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今夜すぐできる!簡単とろとろつゆだく中華風トマ玉丼

岸田夕子料理研究家/JSA認定サケ・エキスパート

コロナ禍で多くなっている在宅食事には、冷蔵庫にある食材にさっと火を通してごはんにのっけるだけの丼メニューがありがたいですよね。

品数の多いワンプレートごはんとは少しニュアンスが違って、全然おしゃれではないかもしれませんが、冷蔵庫に常備されている食材って、自分が好きなものであることが多いので、それらを使ってささっと作れば、大満足な丼になること請け合いです。

トマ玉中華丼

材料 2人分

  • トマト(中玉)3個(大玉なら2個)
  • 卵 3個
  • 塩 ふたつまみ(ひとつまみ=3本指でつまめる量)
  • 鶏ガラスープの素 小さじ1/2
  • 水 100ml
  • サラダ油 大さじ1
  • ごま油 小さじ1
  • ごはん 2人分

作り方

(1) トマトはヘタをとり1個を8等分のくし切りにします。ボウルに卵を割り入れ、塩を加えてときます。

(2) フライパンにサラダ油を入れて中火にかけ、油が熱くなったら1の溶き卵を一気に加え、半熟よりも柔らかめの液状が残る程度にさっと炒めたら、元のボウルに戻します。

(3) 空いたフライパンに1のトマトを加えて、角が少し崩れ始める程度にさっと炒めたら、水と鶏がらスープの素を加えて混ぜ、沸騰させます。

(4) 1分ほど沸騰したら2の卵を戻し入れてかき混ぜ、火を止めます。ごま油を回しかけ、味をみて必要であれば塩、こしょう(どちらも分量外)で調味します。

器にごはんを盛りつけ、4をかければできあがりです。

トマトの甘味と酸味、ふんわりとろとろの卵をごはんと一緒に頬ばる幸福感はなんとも言えません。
もし他におかずを作る余裕のある時は、丼ではなく、おかずの一品として食卓に並べてもおいしく召し上がっていただけるかと思います。
お試しいただければ嬉しいです。

レシピ・文 料理研究家 岸田夕子
公式ホームページ 
公式ブログ 

料理研究家/JSA認定サケ・エキスパート

2010年春にアメリカシカゴより帰国後まもなく料理研究家として始動しました。16年間暮らしていたシカゴでの経験を反映した料理が得意です。出版料理レシピ本9冊を始め、雑誌やWEBマガジン、食品や調理器具メーカーのレシピ考案、テレビ出演、料理イベント登壇などが主な実績です。また「大葉にんにく醤油」「はちみつ味噌」「ジャーサラダ」「スキレット」などのトレンドを仕掛けてきました。今後も、寄る年波に負けず新しい食のトレンドを探したいと思っています。

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