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鶏むね肉で鶏ロース、お節にもおすすめ!

筋肉料理人料理ブロガー、料理YouTuber

こんにちは、筋肉料理人です!今日は大晦日、今年はこの連載をご覧いただきまして、ありがとうございました。ここのところ忙しく、記事更新が滞りがちで申し訳ありませんでした。来年はもう少し、マイペースで更新したいと思っております。

今年最後の記事は鶏むね肉で作る鶏ロースです。正月料理の定番に鴨ロースがありますが、それを鶏むね肉で作ります。鴨ロースは鴨のむね肉を料理したもので、鴨は皮の下に分厚い脂肪がついていて、それが旨味になるし、多すぎる脂肪を上手に落とすのが料理のコツになります。鴨と比べると鶏のむね肉は脂肪が少なく、とてもヘルシーです。脂が少ないので加熱するとパサつきやすく、旨味が少ないのが欠点ですが、それは調理法で十分にカバーできます。今日のレシピで作った鶏ロースは柔らかジューシーで、お節に使うのにお勧めの料理になります。下の動画は調味料、盛り付けが若干違いますが、作り方は同じです。参考にご覧ください。

鶏むね肉で鶏ロース、お節にもおすすめ!

材料2~3人分

鶏むね肉 1枚(300~350gのもの) / かいわれ大根 1パック / ミニトマト 2~3個 / / オリーブ油 小さじ1 / 粒マスタード お好みで

A

ぽん酢しょう油、日本酒 各大さじ1 / 鶏がらスープの素、おろしにんにく 各小さじ1/2 / 黒こしょう 適宜

作り方

1)鶏むね肉はフォークで全体を刺して穴だらけにしてポリ袋に入れます。Aを加えて口をとじ、手で揉んで馴染ませ、室温に15~30分置きます。

鶏むね肉にはフォークで穴をあけます。
鶏むね肉にはフォークで穴をあけます。

鶏むね肉をポリ袋に入れ、Aを加えて室温で15~30分置きます。
鶏むね肉をポリ袋に入れ、Aを加えて室温で15~30分置きます。

2)1)の鶏むね肉を耐熱皿にのせてラップを被せ、電子レンジ600wで5分加熱して熱を通します。半分加熱したところで取り出し、上下を返して加熱ムラを防ぎます。※加熱時間の目安は、鶏むね肉100gに対し、電子レンジ600wで1分40秒です。300gで5分になります。耐熱皿に肉汁が出ているので、捨てずにとっておきます。

耐熱皿に漬け汁ごと入れて電子レンジ加熱。途中返して加熱むらを防ぎます。
耐熱皿に漬け汁ごと入れて電子レンジ加熱。途中返して加熱むらを防ぎます。

3)フライパンにオリーブ油を入れて中火にかけ、熱くなったら、2)の鶏むね肉の皮がついている方を下にして入れ、皮目に焼き目をつけます。焼き目がついたら2)の耐熱皿にのせ、耐熱皿の肉汁を絡ませて冷まします。※粗熱が取れたら大丈夫ですが、できれば冷蔵庫に入れて、完全に冷ますと味がより馴染んで美味しくなります。

フライパンで皮目に焼き目をつけます。身の方は焼かなくて大丈夫です。
フライパンで皮目に焼き目をつけます。身の方は焼かなくて大丈夫です。

耐熱皿に残った肉汁に漬けて冷まします。鶏むね肉が漬かりやすいように、皿の片側に布巾を置いて斜めにしています。
耐熱皿に残った肉汁に漬けて冷まします。鶏むね肉が漬かりやすいように、皿の片側に布巾を置いて斜めにしています。

4)冷めたらお好みの厚みに切って皿に盛り、かいわれ大根、ミニトマトを添えます。

冷まして、お好みの厚みに切ります。
冷まして、お好みの厚みに切ります。

耐熱皿に残った肉汁をソース代わりにかけます。
耐熱皿に残った肉汁をソース代わりにかけます。

耐熱皿の肉汁を鶏むね肉にかけたら出来上がり。

かいわれ大根やみょうが、大葉など刻んで添えると合います。
かいわれ大根やみょうが、大葉など刻んで添えると合います。

粒マスタードの他には柚子こしょうやわさびも合います。
粒マスタードの他には柚子こしょうやわさびも合います。

そのまま食べて美味しく、マスタードでぴりっとさせると酒のつまみにもいいです。
そのまま食べて美味しく、マスタードでぴりっとさせると酒のつまみにもいいです。

鶏ロースの完成です! 電子レンジで加熱し、フライパンで焼き目をつけるので、何も下処理しなければ固く、パサついた食感になります。ですが、ぽん酢しょう油、日本酒に漬け込んで下処理することで、加熱しても固くならず柔らかジューシー。下味で旨味も入れるので旨味もしっかりしていて、焼き目の香ばしさもあって、とても美味しいです。鴨の濃い旨味とは全然、違いますが、鶏ロースの方が好みって方は多いと思います。材料は鶏むね肉、調味料はぽん酢しょう油なのでコスパ良く、お手軽に作れます。お節にもお勧めですが、日々の料理にもお勧めです。是非、お試しください。

皆様、良いお年をお迎えください!

料理ブロガー、料理YouTuber

料理ブロガー、調理師、料理研究家。フィットネス全般の愛好家。料理レシピ開発、料理教室、料理イベント、料理の撮影、スタイリングなどを手掛ける。プロフ名の筋肉料理人は、30年以上続けている筋トレを捩ってつけました。目標は70歳でベンチプレス100キロです。

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