家賃0円生活!スクールバスキャンピングカーDIYで分かった失敗を避けるヒント7選!
誰しも「家賃0円!」というキーワードに心躍らせたことはありませんか?
今回は、スクールバスをキャンピングカーにDIYすることで、この夢のようなライフスタイルを実現した私が、過去の経験から学んだ失敗を避けるための7つのヒントをお伝えします。
DIYの前に気を付けたいポイント7つ
1. 予算設定はしっかりと
最初のステップとして、全体の予算をきちんと設定しましょう。初期投資はもちろん、改造にかかる費用やランニングコストも考慮することが重要です。我々も大体の予算設定はしていましたが、DIYとなると意外と予算がかかったり、意外とかからなかったりの連続で最初の予定とは多少差が出ました。総製作費としてはさっと思い出して記載できる範囲だけで下記のようになります...
車体価格(個人売買)・・・189万円
車検,整備・・・15万円
DIY家具(ソファベッド,キッチン,吊戸棚,シューズボックス,スパイスラックetc)・・・7万円
家電(エアコン,冷蔵庫,電子レンジ,ケトル,給湯器etc)・・・12万円
キッチン用品(炭酸サーバー,コーヒー器具etc)・・・8万円
電源関連(ソーラーパネル,サブバッテリー,チャージコントローラーetc)35万円
その他(屋内塗料,床材,助手席,)7万円
他にもかかっているはずですが、ざっくりとした合計で273万円になりました。
詳細にいくらかかったのか、今度計算してみますね。
2. バスのサイズとレイアウトを最初に決める
夢は大きくても、実際の生活空間は限られています。うちのバスだと居住空間は約10m2(6畳くらい)。
自分の生活スタイルや必要な設備を考え、最適なサイズとレイアウトを事前に決定しておくことが大切です。
我々も最初は大体の配置をこうする!とイメージしていました。生活に困らないように尚且つ空間を最大限に活かせるように作ったので、完成後に変更したい箇所が無いまま快適に暮らせています。
3. 本当に必要なものだけを選ぶ
限られた空間では、不要なものは邪魔になるだけ。生活必需品や機能的なものだけを選び、シンプルに暮らす心構えが大切です。我々もこの生活の為に「本当に必要なものは何か?」を考えて厳選しました。持っていてテンションが上がるもの、長く大切にしたいと思えるものを持ってきました。物が少ないと選択する幅が狭まるのでストレスが減った気がします。
4. 万が一のトラブルに備える
長い旅の途中でのトラブルは避けたいもの。簡単な修理キットやスペアパーツを持ち歩くことで、小さなトラブルを自分で解決できるようにしておきましょう。我々も何度かトラブルに見舞われているので、経験を生かして最低限ですが日々の点検は欠かさずに行うようにしています。古い車なので、余計にメンテナンスはしっかりしなきゃいけないですよね。
5. ベンチレーションは欠かせない
閉じた空間での生活となるため、十分な換気が不可欠です。天井や窓に換気扇を取り付けるなどの工夫をおすすめします。私の車はもともと気密性の低い車なのでそんなに神経質にはなっていませんが、なるべく窓を開けたり通気性を良くすることによって車内のカビ対策にもなります。
6. 独自のエネルギーソースを検討
太陽光発電やバッテリーなど、持ち運べるエネルギーソースを検討することで、場所を選ばずに快適な生活が可能となります。我々の車はソーラーパネルが100w10枚(1000Wh発電)、サブバッテリーが約15360Wh、ポータプル電源(2048Wh)、持ち運べるソーラーパネル(200Wh発電)を積んでいるので、電気はあまり困ることはありません。
・ソーラーパネルについて書いた記事はこちらから
7. マナーと法律を守る
バンライフを楽しむ上で、駐車場所の選び方や地域のルール、法律を守ることは必須。他人に迷惑をかけることなく、長くこのライフスタイルを続けるための心構えが必要です。特に我々の車は大きいのでできるだけ迷惑のかからないように配慮しています。最近ではCarstayの車中泊スポットも予約して活用しています。
いかがでしたか?
家賃0円のライフスタイルを送るためには、今回の7つがポイントだと思います。
私はアメリカのスクールバスをDIYでキャンピングカーにして、この日本の大自然を満喫しながらの移動型の生活を楽しんでいます。夢を叶えるための準備として、これらのポイントをぜひ参考にしてみてください!