まだ美しいユリを見ることができますよ! 遅咲きのユリが咲く「百合が原公園」(札幌市北区)
札幌市民の憩いの公園「百合が原公園」。1983年に開園した敷地面積約25.4ヘクタールの総合公園です。約5ヘクタールに及ぶ敷地に、6月上旬~8月下旬にかけて約100種類の世界のユリを見ることができます。まだ遅咲きのユリが咲いていましたよ!
お天気がいいと出かけてしまうー
天気が良かったので、ちょっと「百合が原公園」に行ってきました。
ユリを見る前に、園内をお散歩! 夏休みに入ったから子どもたちもたくさんいましたね。
芝生広場の一角には古いサイロがあります。過去にここでは乳牛を育てていたことがありました。牛の餌を入れていたものです。その後、一時は中に階段を付けて展望台にしたこともあります(現在は入れません)。
サイロの下では、5月中旬からは青紫色のムスカリのカーペットが広がります。また来年ね!
遅咲きのユリ鑑賞!
「昭和天皇陛下御在位五十年記念事業」で造成された、約5ヘクタールの星形花壇の「世界の百合広場」には、この公園のシンボルである約100種類のユリが植栽されています。
ユリは、6月上旬から咲く「エゾスカシユリ」や「オトメユリ」に始まり、7月には「タケシマユリ」や「マドンナリリー」、日本の固有種「ササユリ」などが咲きます。
8月に入ると、「カサブランカ」などのオリエンタルハイブリッド系品種が咲き始めます。
「カサブランカ」は、日本に自生するヤマユリやカノコユリなどがヨーロッパへ渡り、それらを交配し作られたユリで、美しく艶のある純白の花弁と甘くて強い芳香が特徴です。リリートレイン駅舎から「世界の庭園」へと向かう園路で見ることができます。
こちらも見ごろを迎えている「シェヘラザード」。
最後にカノコユリの系統が咲き、約3カ月にわたる「世界の百合広場」の花の季節を締めくくります。
管理が行き届いている園内
園内のお花には名前がわかるようにネームが付けられていたり、足元もふかふかして歩いていても気持ちがいい。
スタッフやボランティアさんによる園内管理もすばらしい!
前回行った時は、池の中の清掃をしていました。
このような細やかな管理のもと、きれいなお花たちに出合える「百合が原公園」。子どもたちの夏休み、週末の休日などに、お弁当を持ってゆっくりするのもいいですね。
<百合が原公園>
*住所:札幌市北区百合が原公園210番地
●百合が原公園管理事務所
*TEL:011-772-4722
*営業時間:8:45~17:15
●百合が原緑のセンター
*TEL:011-772-3511
*営業時間:8:45~17:15
*休館日:月曜(月曜が祝日の場合は 次の平日)