大阪にはプロレスファンのお店がいくつかあります。

そんななか、本日おじゃましたのは「観光プロレス居酒屋リングサイド」。

場所は阪神なんば線千鳥橋駅から徒歩８分ほどです。

店内はざっと20席。プロレス色に包まれた雰囲気で、フィギュアやらマスクやらプロレス試合のポスターやら、ファンにはたまらない内装になっています。

昼間はランチ営業、夜は居酒屋になります。

定期的にさまざまなイベントを開催中。

筆者はプロレスファンなのでこの日、かけつけたわけですが、珍しいイベントがありました。

この日は、レスラーたちのミニ試合、撮影会、サイン会と、盛りだくさんな内容。

参加費5500円。料理付き、ドリンク一杯目無料。飲んで食べて、身近でレスラーたちと接して話もできる。これは楽しいですよ。

さて、この日のメンバーは以下。

• ザ・グレート・カブキ
• アレクサンダー大塚
• ジャイアント小馬場
• 見た目が邦彦
• よしえつねお
• ザ・オバサン

カブキさんは今でも迫力ありますね。

ザ・グレート・カブキ。1948年生まれ。

東洋の神秘の異名を持つペイントレスラーとして、アメリカでも大きな成功を収めたのは、ご存じの通り。歌舞伎風メイク、毒霧、ヌンチャクなどのオリエンタルなキャラクターは、他のレスラーにも強い影響を与えました。

筆者なんかは、毒霧を吹くシーンにしびれたファンの１人で、今でも目に焼きついていますよ。

1998年に引退した後は、東京都飯田橋にて居酒屋を経営する傍ら、時々はリングにも上がってパフォーマンスを披露することも……。

ミニ試合では、よしえつねおさん（アニマル浜口さんのそっくりさん！）が「気合いだ、気合いだ、気合いだー！」と店内をわかせ、ジャイアント小馬場さん、ザ・オバサン（オジサンだけど）、見た目が邦彦さんらが盛り上げ、アレクサンダー大塚さんやカブキさんとも、至近距離で会話ができました。

とくにカブキさんとの撮影会は白熱しました（お客さんもファンが多いので）。

カブキさんは、今は気さくな感じです。

「どうもこの席は居心地が悪いと思ったら、後ろに馬場さんのポスターがあった」と、リスペクトしている馬場さんの名前を出し、店内を笑いで和ませました。

加えて料理はかなりおいしいです。

ここの店主は森本圭美（たまみ）さん。ご存じの方もいるでしょうけど、大阪市大正区出身の女子プロボクサー。元ABCO女子スーパーフライ級王者です。45歳のとき、タイで試合を行い、王座獲得。人々に勇気を与えました。

テレビをはじめメディアにも多数出演。

今も新しいことに挑戦中とか。

居酒屋では店主として手料理をふるまい、おいしいと評判です。明るくパワフルな性格だけに、彼女のファンも多いですよ。

プロレスマニアでなくても、楽しめる居酒屋です。イベントの他、元花形レスラーや現役レスラーも訪れていますよ。

ディナーの予算は3000円ほどです。

興味ある方はぜひどうぞ。

店舗情報