【札幌市豊平区】素材にこだわる「パティスリール・ポワンドール」 足寄産イチゴのケーキも気になる!
カヌレが美味しいと友人に聞いたので「パティスリール・ポワンドール(LePointdor)」に行ってみました。カヌレだけではなく、ケーキや焼き菓子も美味しい。それにはヒミツがあるらしい。そのヒミツとは…!
美味しさのヒミツは!
豊平区平岸に、2019年11月にオープンした「パティスリール・ポワンドール」。
お店のこだわりは、北海道産の食材を使用している点です。
使われている卵はすべて「太田ファーム」から。純国産鶏の「もみじ」が産む卵の「ココットレッド」です。
「太田ファーム」のこだわりは鶏に与えるエサ(食事)。2007年から、地元・江別市のお豆腐屋さんの「おから」や、深川産の「米ぬか」をトウモロコシと一緒に発酵させてつくるオリジナルの「発酵飼料」をつくって与えているんだそうです。
発酵飼料を食べることで鶏の免疫力が上がるほか、餌の消化吸収もよくなり、餌の栄養が体内にしっかりと取り込まれる。そういう鶏から産まれる卵も美味しいという訳です。
また、ケーキには欠かせないイチゴですが、お店では足寄産の「スウィーティー・アマン」を使用しています。
「スウィーティー・アマン」は、信州大学農学部で開発された、新品種の四季成りイチゴの「信大BS8-9」を栽培しています。
これまでの四季成りイチゴの特徴は、果実が小さめで酸味が強いものが多いのですが、この品種は夏期の高温下でも高い糖度を保ち、香りも強く、四季を通じて甘さと酸味、香りのバランスが取れ、一季成りイチゴに劣らない美味しさがあります。その上、切った時に中まで赤く、見た目にも鮮やか。
「スウィーティー·アマン」を約3粒使った「ガトー・フレーズ」。甘みと酸味のバランスがよく、香りも強いイチゴを一年を通して使えるというのも、味が安定していいですね。
カヌレが気になる!
カヌレは小さめですが、はるきらりという小麦の全粒粉、牛乳、焦がしバター、北海道産ハチミツなどを使い、ていねいに作られています。外がパリッとしていて中はもっちりなめらか。外のほろ苦さと中のやわらかい甘さがマッチして美味。もう一個食べたかったと後悔しています。
そして、店頭で、カヌレの手前にあった存在感のある「アンコール」と書かれたお菓子に目が釘付け。「ドゥミセック」というお菓子です。フランス語で「ドゥミ」は「半分」、「セック」は「乾いた、焼いた」という意味で、いわゆる「半生菓子」。
生クリームなどを使ったケーキよりも日持ちがし、常温での持ち運びが可能です。その上、焼き菓子ならではの香ばしさと半生菓子のしっとり感が魅力的です。
食べてみると、しっとりとしたチョコレート生地が食べやすく、洋酒の香りがよい。カヌレのような形状をしていますが、全然異なる大人の焼き菓子です。ワインなどのアルコールと一緒に食べてもいいかも!
お店の中央のテーブルに置かれた焼き菓子もとても美味しそうでした。
美味しいコーヒータイム!
今回は、イチゴを使った「ガトー・フレーズ」とピスタチオのムースがきれいな「デリス・ピスターシュ」は知人へのお土産にし、私は焼き菓子を中心に。
私のオヤツに選択したのは「ティラミス」。
使用しているのは、北海道産マスカルポーネを使用し、クリームのコクと風味が際立っています。コーヒーの香りもしっかりと感じられ、クリームとの一体感もあります。
ほかには今回は焼き菓子をゲットしました。
ハート形が可愛い「パルミエ・セザム」。北海道産の全粒粉を使用したパイ生地に黒ゴマがたっぷり。サクッとした食感で香ばしい。私はビールのつまみでもいいかなと思いました(この時はコーヒーと一緒でしたが)。
ナッツの配置が偶然に顔みたいになっている「ディスク・ノワゼット」。ヘーゼルナッツが使われ、シナモン風味のクッキーです。
小判型の「ダックワース・プラリネ」。外はさっくりと、中はしっとりとした口当たりが軽い独自の食感はダックワーズならではのもので、ナッツのプラリネクリームがサンドされています。
私が店頭に居る時に、焼き菓子をいろいろセレクトしてギフトにしている方がいらっしゃいましたが、そういう使い方もいいですね。
<パティスリール・ポワンドール>
*住所:札幌市豊平区平岸1条9-6-31
*TEL:011-876-0345
*営業時間:11:00~19:00
*定休日:水曜日、不定休あり
*公式ホームページはこちら。
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*公式インスタグラムはこちら。