【札幌市東区】コーヒー大好き!ウイスキーも大好き!久々にアイリッシュコーヒーを飲みに行きました!
7月に3周年を迎える「十四堂珈琲」。地下鉄東豊線「環状通東駅」から徒歩5分くらいの住宅街の中にあってちょっとわかりづらいですが、ちゃんとGoogleさんが誘導してくれました。ある日の夕方、コーヒーでもなく、でもまだ明るいからお酒でもなく、そうだ!アイリッシュコーヒーがあったじゃないということで伺いました。
コロナ禍でのオープン!
2020年7月にオープンした「十四堂珈琲」。新型コロナウイルスの影響もありましたが、無事に3年目を迎えようとしています。
ガラスの引き戸を開けて入ります。店内はカウンター6席と、2人掛けのテーブルが1卓とこじんまりしています。戸と同じく、木製の茶色の棚やカウンターがあり、厳選されたものだけが陳列されているシンプルで機能的な造りになっています。
インスタを見ていると、プロの手も加わっていますが、店内の内装も自分たちで手掛けたそう。
伺ったきっかけはアイリッシュコーヒー
ある晴れた日、ウォーキングに出かけた時間は15時過ぎ。ティータイムでもなくディナータイムでもない。コーヒーを飲もうか、アルコールを飲もうか迷ってしまう時間帯。
ふと、アイリッシュコーヒーが飲みたいーとよぎりました。
確か以前に立ち寄った時にコーヒーカクテルがあったはず!
飲みたかったアイリッシュコーヒーを注文しました。
カウンター越しに見ていると、ガラスのカップを温め、エスプレッソマシーンでコーヒーを丁寧に落とし、コーヒーに砂糖を加え、ウイスキーを加えてから温めたガラスのカップにコーヒー色の液体を入れました。
ちょっとよそ見をしているうちに、小さめのシェイカーをシャカシャカと振っている音がする。もしやと思い「中にはミルクが入っているのですか?」と聞いたら、そうだと言う。
アイリッシュコーヒーを作っているところは今まで見たことがない。上のミルクの層はそうやってできたものをふんわりとのせるのだと初めて知りました。
この話題から少し店主とお話ができました。
どうして珈琲カクテルがあるのか?
店主はコーヒーもウイスキーなどお酒も好きなのだそう。私と同じだ!
初めのお客様から「ここはコーヒー屋さんですよね?」とよく聞かれるそう。最初は、夜に来店される方に希望があれば提供する程度でしたが、いろいろなウイスキーを紹介したいと思って、だんだん種類が増えたというわけなのです。
食器といい、アルコールの中でもウイスキーにこだわるなど、こだわりの店主です。
十四堂カステラとは
アイリッシュコーヒーと一緒に楽しんだものは「十四堂カステラ」という、ジャガイモを主原料としたスイーツ。小麦粉を使わずにジャガイモと卵と砂糖のみでできているのだそう。
地元の野菜でスイーツを作りたいと考えていたところ、自分の祖父が畑でジャガイモを作っていたこともあり、ジャガイモで何か作れないか。
そこで発見したレシピが、ドイツのジャガイモケーキ「カルトッフェルトルテ」だったのです。本場のレシピはかなりしっとりとし、ずっしり重めのケーキのようなのですが、この店は少しアレンジを加えてパウンド型で焼いているんだそうです。
ふんわりとしたやさしい甘さのスイーツです(カクテルにも合います!)。
珈琲店ではありますが、バーに近い利用ができるお店が近所にあることを再確認できました。コーヒーも楽しみたいと思いますが、また、夕暮れに出没しそうな私がいます。
<十四堂珈琲>
*住所:札幌市東区北14条東14丁目5-1
*営業時間:12:00~21:00 金曜日のみ13:00~22:00
*定休日:月曜、第1・3火曜日