今使っているノートパソコンのキーボード、満足していますか？

MacBookをはじめとするノートパソコンのキーボードは出荷時から決まっていて、オプションとして選べるとしても基本的にキー配列の言語のみで選択肢は限られています。

ただ、キーボードはパソコン作業の生産性に与える影響が大きい部分で、こだわりのキーボードを自宅で使っている方はノートパソコンのキーボードに物足りなさを感じる方もいるのではないでしょうか。

そんな「ノートパソコンでも好きなキーボードを使いたい！」といった欲張りを叶えてくれる発明品を新しく作ったので是非使ってみてほしいという連絡をファーイーストガジェットさんにいただき、実物をお送りいただいたので使用感をレポートしていきます。

板ガムサイズの「タイプスティックス」

この「タイプスティックス」という製品は、板ガムを少し広げた程度の大きさでありながら、上手くキーボードの間の隙間にT字型にゴム足を滑り込ませ、その上にキーボードを固定できるという補助的な製品。これをキーボード上の左右に設置し、その上にお好みのキーボードを置くことで、好みのキーボードをノートパソコンで使える環境を作ることができます。

これがタイプスティックスの持ち運び形態。マグネットで2つのパーツを重ねて固定して、コンパクトに持ち運ぶことができます。

引き離すとこのとおり横向き・縦向きのゴム足がついている板ガム状の2つの白いピースに分かれます。

MacBook Airのキーボードに乗せたところ。白い板が無造作に置かれているようにも見えますが、触ってみると構造的に非常に安定感があって驚きます。

ノートパソコン側の奥行きとの相性にもよるものの、フラットなキーボードだけでなく段差のついたキーボードでも利用可能。今回はロジクールのMX Keys Miniを設置してみました。

13インチのMacBook Air（M2モデル）だとMX Keys Miniに対してやや奥行きが足りずトラックパッドにやや被さる形にはなりますが、文章を入力する際の打鍵感やタイピングのスムーズさは内蔵のキーボードと比べると非常に快適になりました。

14インチMacBook Proや16インチMacBook Proでは奥行きの問題は無く、特にトレードオフ無しに利用可能でした。

こだわり派のワガママを叶えてくれる発明品

実際今回の「タイプスティックス」を手に取って使ってみるまでは、ノートパソコンのキーボードに更にキーボードを重ねて作業するといったオーバーな作業スタイルに対しては懐疑的だったというのが正直なところですが、いざこれを試してみるとタイピングが非常に心地よくなり、膝上作業でもデスク作業と変わらない打ち心地が実現できるのは意外とアリだなと感じました。

タイプスティックス自体とても安定感があり、キーボードの上に重ねているとは思えないソリッドな打ち心地。ノートパソコンでも好きなキーボードを使えるというのは思いのほか気持ち良い体験だったので、お気に入りのキーボードがある方は是非試してみてほしい一品だと感じました。

タイプスティックス公式サイト