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青果店だからこそ、最後まで大事に利用したい! 乾燥野菜や果物、野菜パウダー使用の菓子(札幌市清田区)

吉川雅子

野菜ソムリエ上級プロ&フードツーリズムマイスター(札幌市)

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野菜や果物の卸をしている「上保木青果」。青果店だからこそ、“大切に育てられた野菜や果物は最後まで大事に使いたい”と、試行錯誤の上に完成した規格外の野菜や果物を使ったスイーツを販売しています。その取り組みをご紹介します。

上保木青果

11年前からスーパー等に野菜や果物の卸をしている「上保木青果」。2018年の「北海道胆振東部地震」は札幌でも大きな被害がありましたが、同店も被災し、店舗は今の場所に移りました。

上保木青果の外観
上保木青果の外観

7年前から、「障がい者就労継続支援B型事業所ベジタブル」を運営しています。事業所では、障がいの程度に合わせて、野菜の袋詰めや箱詰め、乾燥野菜の製造、野菜スイーツの製造や袋詰めなどを行っています。

店舗の隣で運営する就労継続支援B型事業所「ベジタブル」
店舗の隣で運営する就労継続支援B型事業所「ベジタブル」

このような紙袋も通所者さんが作っています
このような紙袋も通所者さんが作っています

野菜スイーツの製造・販売!

青果店を経営していて、生産者さんと直接やり取りをしていると相談されるのが「規格外野菜」。それをいい形で利用するために、試行錯誤の末にできたものの一つに乾燥野菜のパウダーがあります。

しかし、パウダーだけでは販路が広がらなかったため、それを菓子に利用することにしました。パウダーは10数種。現在は、クッキーやマドレーヌ、ロールケーキなどを製造しています。

ほんのり素材の風味が感じられるクッキー
ほんのり素材の風味が感じられるクッキー

優しい味のマドレーヌ
優しい味のマドレーヌ

札幌産のハチミツを使ったロールケーキ
札幌産のハチミツを使ったロールケーキ

5年かけて「さっぽろHACCP」を取得

製造には、5年かけて「さっぽろHACCP」を取得しました。

HACCP(ハサップ)は、アメリカ航空宇宙局(NASA)で宇宙食を製造する際に、その安全性を確実にするために考案された衛生管理手法です。

さっぽろHACCP」とは、食品関係営業者によるHACCP導入を支援するための札幌市独自の認証制度で、ホテルやレストラン等の飲食店およびパン屋、コンビニエンスストア等の店頭販売店が対象です。認証には、運用団体である「衛生管理ネットワーク協議会」や札幌市保健所などが点検・審査などを行っています。

見事厳しい審査を通り、日々スタッフみんなで仕事に励んでいます。

私も今、まさしく、紅茶とともにおいしいマドレーヌとクッキーをいただいています。

米粉のマドレーヌと、パープルスイートという紫色のサツマイモを練り込んだクッキー
米粉のマドレーヌと、パープルスイートという紫色のサツマイモを練り込んだクッキー

こちらの商品は、実店舗のほか、「清田区役所売店」「ホーマック西岡店」、地下鉄大通駅コンコースにある「元気ショップ」で販売されています。

ぜひ、お見掛けしたら、手に取ってみてくださいね。

<上保木青果(Vegetable Shop KAMIHOKI)>

*場所:札幌市清田区里塚2条6丁目1‐3里塚ノースヴィレッジ1階

*TEL:011-557-0369

*営業時間:10:00~16:00

*定休日:土・日曜、祝祭日

*公式インスタグラムはこちらです。

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