天理教教会本部を中心とした一帯は、全国の信者さんから献納された約２万本の桜があります。桜の開花時の風景は見事なものです。

特に天理教教会本部の別席場前の３本のしだれ桜は圧巻の美しさ。東北有数の桜の名所、秋田県角館の天理教から献納されたものです。樹齢は６０年から７０年で、高さが約１０mあります。本来、これほど大きくなる品種ではないそうですが、毎年丸太と竹で組んだ支柱を修正して補強し、丹念にお手入れされてこれほどまでに見事な枝ぶりとなりました。

天理教本部のホームページにしだれ桜のライブカメラの映像があり、リアルタイムで別席場前のしだれ桜の開花状況が見れます。おかげで、「よし、今日しだれ桜が見頃やから見に行ってみよ！」とフットワーク軽く出かけられます。

しだにれ桜ライトアップを見に出かけてきました！

駐車場はホームページで案内があった「天理教北２P」を利用しました。

とても広い駐車場を無料で開放していただいてます。

駐車場から８分ほど歩いて到着。

「わぁー！キレイ！」思わず声をあげました。開けた広場に2本の巨大しだれ桜。バックの天理教教会本部の荘厳な建物とのコラボレーション。神々しくも感じられます。

訪れた日（３月３０日）は、しだれ桜はほぼ満開でした。このところ暖かくなったので、桜の開花の進行が急激に進んでいます。

しだれ桜を下から覗いて見ると、、、

侵入防止のために引かれている鎖の中に入らないように、気をつけて覗いてみました。

びっしりある支柱で枝がしっかり支えられていました。もうこれは、アートです。ここまで立派な枝ぶりになったのは、丹精込めてお手入れしてこられたおかげです。

3本のしだれ桜があると案内にありましたが、もう１本は何処へ？

ありました！

教会本部前の燦々とライトアップされているしだれ桜から少し離れた後ろ側に、小ぶり（と言えども立派！）のしだれ桜が控えめに咲いていました。こちらの静かな風情も良いものです。

この日は１９時から１５分間、天理高校弦楽部の夜桜演奏会がありました。

ライトアップされた妖艶な桜の元での優雅な演奏に、訪れた人々は酔いしれていました。

天理教ホームページには、天理さくらウォーク・おやさと桜マップが掲載されています。約２万本の桜がこれから初夏まで長い間楽しませてくれます。気候が良いこの季節、桜マップを見ながら天理の街をお花見ウォーキングしてみてはいかがでしょうか？