懐かしのタレントショップってなんだったんだろう
みなさんはタレントショップという言葉を聞いたことがありますか?
タレントが自分のオリジナルグッズを売るお店のことで原宿の竹下通りや京都の嵐山、軽井沢、清里高原などに存在しました。1980年代後半のバブル期に最盛期を迎えたのです。
原宿タレントショップマップ
原宿の竹下通りにずらっとタレントショップが並んでいました。若者の観光地になっていたようです。
現在の状況というと、ジャニーズショップは2023年まで存在し移転したのですが、他は見事になくなっています。とんねるずと高田純次のお店が同じビルに入っているカオス感がたまりませんね。
個人的にはシブがき隊のフッくんだけのショップがあるのが気になりました。
調べてみると「JEMMYS」というアメコミ風のプリントのグッズを作っていて意外とおしゃれでした。
今回はそんなタレントショップを振り返ってみたいと思います。
天才・たけしの元気が出るテレビ!!
タレントショップはTV番組とのタイアップなどメディアミックス戦略も積極的に行っていました。
たけしさんが招き猫になっているイラストは見たことがある人も多いのではないでしょうか?たけしさんだけでなく狸の焼き物の中に入った松方弘樹さんグッズもあったりしました。
片岡鶴太郎
最近では一日中ヨガの人のイメージですが、当時は非常にバラエティに多く出演していて人気があったことをご存じでしょうか?グッズもたくさんつくられていました。目がキラキラしていてかわいいですね。
所ジョージ
所ジョージさんは「TOKORO'S FACTORY」というお店でした。
このサングラスと口のとがったイラストが特徴的ですね。
サングラスといえば所さんとタモさんのイメージですが、いつごろからかサングラスの色が薄くなっていきましたね。
木で出来た「ご来店手形」というグッズは修学旅行とかで東京に来た学生が買って帰って自慢したんだろうなぁと考えると青春ですね。
山田邦子
女性コメディアンで唯一天下をとったと言われているのが山田邦子さんです。
「邦ちゃんのやまだかつてないテレビ」関連でグッズは最高で600アイテムくらいあったそうです。スイカの衣装の邦ちゃんがかわいいです。
田代まさし
田代まさしさんは「マーシーズ」というショップを作っておられました。
当時小さかった私でもマーシーのイラストはぼんやり記憶にあるのでかなりメジャーな存在だったのだと思います。
お店の前にはマクドナルドのように等身大のマーシーの人形があったりしてフォトスポットになっていただろうなと想像してしまいます。
酒井法子
酒井法子さんといえば「マンモスうれP」ののりピー語や自身の落書きから生まれたのりピーちゃんですね。
のりピーちゃんのゆるさがたまりません。
とんねるず
バブルと言えばとんねるずです。
マップを見ても原宿だけで3店もある人気ぶり。
「セシカ」と『ねるとん紅鯨団』のタイアップで「バレンタインハウス」「NELTONCLUB」というブランドがありました。
当時から絵の才能があったノリさんの手書きのイラストのグッズも多かったみたいですね。「セシル」は大人の女性の服が多く高級志向だったとか。
いかがだったでしょうか?昭和平成レトロを感じますね。
みなさんはタレントショップの思い出はあるでしょうか?また懐かしいネタをみつけたら記事にしていきたいと思います。