家賃&電気代0円生活!360日スクールバスで暮らして分かった「バンライフ」の弱点とは?
こんにちは!私はアメリカのスクールバスをキャンピングカーにDIYして暮らしています。この生活を始めて1年以上が経過しました。家賃はかからないし、電気もソーラーで賄っているので0円!と私にとっては当たり前になってしまっていることが多いのですが、まだまだ謎が多いバンライフだと思うので今回は車で暮らす私の日常をご紹介したいと思います。
バンライフとは
そもそもバンライフ(VANLIFE)とは、荷物の運搬を目的とした商用車の「バン」と、生活を意味する「ライフ」を掛け合わせた造語で、寝泊まりするだけでなく、家事や仕事など車を中心に移動しながら生活する新しいライフスタイルのことです。
私の場合は商用車のバンではなく、スクールバスなので「バスライフ」と言った方が正しい気もしますが・・・。笑 バンライフの方が良い響きですよね!
バンライフの朝
大体朝は8時起床です。なんとなく体内時計で起きられます。目を覚ますと外は海だったり山だったり。たまに寝ぼけてどこにいるのか分からなくなっていたりします。笑
今までで一番良かった寝起きは静岡県富士宮市の「ふもとっぱらキャンプ場」です。起きると目の前に富士山がドーンとある景色は感動です!
起きたらまずはコーヒーを淹れます。どんなに時間がなくてもコーヒーを淹れるのは絶対です。朝のコーヒーは車内で飲むこともあれば朝んぽして(朝の散歩=「朝んぽ」と呼んでいます)景色を眺めながらゆっくり飲むこともあります。
バンライフの昼
日中はその土地の観光を楽しむ日もあれば、車内で作業をして過ごすこともあります。観光地に行く日は外でご飯を食べるとお金がかかってしまうので、おにぎり等を握っていくか、ご飯をしっかり食べてから向かいます。途中で飲み物を買わなくていいようにマイボトルで飲み物も持参します。旅を始めてからは節約を意識しています。ただでさえガソリン代も高く、観光費もかかるので食費や娯楽費はできるだけ節約しています。
バンライフの夜
観光してすぐ家(バス)に帰れるのがバンライフの最大の魅力だと思います。移動しなきゃいけないのもバンライフ、移動しなくてもその場がすぐに家になるのもバンライフです。夜はご飯を食べてゆっくり過ごします。キャンプ場などでの車中泊で明日の移動がない場合はお酒を飲んだりもします。時間がある時はスクリーンを出して映画観賞したりするのも楽しみの一つです。車内にトイレがないので、24時間使用可能なトイレが近くにある場所且つ車中泊が禁止されていない場所で過ごすことが鉄則です。基本はキャンプ場、RVパーク、車中泊スポットなどです。自由に泊まれる場所が全国にもっと増えたら嬉しいなと思います。
スクールバスならではのバンライフ
スクールバスは他のバンと違い、見た目が目立つので全国どこにいても声をかけてもらいます。大体はキッチンカーと間違われることが多いので「これは自作のキャンピングカーなんですよー」という話から会話が始まることが多いです。どこに行っても誰かしらに声をかけてもらえるので全国の方との交流が多くて嬉しいです。
バンライフの弱点
良いことも多いバンライフですが、もちろん弱点もあります。
- 移動が絶対!
- トイレ・風呂問題
- ごみ問題
- 体調管理
- 電気問題
全項目の大体は想像がつくと思いますが、私としては盲点だったのが「移動」の問題です。「バンライフ=ゆったり、まったり」と勝手に想像していたのですが、意外と落ち着いてゆっくり過ごせる場所というのはキャンプ場や車中泊スポット等、有料の場所しかないということです。考えてみたら当たり前で、公共の施設などはゆっくりする場所ではないし、森や海も決まったルールがあるので、滞在ができる場所というとある程度限られた場所になってしまうということです。よく考えれば分かることでしたが、イメージばかりが先行してしまっていたので、旅に出てすぐは「こんなにも毎日移動しなければならないのか」と思うことが多々ありました。毎日行き先を決めることが当たり前になるまでは少しストレスを感じるかもしれません。
いかがでしたか?
今回は私のバンライフの日常の様子をお伝えしました。少しでもバンライフに興味を持っていただけたり、参考にして頂けたら嬉しいです。誰にでも魅力的に感じることばかりではないですが、こんな生活もあるんだなーと思っていただけたら嬉しいです。
今後もリアルなバンライフをお伝えしていきます!