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「タッチ ザ ダイナソー 恐竜アドベンチャー展」開催!その見所は【福岡】

権丈俊宏温泉研究家・一級建築士

「タッチ ザ ダイナソー 恐竜アドベンチャー展」と「見て!触って!カブト・クワガタの森」が、福岡PayPayドーム横にある「BOSS E・ZO FUKUOKA」(福岡県福岡市)にて、2022年7月9日から開催中期間は9月11日までです。

福岡在住の筆者が、これらのイベントを早速体験してきました。今回は前編として、「タッチ ザ ダイナソー 恐竜アドベンチャー展」の見所をご紹介。現地でのイメージをつかみやすいよう、会場の順路に沿ってご案内しますね!

展示エリアはどんな感じ?

6階にある「恐竜アドベンチャー展」入口
6階にある「恐竜アドベンチャー展」入口

「タッチ ザ ダイナソー 恐竜アドベンチャー展」(※以下、恐竜アドベンチャー展と略します)は、恐竜が生きていた時代を冒険したかのような体験ができるイベントです。

期間は2022年7月9日~9月11日まで。大まかに言うと、会場は展示エリアと迷路エリアの2つの大きなエリアに分かれています。

入ってすぐにある記念撮影スポット
入ってすぐにある記念撮影スポット

入口を入ると、いきなり肉食恐竜のオブジェが! どうやらここは記念写真スポットらしく、思い思いのポーズで撮影してみると楽しいですよ!

青エリアの「恐竜時代の水辺」
青エリアの「恐竜時代の水辺」

展示エリアは数え方にもよりますが、恐竜や生き物の種類に応じて4つに分かれています。壁の色が青・緑・赤・黄色と区別されているので分かりやすいです。まず順路順で一番最初にあるのが、青エリアの「恐竜時代の水辺」。ここでは、水辺にいた恐竜や巨大ウミガメが紹介されています。

本物の化石に触ってみよう
本物の化石に触ってみよう

恐竜アドベンチャー展の大きな特徴は、エリアにかかわらず実物の化石に直接触れることができる点。恐竜の展示会というと、ガラスケースに入っていたりして厳重に管理されることが多いですが、実際に本物の化石に触れられるのは貴重な体験といえるでしょう。
※中には触ってはいけない化石もあります。「タッチOK!」と表示された化石のみ触れます。

緑エリアにある「草食系恐竜」
緑エリアにある「草食系恐竜」

続いては、緑エリアにある「植物食恐竜」。トリケラトプスやアパトサウルスなどの恐竜が紹介され、中にはレプリカながらも実物大の頭蓋骨や脚の骨などが展示されています。

赤エリアにある「肉食系恐竜」
赤エリアにある「肉食系恐竜」

続いて赤エリアは、恐竜の代名詞の様な巨大かつ狂暴な生き物たちが集まる「肉食恐竜」。恐竜アドベンチャー展でも、とりわけ見所満載のエリアです。

世界唯一!格闘恐竜の化石
世界唯一!格闘恐竜の化石

中でも、恐竜ファンなら是非観てほしいのが「格闘恐竜の化石」。ヴェロキラプトル(肉食系ハンター:写真右)とプロトケラトプス(小型の角竜類:写真左)が格闘した様子の化石。突然の砂嵐で生き埋めになって化石となったと推測され、世界でもただ一つの化石と言われています。
※格闘恐竜の化石は触れられません。

ティラノサウルスの等身大レプリカ
ティラノサウルスの等身大レプリカ

またこのエリアでは、肉食恐竜の代名詞ともいえるティラノサウルスも見逃せません。レプリカですが、等身大のティラノサウルスの化石が展示されており、実際に観てみると、その迫力に圧倒されます!

