Yahoo!ニュース

秋の野山を歩いて珍しいきのこマンネンタケを探してみよう

健啖隊ブラックバスを釣って食う の草分け系YouTuber

マンネンタケはマンネンタケ科に属するきのこです。

大きなサルノコシカケに柄が付いたような形をしています。

生えた直後の幼い時は柔らかいのですが、成長すると全体が木質化して木材のように固くなります。

固くなるといつまでも腐らずに形を留めることから万年茸(マンネンタケ)の名前が付いたと言われています。

古い切り株に生えたマンネンタケ
古い切り株に生えたマンネンタケ

やや珍しいきのこで夏から晩秋にかけて森林の枯れた木の根元や古い切り株にヒッソリと生えます。

古き木の切り株に生えたマンネンタケ
古き木の切り株に生えたマンネンタケ

傘の表面は茶色や黄色をしており滑りなどは無く乾燥しているのですが、まるでニスを塗ったような光沢があります。

マンネンタケの傘の表面(乾燥しているがニスを塗ったような光沢が有る)
マンネンタケの傘の表面(乾燥しているがニスを塗ったような光沢が有る)

傘に裏側は普通のきのこに有るようなヒダは無く微細な穴で構成されています。

この裏面には光沢はありませんが乾燥していてまるでツヤのない板の表面のようです。

マンネンタケの傘の裏面(ヒダは無く平坦な硬い木質)
マンネンタケの傘の裏面(ヒダは無く平坦な硬い木質)

柄は濃い茶色で全体が硬い木質で乾燥していてニスを塗ったような光沢があります。

きのこ全体を見ると、まるで精巧な木工細工のようです。

木で作ったオブジェのようなきのこマンネンタケ
木で作ったオブジェのようなきのこマンネンタケ

マンネンタケは毒はありません。

しかし、木のように硬いので食べることは出来ませんが、きのこ全体を細かく粉砕して健康茶を作って飲用する、と言う方法が数十年前にはやった事があります。

中国ではこのきのこは[霊芝]と呼ばれて健康食品として利用されているようで、日本でもその利用方法にあやかったのだと思います。

今でもネットで霊芝と検索するといろいろな商品が出てくるようです。

その他の利用方法としては乾燥して縁起物の装飾品にするなどがあります。

収穫したマンネンタケは泥などの汚れを落としてから天日で干して完全乾燥させれば常温でそれこそ永久に保存できます。

天日乾燥させると常温で長期保存が出来る
天日乾燥させると常温で長期保存が出来る

マンネンタケの採取から利用方法までを紹介した動画がありますので是非ご覧になってみて下さい。

ブラックバスを釣って食う の草分け系YouTuber

「身近な場所でアウトドア・レジャーを満喫」が健啖隊のメインテーマ。ここでは様々なアウトドアシーンで知っていると役に立つ知識や情報を紹介します。特に魚釣りと釣った魚の調理・山野草・キノコは得意分野です。健啖隊の動画チャンネルでは釣ったブラックバスを料理して食べる動画はギネス級にたくさん公開しています。紹介した料理の数も一般的なソテーやフライから刺身やクサヤ干物まで汎ゆる料理を網羅しています。一度、健啖隊の動画チャンネルをご覧になれば必ずやビックリすると思います。尚、ブラックバスをどう捌けば美味しく食べられるかの要点は健啖隊が実践して見出した方法がウィキペディアでも掲載される程に認知されています。

健啖隊の最近の記事