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【札幌市北区】意外に知らない9月10日の「下水道の日」 大切な下水道のことを学びませんか?

吉川雅子野菜ソムリエ上級プロ&フードツーリズムマイスター(札幌市)

国道231号線沿い、北区麻生町にある「札幌市下水道科学館」は、普段見ることのできない下水道の世界や、下水道に関わる仕事について学べる施設です。9月10日の「下水道の日」を前に、9月3・4日は「札幌市下水道科学館フェスタ2022」が開催されます。

9月10日は「下水道の日」って知っていました?

下水道の日」があること自体知らなかった私。前から気になっていた「札幌市下水道科学館」に立ち寄ってみたら、「下水道の日」のポスターを発見!

下水道の日のポスター
下水道の日のポスター

公益社団法人 日本下水道協会」のホームページには、

『「下水道の日」は、1961年(昭和36年)、著しく遅れているわが国の下水道の全国的な普及(当時の普及率: 6 %)を図る必要があることから、 このアピールを全国的に展開するため、当時の下水道を所管していた建設省(現在の国土交通省)、厚生省(現在は環境省に所管変更)と本会の前身団体が協議して「全国下水道促進デー」として始まりました。それから約40年。日本における近代下水道の基である「下水道法(当時は旧下水道法)」が制定された1900年(明治33年)から100年を迎え、その記念行事が行われたことや、 2001年(平成13年)が21世紀のスタートの年にあたること、さらには近年の下水道に対する認識の高まりもあり、より親しみのある名称として「下水道の日」に変更されました。』と、制定された背景や当時のことが説明されています。

そして、9月10日と定められたのは、下水道の大きな役割のひとつ「雨水の排除」を念頭に、台風シーズンである210日を過ぎた220日(立春から数えて)が適当であるとされたことによるそうです。

ちなみに、こちらは札幌市内のマンホールの蓋。

その街を象徴するマンホールの蓋。これは札幌のマンホール
その街を象徴するマンホールの蓋。これは札幌のマンホール

コレクターに人気のマンホールカードもありますよ!

受付のところにあります
受付のところにあります

今だからこそ、下水道のこと知ろう!

国道からちょっと入ったところに「札幌市下水道科学館」があります。

外観
外観

入口の案内板
入口の案内板

実際に、いい年をした大人の私が、この「札幌市下水道科学館」を見学してみて、知らないことだらけでした。

下水道に関わる仕事をしている人がそれぞれの部門で説明しています
下水道に関わる仕事をしている人がそれぞれの部門で説明しています

小学生にもわかるような口調、立体感のある展示、パソコン等を使った動画など、ぎゅっとコンパクトにまとめられて、本当に勉強になりました。

これを見て、改めてきれいに使おうと思いました
これを見て、改めてきれいに使おうと思いました

「札幌市下水道科学館フェスタ2022」が開催されます!

9月3、4日には、新型コロナウイルスの影響で中止されていた「札幌市下水道科学館フェスタ」が3年ぶりに開催されます。

会場は科学館前の広場です
会場は科学館前の広場です

「下水道遊びゾーン」と「下水道学びゾーン」があり、ゲームや縁日、クイズラリーなどが楽しめます。

ただ、この日は、1階と2階にある展示物は利用できません(トイレ、授乳室、自動販売機の利用のみ)ので注意を!

フェスタ当日に行けなくても、ぜひ、科学館で下水道のことを学んでみませんか?

<札幌市下水道科学館>

*住所:札幌市北区麻生町8丁目

*TEL:011-717-0046

*開館時間:9:30~17:00(入館は16:30まで)

*休館日:毎週月曜日(休日に重なったら開館し、翌日閉館)、年末年始等

*入館料:無料

*詳細はこちらをご覧ください。

野菜ソムリエ上級プロ&フードツーリズムマイスター(札幌市)

札幌市在住。「野菜ソムリエ上級プロ」。ほかにも生産者のブランディングをする「青果物ブランディングマイスター」、地域の食をツーリズムに生かす「フードツーリズムマイスター」などの資格を有する。「簡単におうちで野菜たっぷりな料理をしよう!」をモットーに料理教室やワークショップなど食に関する話題提供や、野菜や果物を使った商品開発やメニュー開発、アグリツーリズム企画なども行っている。また、原田知世・大泉洋主演の映画『しあわせのパン』では、フードスタイリストとして映画作りに参加。著書:『北海道チーズ工房めぐり』『野菜ソムリエがおすすめする野菜のおいしいお店』など。

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