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河川敷に生えているセイヨウカラシナの種子でマスタードを作ってみた【自分で作れば美味しさ倍増!!】

健啖隊

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河川敷などで春に黄色い花を咲かせるいわゆる菜の花には、アブラナ科の植物のセイヨウカラシナとセイヨウアブラナの2種類があるようです。
この2種類は、わりとどこの河川敷でも一般的に見ることが出来る菜の花の代表種です。
今回は河川敷に生えていたセイヨウカラシナの種を使って自家製の粒マスタードを作ってみました。
ちなみに、マスタードが作れるのは種に含まれる成分の違いからセイヨウカラシナの種のみで、セイヨウアブラナの種ではマスタードを作ることは出来ません。
セイヨウカラシナとセイヨウアブラナの見分け方は葉の付け根が茎にどのように付いているかを見れば簡単に識別出来ます。
葉の付け根が茎を取り巻くように付いているのはセイヨウアブラナです。
セイヨウカラシナの葉は茎から細い柄が出るような形で付いています。

花が終わり種が入ったサヤ状の実が熟して枯れる直前に種の入ったサヤを収穫します。
完全に乾燥したサヤはチョット触っただけで弾けて中の種子を周囲に飛ばします。
そのため種子を取り出す時には工夫が必要です。
今回の動画のように2〜3回分の粒マスタードを作る程度の少量なら紙袋に入れて、その中でサヤを手で揉んで種子を取り出せば良いでしょう。
大量に収穫した時は屋外で大きめのレジャーシートの上で踏みつけて中の種子を集めます。
こうして取り出した種子にはサヤの滓などが混じっていますので、これを根気よく取り除きます。
今回のマスタード作りでの一番手間が掛かる作業はこの滓を取り除く作業です。
きれいになった種子は瓶などに入れて保管しておき、使いたい時に必要量を使うようにします。
乾燥した種子はかなりの長期間保存が効きます。

マスタードを作る時は種子が浸る程度の酢を入れて、そのまま室温で暫く放置します。
すると種子が酢を吸って膨らむと共に酢が乾いた状態になりますので、種子が浸る程度に更に酢を少量追加して放置します。
完全に酢を吸った種子は容量にして乾燥時の3割増し程度にまで膨らみます。
この状態で室温で3日ほど放置した後に、この種子をすりつぶします。
つぶす時に塩、砂糖、はちみつ等を加える方法もあるようですが、動画のように何も追加しないでも大丈夫です。
つぶし方も粗くつぶす、細かくつぶす等、好みで良いと思います。
大量に作る時はフードプロセッサーやミルサー等の電動調理器具を使うと良いでしょう。
つぶした直後はエグ味などがありあまり美味しくありませんが、蓋付きの容器に入れて室温で3日ほど放置しておけば、味が馴染んで美味しい粒マスタードの出来上がりです。
酢が大量に入っていますので常温でもそれなりに日持ちしますが、密栓した状態で冷蔵庫に入れて更に数ヶ月寝かせるとより美味しくなるとの情報もあります。
自家製ならではのレシピを試してみるのも楽しいものです。
河川敷でセイヨウカラシナを見つけたら是非試してみては如何でしょうか。

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