Yahoo!ニュース

【秦野市】「木造二王立像」は約4年の年月をかけて修復に! 国の登録有形文化財「蓑毛大日堂」へ♪

きなこママ地域ニュースサイト号外NETライター(秦野市・伊勢原市)

国の登録有形文化財として登録されている「蓑毛大日堂」。(ほか3棟含む)
大山の登山口にあり、山岳信仰の拠点として信仰を集めた歴史ある建築物で、1729年(享保14年)に建築されたものだそうです。

「蓑毛大日堂」の最寄りは、「蓑毛バス停」。

バス停から徒歩すぐのところにあります。
こちらの案内を目印に進んでくださいね。

大通りから一歩、中へ。

緑に囲まれた、とても静かなところにあります。

バス停から歩き、「蓑毛大日堂仁王門」の前に着いてみると、ネットがかけられているのに気が付きました。

手前には「工事中」の貼り紙が貼られています。

こちらの「蓑毛大日堂仁王門」には、「木造二王立像」があるのですが、実はこちらの像、先日修理のために搬出されました。
「木造二王立像」は、秦野市指定重要文化財に指定されており、12世紀(平安時代後期)に遡る、関東地方最古の仏像との評価を得ているそうですよ。

修理から戻るのは約4年後!
高さ2m70cmの大きな像を搬出するのは、とても大変だったかと思います。
表面のクリーニング、弛んだ部材の取り外し、朽ちた部分の強化、修理部分の色付けなどを行い、またそれらの記録作業のため、修理期間は全体で4年間を予定しているそうです。

「蓑毛大日堂」周辺の文化財を守るために活動されている「はだの大日堂保存会」の皆さんは、秦野の貴重な文化財として後世に伝えて行くことを目的に活動されています。

たくさんの方々の想いと活動によって守られている貴重な文化財、これからもずっとこの地に在り続けることでしょうね。

約4年間の修復を終えた「木造二王立像」の姿が見られる日が楽しみですね♪

【詳細情報】
蓑毛大日堂
住所:秦野市蓑毛字上川原721番地ほか
公式ホームページ

地域ニュースサイト号外NETライター(秦野市・伊勢原市)

2022年5月より、地域ニュースサイト号外ネット「横浜市旭区・瀬谷区」から「秦野市・伊勢原市」担当に。地域のイベントや、ステキなお店の情報を発信していきます。パン屋さんとカフェ巡りが大好き!レポにも気合が入ります!

きなこママの最近の記事