こんにちは！懐かしいもの好きのイラストレーターコビトモンスターです。

今回ご紹介するのは「９０年代のりぼん・なかよしで連載されていた漫画」を振り返ろうと思っています。

あなたが見ていた漫画はありましたか？

子役ブームに乗った「こどものおもちゃ」

当時「あっぱれさんま大先生」や安達祐実さんたちの子役ブームの頃の作品です。

主人公のサナちゃんは「あっぱれさんま大先生」みたいな番組に出演している人気子役です。同級生の影のある羽山という少年との恋愛関係におちるのですが、サナの明るい性格とは打って変わって生い立ちが不幸だったり結構重いお話です。

作者の小花美穂さんの作品はどれも深いのでおすすめです。

登場人物みんな同じ顔？姫ちゃんのリボン

頭の大きなリボンによって変身できる「秘密のアッコちゃん」的な作品です。

ある日主人公姫子の前に瓜二つなエリカという魔法の国の姫が現れ、修行のため人間界の日常をのぞかせてもらうかわりにリボンを姫子に渡し、ぬいぐるみのポコ太を通してエリカとしゃべれるようになったのです。

アニメはSMAPの初期作品が主題歌になったりして結構豪華でした。

まさかの実写化。ママレードボーイ

昼ドラのような複雑な家庭環境をポップに描いた作品です。

親同士のシャフル再婚でその子たちも恋愛関係に落ちいる‥と自分がその立場にいたら死ぬほど嫌ですが、漫画としてはハラハラしておもしろかったです。

美人でどこか影のある親友、茗子が担任と付き合っていたという今だと犯罪のにおいのする場面もあってなぜ今実写化したのか謎が残る作品です。

ここからプリキュアにつながる？おジャ魔女どれみ

ひょんなことから出会った魔法使いマジョリカが魔女ガエルになってしまいそれを元に戻すために友達と魔女修行に出るという王道ストーリーです。

アニメと並行する形でなかよしでも連載されていました。

絵も世界観も大人。CLAMP作品

当時あのCAMPがなかよしで連載を始める！ということで初めから推され具合がすごかったです。

モコナというキャラのシャーペンが付録についてきたり、CLAMPのことは知らなかったけど、なんかすごい人達らしい‥と子供ながらに感じたものです。

ストーリーはロールプレイングゲームみたいなファンタジー世界に入って、パーティーを組み進んでいくというゲームの中の世界という感じでした。

当時ゲームをしたことがなかった私はファンタジーの世界観がわかっていなかったのにも関わらずキャラのかわいさに憧れていました。

その後始まったのが「カードキャプターさくら」です。

不思議な本からケルベロスという獣が現れ、カードをすべて町にばらまいてしまい、そのカードの封印を解かれるとこの世に災いが訪れるということで、魔法を使ってカードを集めていく作品です。

すごいわくわく感のある設定ですよね。

これ見てファッション系の仕事に就いた人も！ご近所物語

NANAで有名な矢沢あい先生の作品です。

ファッション、芸術系の高校に通う主人公たちの夢や恋愛を追う青春群像劇です。

これを見て影響を受けた人は多いと思います。

主人公実果子がファッションデザイナーに向かって突き進む一方、幼馴染のツトムは夢がなくなんとなく生きている自分に悩みます。

ツトムはモテるので他にもバディ子先輩に言い寄られたり、勇介というロン毛だけど硬派な友達が絡んできたりと色々あるんですが、みんな心の中に葛藤があり、それをうまく描いている作品です。

熱くもなれるし、切なくもなれる。やっぱり矢沢先生はすごいです。

秋元康原作の問題作。あずきちゃん

見ているだけで赤面連続の秋元康原作の漫画です。

あずき色のパンツとか、おまじないで消しゴムに好きな子の名前を書いていたのを本人に見られたりと、ほのぼのした絵からは考えられないくらい小学生を赤面させます。

主人公のあずきちゃんはこんな素朴な顔をしてモテまくります。小学生にしてキスまでしてしまいます。親だったらびっくりするだろうなぁ。

恋のライバルヨーコちゃんの性格の悪さの描きかたもうまくて、心をかき乱されます。

いかがだったでしょうか？今は漫画アプリで見られたりもするので気になった人は読んでみてください。