身近なところで採れる野草を使って作る季節感と野趣あふれる野草のかき揚げ天ぷらの紹介
身近なところで採れる野草を使って作る季節感と野趣あふれる野草のかき揚げ天ぷらを紹介します。
難しいところは一切ありません。
この記事では5種類の野草(よもぎ、ハルジオン、セイタカアワダチソウ、からし菜、ヤブカンゾウ)を使っていますが、使う野草は皆さんがお住まいの地域で簡単に入手出来る物ならどんなものでも良いと思います。
作り方は普通のかき揚げ天ぷらを作る時と同じです。
野草だけで作っても、野草以外の材料を混ぜても(例えば小エビとか)どちらでも良いと思います。
まずは野草を採る時のコツからご紹介
野草や山菜は思ったよりアクが強いものです。
植物から出たアクは皮膚に付くと黒い汚れとして皮膚に付着して、洗っても中々落ちないものです。
そうならないように採取時の手袋装着は必須です。
切り取るためのハサミと採取した物を入れるビニル袋も用意します。
一人分のかき揚げ天ぷらを作るなら採る量は両手に山盛り一杯もあれば充分です。
後で選別することを考えて少し多めに採っておくと良いでしょう。
春の野草を探すなら枯れ草が広がる日当たりの良い明るい草原が狙い目です。
枯れ草の間から野草が芽吹いているはずです。
枯れ草の間にヨモギが芽を出していました。
ヨモギは草餅の材料に使うことで有名ですが天ぷらにしても美味しい野草です。
これはハルジオンの芽です。
ハルジオンはヒメジョオンと並んで通称ビンボウグサ等と呼ばれることもありますが、芽吹きの頃は美味しい野草として天ぷらやお浸しなどで食べる事が出来ます。
こちらはセイタカアワダチソウの芽です。
セイタカアワダチソウは秋に黄色い花を咲かせる外来種で、背丈は2mを超えるほどにも成長し、大群落を形成して空き地や河原などにはびこる厄介な雑草ですが、春の芽吹きの頃の新芽は通好みの野草として天ぷらで美味しく利用できます。
これはセイヨウカラシナの芽です。
セイヨウカラシナの種子はマスタードの原料ですが、春の芽吹きの頃の葉はお浸しなどで美味しく食べる事ができます。
今回はやや向いていない使い方ですが天ぷらネタとして使うことにします。
ヤブカンゾウの芽を見つけました。
ヤブカンゾウは夏にオレンジ色のユリ型の花を咲かせる野草です。
春の芽吹きの頃の葉はクセがなく野草初心者の人でも天ぷらやお浸しで美味しく食べる事ができます。
採った野草を料理しましょう
散歩を兼ねて春の野山を歩き回ってとにかく食べられる野草を採りましょう。
種類や量はさして気にする必要はありません。
但し、植物の中には有毒な物もありますので、種類の判定に自信のない物は採取せずに観察するだけにしましょう。
あら方の汚れが取れたら更に流水で綺麗に洗いましょう。
今回はかき揚げにしますので手で千切ってかき揚げに最適な大きさに揃えます。
包丁などの刃物で切るより手で千切った方が春の野草を使ったかき揚げ感が出て宜しいかと思います。
市販の天ぷら粉で作った衣をつけてかき揚げに揚げましょう。
油の温度はやや高めで短時間で揚げる方がカラッとした美味しい食感で揚がります。
使う油はサラダ油でもごま油でもお好みでOKです。
春の野草を使った季節感溢れるかき揚げ天ぷらで晩酌してみませんか!!
素朴な春の宵が楽しめますよ。
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