【正直レビュー】400日連続?!車で生活して分かった車中泊のデメリットとは?
こんにちは!私はアメリカのスクールバスをキャンピングカーにして日本中を巡っています。
車中泊のデメリット
好きな場所に移動して好きな場所で暮らせる、とても自由なバンライフなので良いことばかり挙げがちですが、今回はそんな中でもあえて車中泊のデメリットをまとめてみたいと思います。
バンライフしたことがある方も、そうでない方も参考になれば嬉しいです。
そもそも車中泊とバンライフの違いって?
これは明確な定義はないらしいのですが、車中泊とはどんな形であれ、車に寝泊まりすればもうそれは「車中泊」だと思います。バンライフというのは生活スタイルのことで、主に車で生活をしながら旅だったり、仕事などをしている暮らしのことを指すと思っています。我々は400日以上車で生活しているので、日々、車中泊をしながらバンライフしているという感じだと思います。
リアルな車中泊のデメリット
では早速、実際に車中泊をしていて困ったことをいくつかあげてみます。
- 移動が絶対
- 行くスポットをその都度決める
- 車の故障
- 暑い、寒い
- 電気がなくなる
- ガソリン代に左右される
他にもあると思いますが思いつく限りはこんな感じです。車内が広くて快適なので生活に関するストレスは少ない方だと思いますが、車内が狭かったり、光が十分に入らない環境の場合は肉体的にも精神的にも疲労がたまりやすいみたいです。
移動が絶対・スポットを決める
バンライフしているくせにと思われそうですが、移動が苦痛に思える時があります。基本的に泊まれる場所は定められた車中泊スポットやキャンプ場等になりますが、連泊するにはお金がどんどんかかってしまうので、移動して少し仮眠ができる場所に行ったり、お風呂施設を探したり、いつも地図と向き合って場所を探しているといった生活です。なじみのある場所ならまだしも、初めての土地が多いので道も分からないし、とにかく落ち着いて生活できる場所はありません。移動が出来て好きな時に好きな場所に行ける良さもある反面、生活をしているとそこに不自由を感じることも出てくるのが実際の感想です。
車の故障
これはどうしても避けられないのですが、どんなにメンテナンスをしていても車は壊れるときは壊れます。我々も過去に2回程レッカーのお世話になりました。故障してしまうと一旦車を預けなければならないので、そうなると家が無くなる状態です。私の場合は賃貸の契約をしつつ旅に出ていたので帰る家はありましたが、全ての生活を車に移した方は実家や友達の家、ホテル等を使う必要があるので、車の故障は金銭的にも精神的にもかなりの痛手になります。
寒い、暑いの環境問題
生活するとなると車内で過ごす時間が多くなるのですが、暑さ、寒さの対策をしっかりしていないと車内はとても危険です。夏は40度を超える暑さ、冬は氷点下まで下がります。我々の対策としては家庭用エアコンの設置で冷房完備、石油ファンヒーターを購入して暖房も完備で車内を快適な温度に保っています。
電気がなくなる
これはそれぞれの車中泊事情によって異なると思うのですが、我々の場合電気のほとんどをソーラーパネルで賄っています。なので天気が悪い日が続くと電気もなくなることがあります。ポータブル電源も積んであるのですが、それも使いきったら充電しなくてはいけないので電気は大切に使う必要があります。
ガソリン代に左右される
最近はガソリンが高くなっていて、バンライフをしている人にとっては死活問題です。我々の車は燃費もあまり良くないので、ガソリン代が上がると給油のたびにガッカリします。家賃がかからない分必要経費なのですが、できれば1日も早く下がってほしいですね。
いかがでしたか?
今回は車中泊のデメリットについてまとめてみました。きっと考えればもっと出てくるかもしれませんが、デメリットよりも多くの経験や楽しさがたくさんあるバンライフは本当に楽しいです。各地の素敵な場所を巡りながら自由に旅する暮らしも一度は是非体験してもらいたいです。