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【福岡市】肌寒くなると食べたくなる博多のソウルフード「めんちゃんこ」は鍋?ラーメン?

KENJI BABA編集者/コンテンツディレクター(福岡市)

季節も秋になり、肌寒くなってくると食べたくなる「めんちゃんこ」。「博多めんちゃんこ亭」は福岡市内を中心に7店舗を展開しているローカルチェーンです。ちなみに「博多めんちゃんこ亭」の創業者と長崎ちゃんぽんで有名な大手外食チェーン「リンガーハット」の創業者は兄弟だというのは雑学的に地元の方々には知られています。今回は天神店に行ってきました。

「めんちゃんこ」とは?

「めんちゃんこ」は鍋なのか?ラーメンなのか?お店の見解としては、博多発祥「鍋焼きラーメン」のお店だそうです。約三十数年前、店主と親交の深かった五十三代横綱「琴桜」の稽古場でご馳走になった「ちゃんこ」の味に感動し「この美味しさをもっと広めたい」と誕生したのが「麺」を「ちゃんこ」のスープで丁寧に煮込んだ「めんちゃんこ」。特製の鉄鍋で熱々のまま提供されるのも「本当に美味しいものをきちんと伝えたい」という店主の想いなのだそうです。

「チゲ味噌めんちゃんこ」を注文しました!

最近はどんぶりにもやしが山のように載ったラーメンが若者に人気だったりしますが「めんちゃんこ」は昔から鉄鍋いっぱいにキャベツともやしを投入します。野菜が多いのはうれしいですね。

キッチンで1人前の鍋を作ってもらっている感じでしょうか。唐辛子の量は好みで調整できます。

熱々のグラグラです。これは身体が温まりそうです。

「チゲ味噌めんちゃんこ(税込924円)」。特製チゲ味噌で辛さも選べることから、女性に人気の一品です。寒い時は辛い料理を食べて汗をかくのがクセになりますね。

めんちゃんこを食べる時は、そのまま鍋から食べると熱いので、取り皿に一度移してから食べます。

こちらが基本のメニューとなる「元祖めんちゃんこ(税込836円)」です。写真は餅ぬきなので税込770円です。小盛、大盛、こんにゃく麺と好みでカスタマイズができます。他には「もつ鍋めんちゃんこ」、「カレーめんちゃんこ」、「味噌めんちゃんこ」などがあります。

サイドメニューも充実!

居酒屋メニューも充実している「博多めんちゃんこ亭」。あごだしとハモだしのダブルだしが美味しい「おでん(1個・税込132円)」や、からあげ、ぎょうざなど多くのメニューがあるので昼飲み、夜飲みどちらでもいけちゃいます。シメにはめんちゃんこで決まりですね。

天神店は福岡市の中心部にあるのでいつもお客さんでいっぱいですが、仕事帰りにふらっと立ち寄れるのが魅力です。凍えた身体も温めてくれますよ。

博多めんちゃんこ亭 天神店
住所:福岡市中央区天神2-3-10-1F(A)
電話:092-406-5659
営業時間:11:00〜翌3:00(OS翌2:30)月〜木、日、祝日
     11:00〜翌5:00(OS翌4:30)金、土、祝日前
定休日:なし
※2023年10月31日時点での情報です。

編集者/コンテンツディレクター(福岡市)

東京、大阪、福岡を中心に街ネタ、おでかけ、グルメ、イベント情報等を編集、取材・ ライティングするコンテンツ制作会社のディレクターです。1995年より「九州じゃらん」「九州ウォーカー」「Yahoo!ライフマガジン」等、立ち上げから制作に携わってきました。「エールスポーツ福岡」編集長も。福岡市のグルメ、スポット等、街ネタを中心にお届けします。

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