600日以上車で生活!?旅暮らしで分かった「自分に優しくする方法」
こんにちは!私たちはアメリカのスクールバスをDIYでキャンピングカーにして日本中を巡っています。愛車のスクールバスの名前はキャリーです。
新生活シーズン到来!
だんだん暖かくなってきて、4月から新しい生活を始める人も多いかと思います。新生活が始まると、目まぐるしい日々の中気持ちが落ち込むもあると思います。今回は私たちが旅暮らしで気づいた「自分に優しくする方法」をいくつかご紹介します!参考になれば嬉しいです。
そもそもなんで気分が落ち込むのか
私たちはもともとそんなに気持ちが落ち込んだりするタイプでは無いのですが、忙しい日々の中で選択しないといけない出来事が増えたり、やらなければいけないタスクが増えたりすると頭が混乱してしまい、ストレスを感じることがありました。多くの場合、気持ちが落ち込む原因は必ずしも1つではなく、うまくいかないことが続いたり、思うようにいかない出来事があったり、人間関係で悩みを抱えていたり、自律神経の乱れやホルモンバランスなど様々な要因が考えられます。そしてそうなると、やる気が出なかったり、疲れやすくなったり、眠れなくなったり、集中力がなくなったりしますよね。ストレスもどんどん溜まっていき、まさに悪循環です。
「自分に優しくする」とは?
自分に優しくするという事は自分自身に対して誠実で親切であることです。自分のことをより理解し、自分を認めてあげること。自己肯定感を高めることは人にも優しくできる第一歩であり、より幸せになれる近道だと思います。そして、それはとても簡単に誰にでも今から始められることばかりなのです!
自分の好きなことを思いっきりやる時間をつくる
これはいたってシンプルなことですが、意外とできていないかもしれません。今自分がしたいと思うこと、やってみたいと思うこと、それを素直にやってみる時間を作るんです。我々の場合はアメリカのスクールバスを買って、自分の好きなように内装をDIYして、その車で旅に出る!というやりたいことに没頭している時間は他のことが目に入らない位に夢中になれました。嫌なことも忘れてやりたいことに集中できる時間を作る事はとても大切だと思います。
「今日のありがとう」を習慣にする
旅に出てからは寝る前に、今日よかったことを3つ挙げる「今日のありがとう」を実践しています。どんな日でも、どんな小さな事でも、よかったことを思い浮かべて感謝することによって、今日もいい日だったなぁと思いながら眠りにつくことができます。何もなかったような日だとしても、ご飯がおいしかったとか、天気が良くて気持ち良かったとか、そういった小さな事にも感謝ができるようになります。
自分を認めて褒めてあげる
自分の出来ない事やダメだなと感じる部分を考え出すと、どんどん気持ちが落ち込んでいくので、今の自分にできていることや、今日頑張ったことを過大評価でもいいのでちゃんと認めて褒めてあげることが大事です。褒めてあげると言っても口に出すのではなく、ちょっとした自分へのご褒美でも良いと思います。人は多かれ少なかれ認めてもらったり、褒めてもらえると嬉しいものなので、まずは自分が自分を認めて褒めてあげることが大切です。
自然との時間をつくる(自分と向き合う
旅に出てから自然に触れる機会が多くなりました。森の中できれいな空気を吸いながらゆっくりと過ごしたり、波の音を聴きながら海で過ごすと自然と心が洗われます。これまで、普段の生活の中で、鳥の鳴き声や風で葉っぱが揺れる音などに意識を向けることはほとんど無かったので、何もない場所でゆっくりすると自分を見つめ直す良い時間になります。
必要ないものを排除してシンプルに
たくさんのものを断捨離して、必要最低限のものだけを車に詰め込んでオフィスや家も手放したので、自分の身の回りはかなりミニマムになりました。今までどれだけのものに囲まれて生活していたのか、どれだけいらないものを所有していたのか、モノがあることで、たくさんの雑念が自分を苦しめていたことに気づきました。シンプルな生活をすると選択肢も少なくなり、何かに追われることが少なくなったように感じます。
いかがでしたか?
私たちは全てを手放して車で生活することによって、シンプルな生活を手に入れて自然と自分に優しい生活をしています。こうして改めて考えてみると、たくさんの選択肢がある事が幸せだと思っていましたが、選択しなくて良いという幸せもあるということを学びました。たくさんの情報が溢れている生活は便利な反面、時に私たちにストレスを与え、混乱させてしまう原因にもなるという事です。幸せのかたちは人それぞれですが、自分を見つめ直し、自分を満たす時間を作ってあげることが「自分に優しくする方法」なのではないかと思います。我々はバンライフである意味不便な生活を送ることによって、便利な時にはできなかった自分に優しくする方法を見出せたような気がします。今後もバンライフの様子を発信していきます!何か少しでも参考になればうれしいです。