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【野草】自然を味わう【ヤナギタデで蓼酢を作ろう】

健啖隊

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蓼酢(たでず)と言うものを知っている方はかなりの食通だと思います。
焼き魚、特に鮎の塩焼きには蓼酢と言われるくらい川魚の塩焼きに合う調味料です。
この蓼酢は初夏の河原や沢筋、水田の畦道などに自生するヤナギタデと言う植物の葉で作ります。

ヤナギタデは水辺などに生えるタデ科の一年草で、いわゆる雑草です。
葉の形がヤナギに似ていることからこの名前が付きました。
葉には独特の強い辛味があります。
生の葉をかじると少し遅れて数秒後に口の中に辛味が広がります。
この辛味を文章で伝えるのは難しいのですが、あえて書けば「辛味大根と唐辛子の辛さを足して2で割った」感じとでも言ったところでしょうか。
辛さは強いですが唐辛子のようにいつまでも口の中に残る辛さではありません。
葉を口から出せば辛さは直ぐになくなります。

蓼酢はこのヤナギタデの葉を酢と共にすり潰しただけの簡単なものです。
すり潰して緑色の液体(ヤナギタデの葉の成分と酢が混じった液体)が蓼酢です。
出来上がった蓼酢は色があせやすいので使う直前に作るのが良いです。

焼き魚の付け汁として使う他に、焼いた鶏肉や豚肉に掛けてもサッパリした味わいでなかなかイケます。
ヤナギタデの葉や蓼酢は市販されることはまず無いので自分で採取して作るしか無いレアな調味料です。
初夏から夏の終わり頃までなら蓼酢が作れる葉を付けたヤナギタデを見つけることが出来ます。
ヤナギタデを見つけたら季節感あふれる蓼酢を作ってみるのも楽しいものです。

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