北区百合が原にある「百合が原公園」。お花が好きな私は季節ごとに出かける公園のひとつです。出かけた理由は朝早起きをしたので、気持ちのよい季節のうちに散歩したかったこと、秋の花が咲いてきているという情報から。でも、オープン直後は、昼間と違う光景が見られて楽しかった！

百合が原公園

「百合が原公園」は1983年に開園した敷地面積25.4ヘクタールの総合公園です。昭和天皇陛下御在位五十年記念事業で造成された「世界の百合広場」には、約100種類のユリが植栽されています。ほかにもライラックやチューリップなど、多くの種類の植物がテーマを持ったそれぞれの花壇に植栽された、札幌市を代表する"フラワーパーク"です。

と、言っても、9月ですので、ユリはこんな姿になっていました！

オープン直後に行ったのは初めて！

今日は昨日の雨とは違って快晴。秋晴れ。暑かった夏が終わりを告げ、夜には肌寒いくらいに気温が下がるようになりました。

百合が原公園のオープンは、8時45分と早い。

今日は早起きしたので、なんだかお花が咲いている公園を散歩したくなり、オープン同時に入園しました。

行き届いた通路なので、足元がフカフカで気持ちよく散歩ができます。

百合が原公園では、環境に配慮した"やさしい管理”を行っているそうです。

詳細はこちらをご覧ください。手間をかけて、美しい姿を見せてくれています。

お世話をする職員もいるのでしょうけれども、ボランティアさんが活躍しています。

昼間も草取りや池の掃除などをしているのを見たことがありますが、今朝はリリートレインの線路付近のアオイ科の花が咲いているところで、落ちた花を拾っていました。

百合が原公園ではボランティアとの市民協働を進めています。「公園をより良くする活動に参加したい」「花やみどりに関わる活動をしたい」「公園での活動を通して人との交流の輪を広げたい」など、一緒に活動する仲間を募集しています。

今はダリアが美しい季節です

リリートレインからも見える、少し小高いところにある「ダリア園」。

毎年約150種類のダリアを植栽しているんだそうです。見ごろは8月～10月中旬。

ダリア園のほかにも、リリートレイン沿線や世界の庭園でも植栽されています。

ロックガーデンも美しい！

お花も好きですが、個人的には宿根草が広がる起伏のあるロックガーデンも好きです。

近くには池もあります。

宿根シクラメン。我が家にもあったはず。

謎の植物発見！

赤ちゃん連れのお母さんが散歩をしていたり、ランニングをしている人もいます。

私はウォーキング！

歩いていたら、謎の植物を発見！

緑色の中に、赤と青が鮮やかな植物を見つけました。ここには名札が付いていたのでわかったのですが、「ヤマシャクヤク」。瑠璃色が種。赤い実の中にあるんですね。ドキッとしました。

もう一つ、謎の植物。

こちらは名札が付いていなかったので、Googleで調べてみました。

「オオヤマレンゲ」というそうです。モクレン科の白い花が咲く落葉低木。その実だそうで、緑から徐々に赤くなっていく。花の姿からは思いもよらない形をしています。

夏から秋へ！

「オオヤマレンゲ」もそうですが、季節は秋になるのにつれ、植物も花から種へと変わってきています。

こちらは、初夏は紫色の花房が綺麗だったと思います。そうです、「藤」です。秋になると、こんな感じに実が着くというか、ぶら下がります。

公園内の藤の種子を持ち帰ることはできませんが、藤の種子は、煎じて空腹時に服用すると下剤効果があるとか。ネットでは食用にもなると書かれているものもありますね。

松ぼっくりも、緑から茶色に変わっているところですね。

季節ごとに楽しませてもらっている「百合が原公園」。涼しくなったので、お天気の良い日は散歩がてらにお出かけしませんか？

＜百合が原公園＞

＊住所：札幌市北区百合が原公園210番地

＊営業時間：8：45～17：15

＊TEL：百合が原公園管理事務所011-772-4722　百合が原緑のセンター011-772-3511

＊休館日：月曜日（月曜が祝日の場合は 次の平日）