【保存版】ハリオV60ドリッパーを使用した美味しいコーヒーの淹れ方
年間100種類、500杯以上のコーヒーを飲む日本安全食料料理協会(JSFCA)認定のコーヒーソムリエKazuです。
コーヒーのドリッパーには、台形や円すいなど、さまざまな種類があります。
穴の数も1つ穴〜3つ穴まで幅広いです。
そのため、初めてハンドドリップする際は「抽出方法や抽出時間がわからない」
という方もいるのではないでしょうか。
そこで今回紹介するのは「HARIO(ハリオ)V60ドリッパー」(樹脂製)です。
樹脂製のものはお求めやすく、利用者も多い、人気商品となっています。
本記事では「美味しいコーヒーの淹れ方」第1弾として、
HARIO(ハリオ)V60ドリッパーについて解説します。
HARIO(ハリオ)のコーヒー器具一式を使用
今回は、ハリオのコーヒー器具一式を用いて1杯分をハンドドリップします。
それぞれご紹介します。
ハリオV60透過ドリッパー(VDR-01-T)1〜2杯用
ハリオV60ドリッパーは、2007年度にグッドデザイン賞を受賞しています。
バリスタの世界大会でも使用される、多くのプロが愛用しているドリッパーです。
特徴としては、ドリッパーの12本のスパイラルリブが空気の密着を防ぎ、
空気が抜けることでスムーズに抽出できることです。
今回は、樹脂製を使用します。
材質:AS樹脂
原産国:日本製
サイズ:幅 115 × 奥行 100 × 高 82 mm 口径 950 mm
重量:約0.08kg
耐熱温度:90度
ハリオV60レンジサーバー360(01)XVD-36B
目安と目盛が記載されているので使いやすいです。
フタをしたまま電子レンジが可能です。
材質:ガラスボール:耐熱ガラス「HARIO Glass」
フタ・ハンドルバンド:ポリプロピレン
原産国:日本製
サイズ:幅 130 mm × 奥行 107 mm × 高 106 mm 口径 85 mm
容量:1-3杯用 実用容量:360
満水容量:380mL
耐熱温度:120度
ハリオコーヒーミル・セラミックスリム(MSS-1TB)
すべてのパーツを丸洗いできる手挽きミルです。
初心者の方にも軽量で使いやすく、手挽きミルの中では比較的お求めやすい
価格となっています。
刃の形状は、セラミック製の臼を使用しています。
材質:フタ・本体:メタクリル樹脂 ホッパー・グリップ・ハンドルキャップ:ポリプロピレン 臼:セラミック 臼座・調節つまみ:ナイロン シャフト・スプリング・ハンドル:ステンレス
原産国:中国製
サイズ:幅 150 mm × 奥行 72 mm × 高 220 mm 口径 70 mm
容量:コーヒー豆 24g 2杯用
ハリオV60ドリップスケール (VSTN-2000B)
1秒単位のストップウォッチ機能付きで0.1g単位の重さと抽出時間を計れます。
材質:本体・計量皿ともにABS樹脂
サイズ:幅 120× 奥行 190× 高 29mm
原産国:中国製
計測範囲:2~2000g
計測時間:99分59秒まで
単4電池2本
ハリオV60ドリップケトル・ヴォーノ(VKBR-120HSV)
注ぎ口が細いので抽出量や抽出スピードをコントロールしやすいです。
材質:本体・フタ:ステンレス、フタツマミ・取っ手:フェノール樹脂
原産国:日本
サイズ:幅295×奥行144×高147mm 口径77mm
容量:実用容量800mL
ハリオ V60用 ペーパーフィルター 01
材質:パルプ100%みさらし
原産国:日本製
ハンドドリップのレシピ(1人分編)
コーヒー豆:ブラジルサントス、コロンビアスプレモのブレンド
1杯分のコーヒー:ハリオ公式では10~12g(お好みで調整可)
焙煎度合い:シティロースト程度
抽出量:ハリオ公式では120ml(お好みで調整可)
お湯の温度:沸騰してから20〜30秒経過した90度前後
※2杯分の場合は、コーヒー粉の量24g、抽出量300mlが目安です。
ブラジルサントスとコロンビアスプレモの豆
今回は、定番のブラジルサントスとコロンビアスプレモの豆を使用します。
ハンドドリップの準備
ハンドドリップのセッティングには、ペーパーフィルターの設置と
コーヒー器具の湯通しがあります。
ペーパーフィルターのセッティング
①ペーパーフィルターを折る
ハリオV60のドリッパーは円すいなので、側面の縫い目を折るのみです。
②ペーパーフィルターをドリッパーにセットします
ハリオのV60用 ペーパーフィルター 01をドリッパーにセットします。
③コーヒーの粉を平らにならす
ドリッパーを軽く揺すり、コーヒーの粉を平らにならします。
ドリッパーとサーバーを温める
ドリッパーとコーヒーサーバーを温めておきましょう。
湯通しする理由としては、主に安定した風味を保つことと
抽出効率が上がるという2点があげられます。
ペーパーフィルターの湯通し(リンス)は、する人もいれば、しない人も
いるため、お好みでハンドドリップしていただければと思います。
ハンドドリップ開始
①蒸らし(30秒)
粉面より3〜4cmの高さから、粉にお湯をのせるイメージで、
粉全体がしめる程度に注ぎます。
②中心から「の」の字を描きながら注ぐ
ペーパーフィルターに直接お湯がかからないように、
500円玉ぐらいの大きさで「の」の字を描きます。
③ドリッパー内のお湯が落ち切るまでに繰り返し注ぐ
ドリッパー内のお湯が落ち切るまでに
「の」の字を描きながら、3〜5回に分け、繰り返し注ぎます。
④ドリップコーヒーの完成
2分〜2分40秒程度で完成させます。いずれにしても3分以内で抽出します。
ハリオV60ドリッパーを使用して抽出したコーヒーの色
【ハリオV60ドリッパーで美味しく淹れるポイント】
・抽出時間を調整する
抽出時間を早めるとクリアで飲みやすい味わいになり、遅くするとコクのあるしっかりとした味わいになります。
お好みの味わいに仕上げられるのが「ハリオV60ドリッパー」の大きな特徴です。
・最後まで抽出しない
最後の一滴まで抽出すると雑味が生じる可能性があるため、
落としきらずに抽出を終えることがポイントです。
関連記事:「美味しいコーヒーの淹れ方」第2弾
【保存版】KONO(コーノ式)名門ドリッパーの美味しいコーヒーの淹れ方
上記の記事を参考にしながら、
おうちコーヒーの第一歩につながれば幸いです。
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