Yahoo!ニュース

【後楽園駅】喫茶店で見かける”あるモノ”が並ぶお店で、正統派の絶品中華そばを啜る。

かずまのラーメン探訪記ラーメン愛好家/ラーメンインスタグラマー

ラーメン好きの皆さんこんにちは!
”サイフォン”を使って作るもの=コーヒーを思い浮かべる方が多いと思います。

ところが常識は疑わなければいけないものです。
サイフォンを使って”出汁”を取る。
そんな珍しい演出を見せてくれて正統派の美味さも併せ持つお店を紹介します。

《今日のお店》
今回紹介するのは”本枯中華そば 魚雷”です。
看板代わりの魚雷の模型のインパクトがすごいお店です。

ただ、その看板と同じく代名詞となっているのが、サイフォンです。
こだわりの喫茶店でコーヒーをいれるときに使っている”アレ”です。
それを使ってどんなラーメンができるのか紹介したいと思います。

堂々たる”魚雷”の看板が目をひきます。
堂々たる”魚雷”の看板が目をひきます。

《店内・接客》
券売機で食券を購入すると丁寧な接客に迎えられます。
トッピングも席についてから選べますが事前に考えておくとスムーズですね。
10年以上続くお店ですので少し年季は感じますが手入れは行き届いています。

このお店の代名詞とも言えるサイフォン仕上げのスープです。
このお店の代名詞とも言えるサイフォン仕上げのスープです。

《メニュー》
看板メニューの本枯中華そばを筆頭に、つけ麺や王様中華そばなどがあります。
今回は稲庭中華そばという気になる響きのメニューをチョイスしました。

店名に負けない個性的なメニューの数々です。文字のフォントが少し懐かしい印象ですね。
店名に負けない個性的なメニューの数々です。文字のフォントが少し懐かしい印象ですね。

事前に決められるようにトッピングのメニューも載せておきます。
事前に決められるようにトッピングのメニューも載せておきます。

《ビジュアル》
カウンター席に座ると目の前にサイフォンがあります。
スープに鰹節の香りをつけて仕上げており視覚でも楽しめるポイントです。
丼中央のエスプーマも楽しい演出ですね。

具材は別皿での提供になります。
具材は別皿での提供になります。

《スープ》
鰹節の風味を、サイフォンで余すとこなく引き出しています。
しっかりと鰹節の輪郭を感じさせつつ醤油とも調和する和風の仕上がりです。

《麺》
秋田県の稲庭うどんの生産者”佐藤養悦本舗”さんから取り寄せているという麺です。
しなやか食感に仕上げる茹で加減と滑らかな舌触りと喉越しがたまりません。
麺とスープだけで美味しすぎて具を入れるのを終盤まで忘れてしまいました。

持ち上げるとピンと伸びて美しい麺。滑らかでコシのある秀逸な麺です。
持ち上げるとピンと伸びて美しい麺。滑らかでコシのある秀逸な麺です。

《具》
注文時に3種類の具材を選べるユニークなシステムです。
今回は、季節限定のかぶ、鶏チャーシュー、エリンギメンマを選択しました。
ちなみにネギは必ずついてきます。

ほぼほぼ麺とスープのかけスタイルで食べてしまい、箸休めになっていました。
しかし、蕪の漬かり具合やエリンギメンマの味づくりなどこだわりが感じられます。
11種類から選べる中でどれを取っても外れがないと期待できますね。

《まとめ》
魚雷という力強い店名からの、力強くも日本人好みのお出汁の味作りがされています。
そしてそれを支える絶品の麺もまた魅力的です。
アクセスもよい立地ですのでなにかの折にぜひ足を運んでみてください。

魚雷のように力強い鰹出汁でほっこりする体験をあなたもぜひ。
魚雷のように力強い鰹出汁でほっこりする体験をあなたもぜひ。

《店名》
本枯中華そば 魚雷(ほんかれちゅうかそば ぎょらい)
《本日の注文》
稲庭中華そば 900円
《住所》
東京都文京区小石川1-8-6 アルシオン文京小石川102(お店の地図
《アクセス》
都営三田線・都営大江戸線『春日駅』から徒歩約2分
《営業時間・定休日》
11:00~15:00(L.O.14:50)
18:00~23:00(L.O.22:45)
※時短要請前の営業時間につき変更の可能性があります
定休日:水曜日

《お店の情報》
食べログ
お店の公式HP

もっと詳しくはInstagramにて

訪問日:2022年3月12日
訪問日時点の情報になります。
お店によっては臨時休業などもあります。
最新の情報はSNSやナビサイトにてご確認ください。

ラーメン愛好家/ラーメンインスタグラマー

首都圏をメインにラーメンを年間500~600杯食べ歩くアラサーのサラリーマンです。普段はInstagramをメインにラーメンを紹介しています。より多くの方にラーメンの楽しさを知ってもらえるようなお店やまだ知られていない新しいお店を中心に紹介していこうと思います。行ってみようと思えるお店があったらぜひ足を運んでみてください。

かずまのラーメン探訪記の最近の記事