テントサウナにモトコンポ!?大人の遊びを詰め込んだ【スクールバス】の気になる車内は?
こんにちは!僕はアメリカのスクールバスをDIYでキャンピングカーにして日本を巡っています。
今回はルームツアーをしていこうと思います!
様々な仕掛けがたくさん!
僕の愛車の愛称はキャリーというのですが、キャリーはできるだけ空間を活かして広々と過ごせるように設計しました。
元々キャンピングカーの事もよく知らないし、DIYもしたことがなかったので、内装を作るのもなんとなくやれば出来るだろう。と過信していましたが、実際にやってみると大変なことや思うようにいかない事もたくさんありました。
今日は車内の紹介と、僕なりにこだわった点をまとめてご紹介していきます。
納車直後のキャリーの内装
車内をご紹介する前に、最初がどんな様子だったかをお伝えしておきます。
納車直後はよくあるアメリカのスクールバス!って感じです。笑
この車はシボレーのシェビーバンをベースにしたスクールバスで、1番短いショートサイズです。スクールバスの中でも1番小さなサイズなので、画像だと迫力があるように見えますが、実際に見ると意外とコンパクトで可愛いんです!
古いので中はちょっとさびれた感じでホコリっぽさもありました。これはこれでなんか男心をくすぐりますよね!全体的に灰色というか黒っぽくて無骨な感じがカッコよかったですね!バタンと手動で開く入り口を入ると前列の両側ににシートがあって、後ろはベンチシートがありました。ここから、全てを取り外してDIYが始まりました。DIYの様子も細かくブログや動画にまとめてありますので、興味がある方は是非合わせてご覧ください!
ルームツアー①入り口&運転席周り
- モトコンポ(原付きバイク)
- スクリーン
- エアコン
- 靴棚
車内に入るとまず目に入るはホンダのモトコンポです!分かる人には分かるという感じで、旅をしているとこのモトコンポが目に入った!といって声をかけてくださる方も多いです。これは折りたためる原付きバイクです。とてもコンパクトなので、運転席の横に固定してあります。キャリーでは入れない場所や、ちょっとそこまで買い物に行く時なんかはこれを降ろして出かけたりもします。
使う頻度はそこまで高くはないのですが、キャリーに比べて燃費も良く、見た目も可愛いので重宝しています。
あとは入り口の横に大きな100インチのスクリーンを収納してあるので、大画面で映画鑑賞をすることもできます。(残念ながらほぼ出番なし)
上にあるエアコンは家庭用のものを設置しています。室外機は車体の上にどーん!と乗っています。(賛否両論ありますが今ではこれがトレードマークみたいになっています)
デッドスペースになる部分に簡易的な靴棚を作りました。2人で3足ずつ程度収納しています。
ルームツアー② 後部座席と脱着テーブル
後部座席は回転式になっていて(ハイエースワゴンの後部座席を購入)走行中は進行方向を向けて、停車中は後ろ向きにして使用しています。走行中も後ろ向きにしていても問題はありませんが、さあやいわく長距離移動が後ろ向きだと気持ち悪くなるそうなので基本は向きを変えるようにしています。
脱着テーブルは運転席の後ろと、後部座席の後ろに金属製棚柱を設置してあるので好きな高さで使用することができます。走行中はミニテーブル(ほぼ使用しません)、停車時には60×60のテーブルを使用しています。食事や仕事はこのテーブルを使うことがほとんどです。
ルームツアー③ キッチン周り
入口側の側面は全面キッチンにしています。向かって1番左が家庭用のミニ冷蔵庫、そこから長い天板のキッチンです。キッチンの高さは窓を埋めないギリギリの高さで作りました。光が差し込んで気持ちの良いお気に入りのキッチンです。キッチンの下は全て収納になっているのですが、出していても見栄えの良いものや、よく使うものは天板の上に出してあります。
左からケトル、炭酸サーバー、エスプレッソマシン、コーヒーサーバー、鉄瓶、スパイス棚。これらは全て山道でも崩れないようにしっかり固定してあります。固定といってもすぐに取り出せないと不便なので直接接着せずに固定できるように設計してあり、今のところは落ちたり割れたりすることもなく快適に過ごせています。
ルームツアー④ ソファベッド
部屋の中で1番目を引くのがこの大きなソファです。こちらもかなりのお気に入りです!このキャンピングカーを作るときに海外のバンライファーの方の車をたくさん見て参考にさせてもらったのですが、海外の車は大きくて長さも長いものが多いのでベッドがどーんと車内後方を占めているものが多く、そうすると部屋が狭く感じるようで嫌だったので使う時だけベッドになり、基本的にははソファとして使えるようなソファベッドにしようと決めました!
このソファベッドのおかげで部屋が圧迫されることなく広々と使えるようになったと思います。
ちなみにソファの下も収納になっていて、ここにはテントサウナを収納してあり、川があるキャンプ場等でテントを張ってサウナをすることもあります。(冬場はめっきり登場回数が減ってしまいました)
ルームツアー⑤ 上の吊り戸棚と装飾
車内の後方の天井には吊り戸棚をつくりました。これも窓を隠さないように設計してあります。車内の至る所が歪んでいて、全部の木材を同じ大きさでカットしたら左右で長さが違ったり、カーブ感が違ったりして何度もやり直したのを覚えています。上の棚には主に衣類や布団を収納してあります。
車内の装飾はほぼさあやが担当してくれました。ドライフラワーやフェイクグリーンを飾ることで車内が華やかになりました。最近ではフェイクグリーンだけでは寂しいと、本物のグリーンも取り入れています。(たまに倒すと大惨事です)
ファブリック類はさあやのお母さんが全て手作りで作ってくれました。カーテンやソファカバー等は部屋作りの中でかなり重要な要素なのですが、サイズが合うものが全く無かったのでサイズを伝えて作ってもらったら、全てピッタリで本当に助かりました。ファブリック用品が揃うだけで一気に部屋感が増しますよね!
いかがでしたか?
車内に入った気分で様子が伝わりましたでしょうか?
見た目はアメリカのスクールバス!車内は意外とシンプルなワンルームといった感じです。まだお伝えしきれていない部分もあると思いますので、今後のブログでも少しずつご紹介させていただきますので、ぜひフォローしていただけると嬉しいです。
DIYすると自分の好きなものを好きな形に作れるのでとても居心地の良い空間に仕上がります!少しでも皆様の物作りのきっかけになれれば嬉しいです。
それでは、じゃね!