ムツゴロウさんの愛称で親しまれた畑正憲さんが87歳でお亡くなりました。

追悼を込めてムツゴロウさんの思い出を振り返ってみたいと思います。

ムツゴロウさんのモノマネといえば「よ～し、よし」

タモリさんがよくやっていたムツゴロウさんのモノマネといえば「よ～しよしよし」と動物を撫でまわしまくるといったものです。

ムツゴロウさんはライオン相手にもこれをやっていたので命知らずです。

実際ライオンには中指の先を食べられてしまっているのでシャレになりません。

牛の乳を直飲みしている映像はザワっとする

当時はたいして気にならなかったのかもしれませんが、牛の乳をそのまま直で吸っている映像を追悼番組で見た時、隣に6歳の息子もいたこともあり、「これは子供に見せていい映像なのか…？」と思ってしまいました。

命の勉強と考えればいいのかもしれませんが、少し卑猥に感じてしまうのはなぜでしょうか…。

本当にヤバイ瞬間がある

さきほど、ライオンに指を食べられたという話を書きましたが、アナコンダに絞め殺されそうになったり、命の危険を感じる場面が結構あるんです。

当時のTVは過激だったので良かったかもしれませんが、本当にムツゴロウさんが亡くなっていたら…と思うと怖いですね。ムツゴロウさんの番組が今放送されてたら、間違いなく炎上するだろうなと思います。

ずっとおじいさんだと思っていたけど、50代くらいだった

TVでよくムツゴロウさんを放送していた80～90年代ごろ、ムツゴロウさんはおじいさんに見えていたのですが、実は40～50代だったようです。

子供ながらに、おじいさんのわりにめちゃくちゃ体力あるなと思っていました。

単なる老け顔だったようです。

ムツゴロウといえば学習ノート

90年代の小学生が使うノートといえばムツゴロウ学習ノートでした。かわいい動物の写真を使ったノートを見るとあの頃を思い出してしまいます。

植物の写真が表紙のジャポニカ学習帳より人気があったような気がします。

実は東大を出ていてめちゃくちゃ頭がいい

ムツゴロウさんってちょっとかわったおじいさんのイメージでしたが、超エリートなんです。東大に現役で合格し、学研に就職しています。

お父さんも医者だったようで医者の道を両親は望んでいたみたいですね。

また麻雀も負け知らずで、牌を全て覚えてしまい、その上確立を計算しまくるので敵無しらしいです。

子供はムツゴロウ王国に行きたかった

学習ノートにムツゴロウさんが選ばれるくらい当時の小学生には圧倒的な人気がありました。

なので動物好きな子供はみんなムツゴロウ王国で勉強もせずにのんびりと動物と暮らしたいと思っていたものでした。

実は東京ムツゴロウ王国が失敗して多額の借金を負っていた

ここまではムツゴロウさんも順調にやっていた話だったのですが、ちょうどTVの放送が終わったころ、名義を貸すだけということで東京にムツゴロウ王国を作ったのですが、経営がうまくいかずムツゴロウさんにまで借金ができてしまったのでした。

講演会や本を書き必死で返し終えたらしいですが、恨み言も言わず黙々と返していったそうです。

かっこいいですね。

いかがだったでしょうか？改めて豪快な人だったなと思います。ムツゴロウさんのおかげで動物好きの人が増えたと思います。

ありがとうございました。