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【片付け】家族の「出しっぱなし」を減らす2つの方法

川崎みさ暮らしの講師

元海上保安官で2児の母、整理収納アドバイザーの川崎みさです。

「家族にも片付けに協力して欲しい」そう思ったことありませんか?出したモノを元の場所に戻さない、色々なモノが出しっぱなしになって散らかっている。そんな場合に試してほしい「出しっぱなし」を減らすための2つの方法をご紹介します。

「出しっぱなし」の主な原因は?

家族が、モノを出しっぱなしにする場合の原因として多いのが「元の場所に戻すのがめんどくさい」という理由です。

「元の場所に戻すのがめんどくさい」場合の対策は?

■収納場所をリビングにする
■使う場所ごとに配置する

よく使うモノは収納場所をリビングにする

収納の基本は「取り出しやすく戻しやすい」です。しかし、モノを出しっぱなしにしてしまう人の多くが「戻すのが面倒でつい出しっぱなしにしてしまう」傾向があります。そこで、毎日使うモノやよく使うモノはリビングに収納場所を用意することで、使った後にサッと戻せる距離にするのです。

使う場所ごとにモノを置く

「片付け」と聞くと、モノを減らすイメージがありますが、実は片付けのために増やした方がいいモノもあります。

例えばハサミ。わが家では、キッチン、リビング、子どものお遊びセット、裁縫道具、段ボールを縛るビニール紐と一緒に、5か所にハサミを置いています。

使う場所ごとに置いておけば、使い終わった後にも最短距離で元の場所に戻せるので、出しっぱなし防止になります。他にもわが家では黒のボールペンやハンコなど、使う場所ごとに置くようになってから「出しっぱなし」と「迷子」が激減しました。

「原因」が分かれば「対策」が取れる

家族が片付けに協力的でないと、「わたしばっかり片付けている」とイライラしたり、「片付けて!」と何度も怒ってしまったりと辛い状況が続きますよね。

しかし、「出しっぱなし」はちょっとの工夫で減らせます。「家族がモノを出しっぱなしにして困っている」という方は、よく使うモノはリビングに収納場所を作る、使う場所ごとにモノを配置し最短ルートで元の場所に戻す動線をつくる。の、2つを試してみてください。

最後までご一読くださりありがとうございます。
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暮らしの講師

元海上保安官で2児のママ。大型巡視船で働いていた経験を活かし、限られた環境と予算でも暮らしを楽しむ工夫を発信中。「お金はないけど知恵はある」海保マインドと「海保式やりくり」で、暮らしの「ちょっと困った」を解決するライフハックをお届けします。産後1カ月のときに西日本豪雨で被災した経験から、防災・減災講座も開催。船舶料理士、整理収納アドバイザー1級、広島防災Jプログラムトレーナーなどの資格を保有。テレビ、新聞、雑誌、NHKラジオなどメディア出演多数。1985年生まれで広島県在住。趣味は古着屋めぐりとマンガを読むことです。

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