ティラノサウルスの大腿骨の化石
ティラノサウルスの大腿骨の化石

また、部分的ながらもティラノサウルスの実物化石も展示されています。上写真は大腿骨の化石。タッチOKで実際に触ってみると、その巨大さ・頑丈さがよく伝わってきます。

黄色エリアの「恐竜から鳥へ」
黄色エリアの「恐竜から鳥へ」

続いては、黄色エリア。恐竜時代の末期、恐竜から鳥へ進化する様子が紹介されています。

化石発掘広場
化石発掘広場

また黄色エリアには、「化石の発掘体験」という一風変わったスペースがあります。ここでは実際の発掘でも使われる刷毛(ハケ)を使って、化石発掘の疑似体験ができます。

発掘用の刷毛
発掘用の刷毛

化石発掘の疑似体験してみよう!
化石発掘の疑似体験してみよう!

化石発掘広場は、柔らかい砂の中に化石のレプリカが埋まっているので、誰でも簡単に体験可能。これは小さなお子さんに喜ばれそうですね!

塗り絵コーナー
塗り絵コーナー

黄色の壁のエリアを出ると、塗り絵コーナーが! 様々な種類の恐竜の用紙を選べ、色鉛筆も置いてあります。こちらも小さなお子さんに喜ばれそうです!

恐竜探検迷路とは?

迷路入口
迷路入口

展示エリアを出ると、最後は迷路になります。その名は「恐竜探検迷路(ダイナソー アイランド ベース キャンプ)」。入口をくぐると、テレビ画面に出てくる謎の探検家から、ある命題を言い渡されます。その命題とは、“迷子になったトリケラトプスの子供を探す”、ことです。

巨大恐竜がひしめく迷路
巨大恐竜がひしめく迷路

迷路の中は薄暗く、細い道が延々と続きます。道沿いには巨大恐竜が点在。これらはロボットですので実際に動き、うめいたりします。筆者も注意深くトリケラトプスの子供を探してみました。

トリケラトプスの子供を見つけました!
トリケラトプスの子供を見つけました!

すると、隅っこにトリケラトプスの子供を発見! ネタバレになるのでどこに居るのかは言えませんが、現地へ来たらぜひトリケラトプスの子供を探してみて下さいね!

お土産コーナー
お土産コーナー

迷路を出ると、お土産コーナーに。ここが恐竜アドベンチャー展の出口です。恐竜グッズやお菓子などが販売されています。

最後になりますが、「見て!触って!カブト・クワガタの森」につきましては別記事にて詳細にご紹介しております。本記事の巻末にある関連記事内にリンクしていますので、ご興味ある方は是非ご覧になってください。

「タッチ ザ ダイナソー 恐竜アドベンチャー展」
開催期間:2022年7月9日~2022年9月11日
住所:福岡県中央区地行浜2-2-6(BOSS E・ZO FUKUOKA 6階)
電話番号:092-844-1189(福岡ソフトバンクホークス株式会社)
アクセス:
【電車】福岡市地下鉄 唐人町駅から徒歩約15分(約1km)
【バス】JR博多駅から西鉄バス乗車。九州医療センターバス停で下車。徒歩約4分(約300m)
【車】福岡都市高速道路 百道ランプもしくは西公園ランプから約5分
※福岡PayPayドームに有料駐車場がありますが、野球・コンサート開催日は満車が予想されるため、入庫できない可能性あり
入場料:大人(高校生以上)1,600円、子ども(小学生以上)900円、幼児(3歳~未就学児)500円、いずれも税込
※別に「カブト・クワガタの森」とのセット券も有り
開催時間:日によって異なる。最新情報は公式サイトなどでご確認ください。
公式サイト:タッチ ザ ダイナソー 恐竜アドベンチャー展

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温泉研究家・一級建築士

専門分野は「温泉」。本業は建築士。四半世紀以上に渡り全国の温泉地や建築遺産を巡り、写真を撮り続けています。記事では温泉だけでなく、旬の観光や旅行情報もお届けします。温泉マイスター、サウナ・スパ健康アドバイザー、ソニー・イメージング・プロ・サポート会員

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