【札幌市清田区】「永光農園」の卵を使った「コッコテラス」で、今だからこそ価値のある卵サンドとスイーツ
北海道では、家庭に欠かせない卵が、今、品薄になっています。その原因は、道内で相次ぐ鳥インフルエンザの確認です。平飼いで養鶏を行っている「永光農園」に併設された、同園の卵を使った美味しいスイーツがいろいろ揃っている「コッコテラス」に行ってきました。
鳥インフルエンザの影響で卵が品薄に!
家庭の食卓に欠かせない卵が、店頭から消えたというニュースが連日報道されています。原因は、道内で相次ぐ鳥インフルエンザ。千歳市の養鶏場では、致死率の高い高病原性とみられる鳥インフルエンザが検出。殺処分された鶏の数は、道内全体で採卵用の鶏のおよそ2割にあたるとか。
報道によると、鳥インフルエンザの発生が全国で相次ぐ一方、観光の回復で需要が上がっているため、卵の供給不足は1年以上続く見通しだということです。
「永光農園」の卵
「永光農園」では鶏を地面に放して飼う「平飼い」という方法を取っています。一般的な「ケージ飼い」と違って、よく運動するから、産まれる卵は生命力にあふれています。
同園では、北海道産にこだわった非遺伝子組み換えの飼料を使っています。そのため、白身がプルプルと弾力があり、黄身はうま味と甘みがたっぷりです。
コッコテラスでは卵のほかスイーツを販売!
「永光農園」の卵の加工品の販売と、パンケーキなどのイートインコーナーがある「コッコテラス」。
「コッコテラス」といえばシフォンケーキが有名。シフォンケーキはバニラや紅茶、かぼちゃ、マーブルなど種類が豊富。
今年もさくらシフォンケーキの季節がやってきました。シフォン生地にさくらの葉を刻んだものを混ぜ込んでいます。食べると、さくらのいい香りが口いっぱいに広がります。
ホールタイプにはさくらの花びらもあしらわれて、断面はほんのりさくら色で可愛いです。
ほかに私が買ったのは、今の時期だからこそ食べる価値がとてもあるような気がした「たまごサンド」です。
同園の平飼い卵のゆで卵を使用するだけではなく、自社のマヨネーズも使っています(店内で販売されています)。
ゴロゴロ入った卵の白身の存在感、キュウリのシャキシャキ感にちょっと辛子のピリッとした刺激、ハムと卵の相性も美味。
サンドイッチは、新しく、「フルーツサンド」も始まりました!
「コッコテラス」の強みは、自社農園の卵があり、それを使っていろいろなデザートに使うカスタードクリームも作っています。
このフルーツサンドはコッコテラスらしく、カスタードクリームと生クリームの二層のクリームが使われています。その生クリームの隠し味にはクリームチーズを加えています。コクが出てフルーツにぴったりのクリームになっています。新しいですね!
ほかにもエッグタルトやパンケーキ、ソフトクリーム種類が本当に豊富です。
私はちょっと小腹も空いていたので、ほかに、「飲むプリン」をオーダーしました。
作り方は、牛乳と平飼い卵、砂糖、バニラビーンズを強火にかけ、卵が固まってしまわないように注意して常にかき混ぜます。80度以上まで強火で加熱したら、今度は氷水につけて、やはりかき混ぜながら冷やします。これで飲むプリンが完成するんだそうです。
ごくごく飲めるプリンです。
今月は「ブリュレカスタードパイ」も新発売になりました。
表面は砂糖を振りかけてバーナーで炙ってバリバリとした食感に仕上げています。ほろ苦いキャラメリゼが、中のカスタードととてもよく合います。
なかなか卵が手に入らないですが、卵を使った美味しいスイーツが食べたくなったら、「コッコテラス」に行きませんか?
<コッコテラス>
*住所:札幌市清田区有明216番地
*TEL:011-886-7204
*営業時間:10:00~17:00(カフェスペースは11:00~17:00LOは16:00)
*定休日:水曜日(祝日の場合は営業)
*詳細はこちらをご覧ください。
*公式フェスブックはこちら。