「月見バーガー」っていつから販売されてるの?歴代月見バーガーの歴史
季節の風物詩はたくさんありますが、個人的には季節限定のビールやチェーン店の期間限定商品で季節を感じることが多くなりました。あ、もうそんな季節か、と。
そんな季節の風物詩となっている食べ物の先駆けの一つが、秋の風物詩のマクドナルド「月見バーガー」ではないでしょうか。目玉焼きを月に見立てたハンバーガーで、十五夜のお月見の季節に限定販売されます。
「月見バーガー」を食べて「ああ、秋だなぁ」なんて実感している人も少なくないのでは!?
マクドナルド以外からも月見商品は販売され、さながら“月見商戦”の様相も呈していますが、やはり月見といえば「月見バーガー」の印象は強いですよね。ぼくもここ数年は秋になると食べています。2022年も食べました!
「月見バーガー」2022年も食べた
今年はスペシャルバージョンとして「こく旨 すき焼き月見」も新発売されましたが、まず食べたかったのはベーシックな「月見バーガー」です。
単品価格は次のようになっています。
・こく旨 すき焼き月見 440円
・月見バーガー 360円
・チーズ月見 390円
余談ですが、炭水化物より野菜サラダを先に食べる「サラダファースト」にすると血糖値の急激な上昇が抑えられダイエットに良いと知ったので、最近ではマックサラダのセットにしています。
▼「サラダファースト」炭水化物より野菜サラダを先に食べると血糖値の急激な上昇が抑えられる理由は“食物繊維”と“噛む”こと?(外部サイト)
今年も美味しい「月見バーガー」です。月に見立てたぷるぷるの玉子に、こってりとトマトクリーミーソースが美味しい!
いつも「月見バーガー」は美味しいなぁ。毎年食べられる幸せよ‥‥そういえば、この「月見バーガー」っていつから販売されているのだろうと気になりました。
「月見バーガー」の歴史
まずは自分のブログで過去の「月見バーガー」に関する記事を紐解いてみました(全て外部サイト)。
▼月見の秋だ!「チーズ月見バーガー」とチキンナゲットの「タルタルソース」を食す!(2013)
▼「月見バーガー」食べました!(2014)
▼今年の「月見バーガー」を食べた!(2018)
▼秋だから金色バンズの「黄金の月見バーガー」食べてみた(2019)
▼売り切れる前に玉子たっぷりの「濃厚ふわとろ月見」食べてみた!(2020)
▼「濃厚ふわとろ月見」に続き定番の「月見バーガー」を食べてみたところ‥‥(2020)
▼秋の訪れを感じる「月見バーガー」の季節がやってきましたよ(2021)
▼「月見バーガー」を秋だから食べる。理由はそれだけだ。(2022)
初めて食べたことをブログに書いたのは2013年でした。もしかするとそれ以前にも食べていた可能性はありますが、しっかりと秋は「月見バーガー」と意識するようになったのは、確かにこの頃かもしれません。
このあたりから想像して「月見バーガー」がはじまったのは2010年くらいなのかな、と予想をしながら検索してみると‥‥なんとなんと、初めて販売されたのは1991年だというではありませんか!
マクドナルドが日本オリジナルとして開発した「月見バーガー」は、そんなに歴史のある商品だったのですか!?
マクドナルド公式サイトに「月見バーガー」の歴史に関して書かれた2016年の記事がありました。
▼初公開! マックの秋の定番『月見バーガー』誕生秘話(外部サイト)
開発当時に玉子が人気食材として挙がり、そこから玉子を使ったバーガーの開発がスタートしたのだそう。なぜ秋かというのにも理由がありました。それは秋に玉子が安定して供給されるからだったそうです。
「月見」が先なのではなく、あくまでも玉子ありきで、秋からの連想で「月見バーガー」になったというのは驚きです。
2016年当時、過去に販売された「月見バーガー」として次のようにまとめられています。
月見をベースに、チキンにきのこ、北海道チーズなど、この頃から様々な工夫を凝らした「月見バーガー」が開発されていたことが分かります。「チーズ月見」が登場したのは1998年。最初からあったわけではなかったのですね。
2014年の「きのこ月見」は、ちょっと再販売して欲しいですねぇ。これは気になります。
いやはや、それにしても「月見バーガー」が1991年から続く商品だとは思いもしませんでした。31年の歴史を誇るハンバーガーで、思わず「月見先輩!」と呼びたくなるくらいですね。今後も、末永く販売が続いて欲しいものです。
ちなみに1991年といえば、日本ではチャーリー浜の「…じゃあ〜りませんか」が新語・流行語大賞を取り、カルピスウォーターが発売、ジュリアナ東京がオープン、ホンダがビートを発売した年でした。
みなさんも“月見バーガー先輩”いかがですか!?