経堂のすずらん通り商店街を歩いていると、賑やかに飾られたショーケースが目を引くお店、ERZ(エルツ)があります。可愛らしいけれど日本では馴染みのない雰囲気のショーケースを眺めていると、ドイツ、木工玩具といったキーワードが気になります。

いったいどんなお店なのか、訪れてみました！

店内は木や暖色系のライトで温もりを感じます。

並べられているのはどこかヨーロッパを感じる外国風の雑貨やおもちゃなんですが、ショーケースにあった看板の通り、こちらのお店はドイツの木工玩具をメインに現地の工芸品を扱っているのだそう。

店内BGMには現地の音楽が流れ、まさにドイツに行ったような気分になりました。

店主の方にお話を聞くことができました。

一般にはクリスマスのオーナメントで有名な、ドイツ・エルツ山地の木工おもちゃを扱うお店で、クリスマス関連の商品に限らずコレクターの方やドイツにゆかりのある人向けに親しんでもらえる商品を現地から仕入れて並べているそう。

エルツ山地の工芸品でも、古くに作られたものと現在のものを合わせて並べることで、過去と現在の違いを味わえるようにしているそうです。

木工の工芸品以外には、冬が長いドイツで窓に飾り雪景色を重ね合わせて楽しむレースや南ドイツで作られているすず製の飾りも扱っていました。綺麗です。

一歩お店の中に入るだけで、ドイツを旅行しているかのような素敵な時間を過ごすことができました。

クリスマスのオーナメントが有名な工芸品ということもあって、お店は12月を中心に1年のなかでも一定期間のみ開いているとのこと。

ぜひ、時間を合わせて訪れてみてはいかがでしょうか？ドイツ工芸品に囲まれた、温かなひとときを過ごすことができるかもしれません。