好きな野菜はたくさんありますが、芽キャベツもそのうちのひとつ。
キャベツをそのまんま小さくしたような可愛らしい見た目ですが、ギュッとかたく締まったその実には、女性に嬉しい栄養価が豊富だとか！
そろそろ旬も終わりかけ、手に入れやすい時期に急足で食べたくなります。

今回は、冷凍庫に常備している「自家製冷凍きのこミックス」と一緒にささっとパスタに。

自家製冷凍きのこミックスとは！

テレビなどでも、栄養士の先生方が冷凍きのこを勧めているのをよく見るようになりましたので、もう作られている方も多いと思います。
きのこを加熱せずに生のまま冷凍することで、旨味が増し栄養価もアップするというからやらない手はないですよね。

私の常備冷凍きのこは、しめじ、まいたけ、えのきだけの3種類です。
石づきを切りとり、手で小房に分けたきのこたちをジップ付きのフリーザーバッグに入れて凍らせるだけ。
パスタや炒めもの、お味噌汁の具材として必要な分だけとって使っています。使うときは解凍せずに凍ったまま調理します。解凍してしまうと水がでてしまい、旨みも流れ出てしまいます。

冷凍庫で1ヶ月を目安に使い切るようにしています。

芽キャベツときのこのスパゲッティ

材　料（1人分）

• 芽キャベツ　4個（約100g）
• ニンニク　1片
• 冷凍きのこミックス　100g
• アンチョビフィレ　8g
• スパゲッティ（1.6mm）80g
• オリーブオイル　大さじ1
• 塩、粗挽き黒こしょう　適量

作り方

1. 芽キャベツは縦に半分に切り、芯の部分に切れ目を入れる。ニンニクは薄い小口切りにする。
アンチョビはオイルから取り出して計量しておく。
きのこは計量し、直前まで冷凍しておく。

2. たっぷりの湯を沸かし、水の量の1〜2%の塩を加え、スパゲッティをゆでる。ゆで時間は表記の時間より2分ほど短めがお勧めです。

3. 2と同時進行で具材作ります。スキレットまたはフライパンにオリーブオイル、ニンニク、アンチョビを入れて中火にかけて炒める。香りが立ったら芽キャベツを加えて炒め合わせる。

4. パスタをゆでている鍋から、おたまに1杯分のゆで汁をとり、スキレットに加え、そのまま沸騰させる。

5. 芽キャベツに火が通ったら、きのこを冷凍庫から取り出し、凍ったまま加えて炒め合わせます。

6. パスタを鍋から直接スキレットに加えて混ぜ合わせ、味をみて必要なら塩で調味します。（アンチョビの塩味とパスタのゆで汁の塩味があるので、塩が不要の場合もあります）

火から下ろして器に盛りつけ、お好みで粗びき黒こしょうをふってください。
盛りつけた後に、追いオリーブオイルもお勧めです。

栄養と旨みたっぷりで、ささっと簡単に作れるスパゲッティ！
作ってみていただければ嬉しいです。

レシピ・文　料理研究家　岸田夕子