はじめまて。イラストレーターのコビトモンスターと申します。

今回は平成に流行った髪型をイラストで紹介したいと思います。あなたがしていた髪型はありますか？

1989年頃　工藤静香のようなバブリーヘア

初めに紹介するのがバブル全盛期の1989年頃、平成の始まりです。

その時に流行っていたのがバブリーヘアとも呼ばれる、シースルー前髪（その時はすだれ前髪と呼ばれていた）にトップとサイドを後ろに巻いたロングヘアです。

トップとサイドを巻くためにパーマをかけたり、ホットカーラーで巻いたりしていました。

浅野温子さんのようなワンレンストレートロングも流行りました。

当時は一般人はあまりヘアカラーをしていなかった印象です。

1995年頃。安室奈美恵の茶髪シャギー、メッシュ

バブルがはじけましたが、ここから女子高生ブームが始まります。

カリスマになったのが安室奈美恵さんです。真似をする女の子達はアムラーと呼ばれていました。

安室さんの髪型は茶髪にシャギーという顔回りに段を入れているスタイルです。

茶髪にメッシュを入れるのも流行りました。

当時はシャンプーなどの品質が今より悪かったのか今より枝毛に悩む人が多く枝毛カッターなるものも売られていたました。

1998年頃。JUDY AND MARYのYUKIのようなオンザ眉毛

1998年頃はパッツン前髪のオンザ眉毛です。ジュディマリのYUKIちゃんや篠原ともえさんのようなパツっと切りそろえたものが流行りました。

この時期もまだ眉毛は上げて書いていました。まつ毛も直角にあげてマスカラを3回重ね塗りでまつ毛に命をかける女子が多かったです。

1999年頃。モーニング娘。のような縮毛矯正ストレート

1999年頃、女性アイドル界に衝撃が走ります。

モーニング娘。の存在です。

ASAYANというオーディション番組から派生したグループで、メンバーが卒業し入れ替わっていくシステムをはじめに作りました。

このころ縮毛矯正が一般の人にも浸透し、モーニング娘。はなぜかみんな縮毛矯正を当ててピーンとした直毛になっていました。

メイクもシルバーやブルーのアイシャドウが流行り、サイバーぽいイメージがありました。

2000年頃　藤原紀香のようなウルフヘア

2000年頃、雑誌CanCamから多くのスターが誕生しました。藤原紀香さん、米倉涼子さんなどです。藤原紀香さんの襟足をすいて少なくしたウルフヘアのようなスタイルが人気でした。

峰不二子のような完璧なボディはおじさんからも大人気でした。

またこの時代、木村拓哉さんのドラマの影響もあり、カリスマ美容師が大人気でした。藤原紀香さんも宮村浩気さん、通称ミヤムーに切ってもらっていました。

2002年頃　浜崎あゆみの金髪ショート

2002年頃、日本に圧倒的な歌姫が生まれます。浜崎あゆみさんです。

これ以前は安室さんのような健康的な肌色が流行っていましたが、あゆの影響で美白ブームが起こり、それが今でも続いています。

あゆのトレードマークの金髪ショートヘアは多くの女性が真似をしました。がっつり囲み目メイクも合わせるとみんなどことなくあゆに似てくるから不思議なものです。

2005年頃　中島美嘉のようなアシメヘア

2005年頃は女性だけでなく、男性にも大人気だったアシメヘアです。

トップを短くしたり前髪も長さを左右で変えたりするスタイルです。中島さんの気だるい雰囲気にピッタリです。

男性では山下智久さんを代表とするジャニーズ系の男性がこの髪型をしていた気がします。速水もこみちさんもこんな髪型でした。そして大学生や若い男性にこの髪型をしている人が多かった印象です。

このころは今と違って真面目な人もチャラい感じの外見になっていた気がします。

2008年頃　蛯原友里のようなモテ巻き髪

2008年頃、時代なのか女性はモテたいという欲求を素直に口に出せるような雰囲気になってきます。婚活などもこの時代から一般的になったと思います。

それまでは女性は男性からアプローチされるのを待つ風習がありましたが、このころ男性の草食化が進み、待っているだけでは幸せを掴めないと気が付いたのです。

雑誌CanCamが蛯原友里さん、押切もえさんを中心にモテOLなるものを作り上げ、理想のモテ像としてエビちゃんOLを真似する女性が増えました。

2009年頃　加藤ミリヤのような重め茶髪スタイル

2009年頃、加藤ミリヤさんのような目の上ぎりぎりに重めの前髪を作り、バックはワンカールに巻くセミロングが流行りました。モデルの梨花さんも似たようなスタイルです。

このころ海外セレブが流行っていて海外セレブに寄せた感じが人気だったのかもしれません。

2010年以降はみんなが1つのアイコンを真似するということよりもSNSで流行ったものが次から次から流行り、すたれていくことが繰り返されていっている気がします。

懐かしいネタも書いていきますので、これからもよろしくお願いします。