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ぽん酢の裏技、牛もも肉の居酒屋風ローストビーフ

筋肉料理人料理ブロガー、料理YouTuber

こんにちは、筋肉料理人です!今日は牛もも肉を使ったローストビーフを、ぽん酢しょう油を使って美味しくする裏技を紹介させて頂きます。ローストビーフは牛の固まり肉で作ります。ロースやヒレなどは高級部位で美味しいですが値段が高い。お安い牛肉ブロックと言えば、やっぱり牛もも肉。牛もも肉にも部位があって内ももは高いので、お安いノーマークの牛もも肉を使いたいです。ですがお安い牛もも肉は仕上がりが固くなりがちなので、下処理でぽん酢しょう油に漬け込むことで柔らかいローストビーフにします。ぽん酢しょう油の酸の効果で肉が柔らかくなり、同時に下味も入って美味しくなります。

特価品の牛もも肉をぽん酢しょう油で柔らかなローストビーフにします。
特価品の牛もも肉をぽん酢しょう油で柔らかなローストビーフにします。

上の画像が今回使った牛もも肉です。肉の厚みが4位、400gの物を使います。スーパーに行くと色々な形にカットしてあると思うので、近いサイズの物を選んで買ってきてください。ローストビーフは肉の中心に赤味が残った状態に仕上げるので、肉の厚みで加熱時間を調節する必要があります。まずは作り方動画をご覧ください。

ぽん酢ローストビーフねぎだく盛り、ビール、焼酎が合う居酒屋風、作り方動画

材料2~3人分

牛もも肉ブロック 400g / 玉ねぎ 1/4個(薄切りして水晒し) / 小ねぎ 7~8本(刻んでおく) / カボスなどの柑橘類 1個 / ぽん酢しょう油  適宜 / おろしにんにく、わさび 適宜 / オリーブオイル 大さじ1

牛もも肉の漬けタレ

ぽん酢しょう油  大さじ3 / おろしにんにく 小さじ1/2 / 黒こしょう   適宜

作り方

1)牛もも肉をポリ袋に入れ、Aを加えて口をとじ、室温で30分から1時間馴染ませます。※牛もも肉は室温に置くことで肉の温度を上げ、熱が通りやすくなるようにします。重要です。

2)漬け込んだ牛もも肉を取り出し、キッチンペーパーで巻いて水気を吸い取ります。フライパンにサラダ油を入れて中火にかけ、熱くなったら、牛もも肉の1面を1分30秒から2分焼きます。1面を焼いたら次の面を焼き、4面に焼き目をつけます。両端は1分づつ焼きます。※今回は1面2分焼いています。

焼き目がついたら火を消し、牛もも肉をフライパン煮れたままフタをします。※フタはぴったりかぶさるものがいいです。30分、余熱で熱を入れます。こうすることで肉の内部に赤味が残ったまま熱が通ります。

30分経ったら取り出してバットに移し、冷蔵庫のチルド室で中心まで冷やします。※こうすることで切った時に肉汁が流れ出さしません。牛もも肉は基本固めで脂が少ないので、薄く切った方が旨味を感じやすくなります。

3)チルド室で冷やした牛もも肉を薄く切ります。刺身包丁を使うと切りやすいです。皿に水けを切った玉ねぎスライスを敷き、上にローストビーフを盛り付けます。小ねぎを山盛り盛り付け、わさびとおろしにんにくを添えます。これにぽん酢しょう油をかけて食べますが、市販のぽん酢しょう油はしょう油が強いので、ぽん酢しょう油大さじ2にかぼす1個分の果汁を混ぜてかけます。

ぽん酢しょう油大さじ2にカボス1個分の果汁を混ぜてかけます。
ぽん酢しょう油大さじ2にカボス1個分の果汁を混ぜてかけます。

ローストビーフで玉ねぎ、小ねぎを巻いて頂きます。
ローストビーフで玉ねぎ、小ねぎを巻いて頂きます。

ぽん酢ローストビーフのねぎだく盛りの完成です!ぽん酢しょう油で下処理したローストビーフは、親推移牛もも肉としてはとても柔らかに仕上がり、ほんのりとした下味が入ってそのまま食べても美味しいです。ぽん酢しょう油の酸味で肉を柔らかくした効果が出ています。ぽん酢しょう油は肉の味を邪魔しないので、食べて違和感は全くありません。薄切りしたローストビーフにお好みでわさびかおろしにんにくをつけ、玉ねぎと小ねぎを巻いて食べます。カボスで薄めたぽん酢の香りがさわやか、噛むと牛肉の旨味が口に広がります。牛たたきも見た目は似ていますが、中は生です。ローストビーフは赤味があっても熱が入っているので旨味の出方が違います。ぽん酢しょう油とフライパンでお手軽に作れるのでお試しください。ビールと焼酎が合うローストビーフです。

料理ブロガー、料理YouTuber

料理ブロガー、調理師、料理研究家。フィットネス全般の愛好家。料理レシピ開発、料理教室、料理イベント、料理の撮影、スタイリングなどを手掛ける。プロフ名の筋肉料理人は、30年以上続けている筋トレを捩ってつけました。目標は70歳でベンチプレス100キロです。

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