【盛岡市】JALの機内誌でも紹介された菓子「いわての山なみ」テレビ取材はお断りのお店にお邪魔しました
こぎです。盛岡市鉈屋町のひな祭りが4月8日(土)、9日(日)に開催とのことで、
鉈屋町付近を散策。住所は南大通りのこちらの和菓子屋さんにお邪魔しました。
松田屋菓子舗
初めて入店。ひな人形と掛け雛、つるし雛が飾られていました。
店内に入ってすぐ左手には、らくがんの型が並べられていました。
店内入り口付近の様子。入った時に照明や置かれているものが昭和の懐かしいものが並んでおり、歴史を感じます。
店内入って奥も見ると町家の雰囲気、建物のつくりに感動します。
上を向くだけで吹き抜けの気持ちの良い建物のつくりに、思わず「わぁ!」と声が出てしまいました。
松田屋菓子舗の店主の息子さんはデザイナーだそうで、
松田光市さんという名前で関東で活動されているそうです。
「跡を継いでくれると思ったんだけどなぁ~」と店主が話していましたが、
こうして息子さんの作品を飾っているのを見て、応援しているのが分かります。
店内では飲食も可能。買ったものをお店でいただけます。小休憩にもいいですね。
店内には盛岡市神子田生まれの画家、澤田 哲郎さんの作品も展示されています。
貴重な作品をみれる機会がここで叶いますね。
和菓子
さて、肝心の和菓子。3月のお彼岸にお邪魔したら、いちご大福がありました。
松田屋菓子舗 名物の鉈屋町細重酒店味噌使用、舟ばし茶屋まんじゅう!
白あんと黒こしあんの2種類があります。塩加減と甘さのバランスが良い人気のまんじゅう。
味噌のコクも素晴らしい。何個でもいけちゃうから危険。周りの生地もしっとりしていて美味しかったです。
もうひとつの名物、盛岡町家の味付きおこわ。盛岡のおこわを食べるならここ。
沿岸のようながっつり甘いのではなく、上品なおこわでした。
おはぎも人気で、表面がつやつやしているのが印象的でした。
焼き菓子など、日持ちするお菓子もありました。
和菓子屋さんの腕の見せ所、上生菓子。3日前の予約が必須。お茶席に人気。
5個から予約で、1個350円よりとのこと。
本題の「いわての山なみ」
店内に「JAL機内紙にて紹介されました!」と書いてあるこちらの和菓子。
いわての山なみ
テレビ番組でも何度も取り上げられる菓子で、そのたびにお店がかなり混みあうため、
それからはテレビ取材はやんわり断ることにしているそう。今回は特別に許可をいただきました!ご協力ありがとうございます!
日持ちもするので、お土産にも重宝しますね。
栗どら焼きやどら焼きもありました。栗どら焼きは栗の甘露煮が1個分入っていました。
食べ応えがあり、お土産に主人に持ち帰ったらかなり喜んでくれました。
店内には懐かしい品々も。画面右側になるのは手動のミキサー。
生で近くで見れるのは嬉しいですね。店主が懐かしそうにこの機械はね…と説明する姿が
嬉しそうな表情でこちらも話していて嬉しく思いました。
話は戻りまして、盛岡町家春祭り2023が2023年4月8日(土)~30日(日)まで開催されるそう。
盛岡観光にもってこいですね。
購入した和菓子は紙袋に入れてくれました。
自宅に持ち帰りました。お彼岸だったので、お彼岸団子も購入。
もちろん、いわての山なみも。季節の干し菓子も季節感があっていいですよね。
いわての山なみは第25回全国菓子大博覧会・兵庫で
裏千家家元の茶道家元賞を受賞した菓子。ここまで見たら食べてみたいですよね。
いわての山なみの他にも、魅力的な和菓子がたくさん。
ぼたもちは、表面がつやつや。寒天でコーティングしているわけではなさそうですが、見た目がもう美味しいって言ってる。
船ばし茶屋まんじゅうも購入。昔は明治橋を写した表紙が盛岡の歴史を感じさせます。
らくがんの型から感じる和菓子の歴史。生でみる貴重な機会です。
初めての訪問でしたが、優しく接してくれた店主と奥様に感謝です!
創業1888年、松田屋菓子舗。明治橋すぐの場所にあります。
盛岡町家を観光する際にもおすすめの場所です。ぜひ行ってみてくださいね!
最後まで読んでいただきありがとうございました!
【店舗情報】
【店舗名】松田屋菓子舗
【営業時間】11:00~17:00
【定休日】日曜日・月曜日
【住所】岩手県盛岡市南大通り3-12-48
【電話番号】019-622-4888
【公式ホームページ・SNS】なし
【駐車場】なし(お店の前に一時的に停めてOK)