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簡単シンプルな炒め物がグッとおいしくなるクミンひとふり

岸田夕子料理研究家/JSA認定サケ・エキスパート

今夜は何を作ろうか・・・ 悩ましい時に頭に浮かぶのが「炒めもの」ですが、次に悩むのが味つけ・・ですよね。
ついついマンネリ化して、家族にも「また〜?」って言われてしまいそう。
そんな時はクミンパウダーをひとふり、調味料に加えてみてください。
不思議なくらいにうまみを感じる炒めものに大変身。
旬の野菜やきのこ1種類ずつでも、おいしい一品が出来上がります。

今回の食材は小松菜とまいたけ。
生で食べてもおいしい新鮮な小松菜は、加熱調理する場合も、手早くさっと火を通すのがお勧めです。茎も葉も、シャキッとした食感が本当においしい野菜です。

小松菜まいたけと豚バラ肉のクミン炒め<レシピ>

【材料】2人分

  • 小松菜 2株
  • まいたけ 100g程度
  • 豚バラ肉 100g
  • 厚あげ 80g程度
  • なたね油 大さじ1
  • クミンパウダー 小さじ1/4〜1/2
  • 塩、黒こしょう 適量
  • しょうゆ 適量

【作り方】

(1)小松菜は洗って水けをきり、3〜4cmほどの幅に切り分けます。まいたけは手で食べやすいように割きます(水洗いはしません)豚肉は3cm幅に切り分け、厚あげは1cmほどの厚みで、豚肉と同じらいの大きさに切り分けます。

(2)フライパンまたはスキレットに油を入れて熱します。(スキレットを使用する場合は、先に十分熱く熱してから油を加えてください)油を全体に回したら豚肉を加えて中火でさっと炒めてから厚あげを加えて炒めます。

(3)肉に火が通ったら小松菜とまいたけを加え、すぐにクミンを加えてさっと炒め、味をみながら塩とこしょうで調味し、最後にしょうゆを少量、回し加えて味を調えます。

炒めすぎないこともおいしく仕上げるコツです。
新鮮な小松菜のシャキシャキ感、まいたけのサクッとした食感が残る程度にさっと炒め合わせてくださいね。

レシピ・文 料理家 岸田夕子
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料理研究家/JSA認定サケ・エキスパート

2010年春にアメリカシカゴより帰国後まもなく料理研究家として始動しました。16年間暮らしていたシカゴでの経験を反映した料理が得意です。出版料理レシピ本9冊を始め、雑誌やWEBマガジン、食品や調理器具メーカーのレシピ考案、テレビ出演、料理イベント登壇などが主な実績です。また「大葉にんにく醤油」「はちみつ味噌」「ジャーサラダ」「スキレット」などのトレンドを仕掛けてきました。今後も、寄る年波に負けず新しい食のトレンドを探したいと思っています。

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