前の船着場
乗舟方法:当日、並んで乗舟が可能
開催期間:令和5年3月19日(日)~4月5日(水)予定
※桜の開花状況により開催日程や時間は変化します
料金:ショート(約15分) 500円
     ロング(約30分)1,000円
※天候や都合により中止することもあり
※予約不可
公式HP:なし

地域情報発信ライター(川越市)

食べ歩きが趣味の、川越在住のフリーライターです。川越市内の気になるお店、グルメ、イベント、季節の情報など、川越の楽しい情報を発信していきます。今日もどこかで探索中!

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