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雪の多い札幌ですが、福寿草や雪割草が開花している「百合が原緑のセンター」で春を先取り!(札幌市北区)

吉川雅子野菜ソムリエ上級プロ&フードツーリズムマイスター(札幌市)

1月25日~2月13日、北区の「百合が原公園」内にある「百合が原緑のセンター」において、「福寿草と雪割草展~春を告げる雪国の妖精たち~」が開催されています。可愛いお花たちを見て癒されてきました~!

今年の札幌の雪はとても多いですが!

北区にある「百合が原公園」は、今はそのほとんどが雪に覆われており、冬季営業中です。

お花を見に来る人以外にも、その雪を求めて、歩くスキーを楽しむ人たちが訪れています。

コースが整備されています
コースが整備されています

コース図
コース図

ここでは、春が近くに来ています

屋内にある「百合が原緑のセンター」では、時期に合わせていろいろな展示がされています。

2月13日までは、「福寿草と雪割草展~春を告げる雪国の妖精たち~」が開催されています。

北国では、雪が溶けて黄色い福寿草が咲くと、「あー、冬が終わった!」と感じる人も多いと思います。春は、なぜか黄色の花が多いとか。

福寿草とは! せっかくチラシがあったのでこちらを見てください!

可愛い!
可愛い!

福寿草は鉢で大切に育てられたもの
福寿草は鉢で大切に育てられたもの

もうひとつの春を告げるお花!

雪割草」も春先に咲くお花です。正式な和名は、「ミスミソウ」とか「オオミスミソウ」といいます。分布は、ヨーロッパからカシミール地方、ロシア、中国、朝鮮半島、北米、そして、日本です。

冬の間、雪に閉ざされた里山でじっくりと春を待ち、やがて気温が上がり、暖かい日差しを浴びるようになると、雪解けを待ちきれずに、そっと蕾をのぞかせるそうです。

雪解けとともに咲き上がってくることから、昔から、この可憐な花は「ユキワリソウ」と呼ばれ親しまれてきました。今ではその呼び名もすっかり定着。

ユキワリソウの花は、白や、赤、ピンク、紫色などさまざまな花色があり、咲き方も多種多様。この花色と咲き方の組み合わせからなる膨大なバリエーションが、ほかに勝る花がないといわれています。また、小ぶりで可憐な姿も魅力的ですね。さらに、栽培が比較的容易なところも魅力です。

百合が原公園ガーデンショップ」では、福寿草と雪割草の苗も販売されています。

小さな芽! 可愛い!
小さな芽! 可愛い!

何色が咲くかはお楽しみ!
何色が咲くかはお楽しみ!

栽培のポイントはスタッフにお尋ねくださいね。

店内にはシクラメンやツバキ、多肉植物も販売されています。

我が家に連れてきた多肉ちゃん!
我が家に連れてきた多肉ちゃん!

三密を避けて、ちょっと春を先取りをしてきませんか?

<百合が原緑のセンター>

*住所:札幌市北区百合が原公園210番地

*TEL:011-772-3511

*開館時間:8:45~17:15

*休館日:毎週月曜日(月曜祝日の場合は翌平日)

*観覧料:高校生以上130円(中学生以下、65歳以上、障がいのある方は証明書等展示で無)

*詳細はこちらをご覧ください

野菜ソムリエ上級プロ&フードツーリズムマイスター(札幌市)

札幌市在住。「野菜ソムリエ上級プロ」。ほかにも生産者のブランディングをする「青果物ブランディングマイスター」、地域の食をツーリズムに生かす「フードツーリズムマイスター」などの資格を有する。「簡単におうちで野菜たっぷりな料理をしよう!」をモットーに料理教室やワークショップなど食に関する話題提供や、野菜や果物を使った商品開発やメニュー開発、アグリツーリズム企画なども行っている。また、原田知世・大泉洋主演の映画『しあわせのパン』では、フードスタイリストとして映画作りに参加。著書:『北海道チーズ工房めぐり』『野菜ソムリエがおすすめする野菜のおいしいお店』など。

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