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【札幌市北区】店内も店名もゆる~い感じがいいね!手作りおにぎりとお惣菜の「たまごん」

吉川雅子野菜ソムリエ上級プロ&フードツーリズムマイスター(札幌市)

札幌市北区北24条のバスターミナル近くにある「たまごん」。バスの乗り降りの際に、建物から見えるのぼりがとても気になっていました。お昼が近かったので、立ち寄ってみました。その場で握ってくれるおにぎりの大きなこと! 次回は店内で食べてみたいと思いました。

おにぎりののぼりに惹かれて!

たまに北24条からバスで帰宅するのですが、その際に、「おにぎり」と書かれたのぼりがチラチラと目に入っていました。でも、お昼時ではなかったので、入店するまでには至りませんでした。

先日、お昼ちょっと前にお店の前を通ったので、「今でしょ!」と入ってみました。

おにぎりののぼりに誘われたのに、店内に入ると左手にパンツやスニーカー、バッグやらが先に目に飛び込んできました!

年代を問わない商品ラインナップ!
年代を問わない商品ラインナップ!

お店にいたお店のオーナーらしき女性に聞くと、「数年前までは衣料品のお店だった」とのこと。

おにぎりは注文が入ってから握る!

左壁には、洋服やバッグ、さらにその隣にはエコバッグや手袋、アクセサリーなどのファッション雑貨も並んでいます。

可愛いエコバッグがありました!
可愛いエコバッグがありました!

2~3人用の丸テーブルがひとつと、7〜8人掛けのセンターテーブルがあります。

このテーブルで食事を取ることもできます
このテーブルで食事を取ることもできます

入口の奥にはカウンター付きのキッチンがあり、年配の女性が料理をしていました。カウンターの前には既にできている惣菜パックが並んでいます。

焼きそばも野菜の煮物もおいしそうでした!
焼きそばも野菜の煮物もおいしそうでした!

おふくろの味って感じのお惣菜が並んでいます
おふくろの味って感じのお惣菜が並んでいます

おにぎりは注文が入ってから握ってくれます。そして大きい!

おにぎりのほかにも麺類やカレーライスもあります
おにぎりのほかにも麺類やカレーライスもあります

注文が入ってから握るので、バス時間がぎりぎりの方は気を付けて!
注文が入ってから握るので、バス時間がぎりぎりの方は気を付けて!

私が注文したのは、おにぎり(ぶたにぎりとちーずおかか)、大きなメンチカツ、野菜の天ぷらです。

お皿に盛り付けてみました!

おにぎりが本当に大きくて、一人1個で大満足(これは二人でシェアしています)!
おにぎりが本当に大きくて、一人1個で大満足(これは二人でシェアしています)!

店内にはセルフのカプセル式のコーヒーマシン(有料)があり、この日もなじみのお客さんがコーヒーを飲みながらお店の方とおしゃべりをしたり、雑貨を物色していました。

「コミュニティカフェ」をご存知ですか?

コミュニティカフェ」とは、人と人とを結ぶ地域社会の場や居場所の総称で、「長寿社会文化協会(WAC)」が定義しました。

2000年以降に急速に増えたコミュニティカフェですが、その運営はNPO法人や任意団体、個人が主体となっています。空き店舗や空き家、自宅などを利用してさまざまなカフェが出現しました。飲食スペースが設けられ、ドリンクだけのところもありますが、地産地消の食材を利用した飲食を提供するカフェもあります。ほかには展示スペースを設けたり、地域の住民の手作り品を販売したり、イベントやワークショップを行ったりしています。

地域住民が集い、交流し、情報交換することに重きを置いているコミュニティカフェ。まさしく、「たまごん」はコミュニティカフェですね。

それにしても、店名の「たまごん」はどこから付けられたのかな? この間はちょっと聞けませんでした(笑)。

<たまごん>

*住所:札幌市北区北二十三条西4-2-3 プラザハイツ24 1F

*TEL:011-716-6415

*営業時間:8:00~19:00

*定休日:日曜日

野菜ソムリエ上級プロ&フードツーリズムマイスター(札幌市)

札幌市在住。「野菜ソムリエ上級プロ」。ほかにも生産者のブランディングをする「青果物ブランディングマイスター」、地域の食をツーリズムに生かす「フードツーリズムマイスター」などの資格を有する。「簡単におうちで野菜たっぷりな料理をしよう!」をモットーに料理教室やワークショップなど食に関する話題提供や、野菜や果物を使った商品開発やメニュー開発、アグリツーリズム企画なども行っている。また、原田知世・大泉洋主演の映画『しあわせのパン』では、フードスタイリストとして映画作りに参加。著書:『北海道チーズ工房めぐり』『野菜ソムリエがおすすめする野菜のおいしいお店』など。

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