Yahoo!ニュース

ソロキャンプでもおうちでも!一人分食べきりサイズ 和風塩パエリア

岸田夕子料理研究家/JSA認定サケ・エキスパート

スペイン料理の代表格であるパエリア。
魚介の出汁とサフランを使うのが一般的ですが、家庭にはあまり買い置きをすることがない上に、高価なので買うには少々勇気がいるサフラン。そんなサフランを使わずに作る、ちょっと和風なほっこりアレンジ塩パエリアレシピです。

8インチ(約20cm)のスキレット使用、1人分レシピです。副菜と合わせるのであれば、おふたりで楽しめるボリュームかと思います。

キッチンレシピで紹介しますが、ソロキャンプ流行りの今、アウトドアでもおいしく作っていただければ嬉しいです。ジャスミンライスの香りがよく、おこげがまたおいしいのです。

おひとりさま用 昆布だし塩パエリア

材料(1人分)

  • 玉ねぎ(みじん切り)1/4個分
  • にんにく(みじん切り)小さじ1
  • しょうが(みじん切り)小さじ1
  • オリーブオイル 大さじ1
  • あさり 4個
  • 有頭えび 2尾
  • ホタテ貝柱 2個
  • まいたけ(小房に分ける)30g
  • 白ワイン 大さじ3
  • ジャスミンライス 1/2合(約75〜80g)
  • 昆布水(昆布の水だし)200ml
  • 塩 2g前後
  • パプリカ(ヘタと種を除き、幅1cmくらいの縦細切り)1/8個分

下準備

  1. あさりの砂出し (←既存レシピへ)
  2. 有頭えびは背中を丸めて持ち、殻の関節の間から爪楊枝を入れて背ワタをとる。キッチンバサミで脚、触角、尾の先を切り取り、顔先は目を含めて切り取る。塩水でさっと洗い、水気をきる。

作り方

(1)スキレットにオリーブオイルを入れて中火にかけ、オイルを全体に回したら玉ねぎ、にんにく、しょうがを加えて炒める。
(2)あさり、えび、まいたけを加え、さっと炒めたら白ワインを加えフタをして貝が開くまで蒸し焼きにする。

(3)あさりとえびを取り出し、乾燥しないようにラップをかぶせておく。
(4)3のスキレットにジャスミンライス(洗わない)を加えてさっと混ぜたら、昆布水を加えて塩で調味し、米を平にならす。
(5)3で取り出したえび、ホタテ、パプリカをのせ、フタはせずに水分がなくなるまで弱火で25分〜30分炊く。

あさりを戻し入れれば出来上がり。

メモ・ポイント

  • 魚介類は全て入れなくてもおいしくできます。あさりだけを量多めで作っていただいても十分おいしく出来上がります。
  • 炊いている途中で水分が足りなくなるようなら、随時、昆布水を加えてください。
  • サフランライスではなくお米を使用する場合は、洗って30分ほど浸水させ、水気を切ってから使ってください。無洗米ならサフランライスと同様に洗わずに直接調理可能です。
  • 使用しているスキレットはロッジ ラウンドパンループハンドル 8インチ 蓋は別売ロッジ スキレットカバー 8インチ


昆布だし塩パエリアハマり中です!
パエリアを独り占めできるぜいたく感を味わっていただければうれしいです。

レシピ・文 料理研究家 岸田夕子

料理研究家/JSA認定サケ・エキスパート

2010年春にアメリカシカゴより帰国後まもなく料理研究家として始動しました。16年間暮らしていたシカゴでの経験を反映した料理が得意です。出版料理レシピ本9冊を始め、雑誌やWEBマガジン、食品や調理器具メーカーのレシピ考案、テレビ出演、料理イベント登壇などが主な実績です。また「大葉にんにく醤油」「はちみつ味噌」「ジャーサラダ」「スキレット」などのトレンドを仕掛けてきました。今後も、寄る年波に負けず新しい食のトレンドを探したいと思っています。

岸田夕子の最近の記事