【初心者向け】GWにおうちコーヒーを楽しめるドリッパー8選
コーヒーソムリエのKazuです。
ゴールデンウィーク(GW)が近づき、おうちコーヒーを楽しみたいという方も多いでしょう。
ハンドドリップする際は「どのドリッパーを使うか悩む」「どれが自分に合っているのかわからない」など、ドリッパー選びで悩まれる方もいるのではないでしょうか。
そこで本記事では「GWにおうちコーヒーを楽しめるための初心者向けドリッパー選び」について解説します。
今回は、1つ穴→2つ穴→3つ穴ドリッパーの順にご紹介します。
1つ穴ドリッパー
①Melitta(メリタ) アロマフィルター 1×1(1〜2杯用)
材質:AS樹脂
原産国:中国製
サイズ:幅110 × 奥行95 × 高さ72 mm
本体重量:51g
耐熱温度:104度
※メジャースプーン付
サイフォンの原理を応用した台形の1つ穴ドリッパーです。
一般的なドリッパーと比較すると、少し上の部分に穴があるのが大きな特徴です。
メリタ アロマフィルターは、人間が抽出をコントロールするのではなく、ドリッパーが抽出をコントロールします。
そのため、誰でも簡単に美味しいコーヒーを淹れられます。
ペーパードリップの歴史は「Melitta(メリタ)」から
ペーパードリップの歴史はメリタから始まっています。1908年ドイツのメリタ・ベンツ夫人が世界で初めてペーパードリップを考案しました。
メリタの美味しいコーヒーの淹れ方
蒸らしの後は、一気にお湯を注ぐだけでドリップコーヒーが完成します。お湯を注ぐ際は「の」の字を描く必要もありません。
メリタ アロマフィルターには、2〜4杯用のサイズもあります。
参考サイト:Melitta Japan(メリタジャパン)公式サイト
②ハリオV60透過ドリッパー(VDR-01-T)1〜2杯用
材質:AS樹脂
原産国:日本製
サイズ:幅 115 × 奥行 100 × 高 82 mm 口径 950 mm
本体重量:約0.08kg
耐熱温度:90度
※メジャースプーン付
バリスタの世界大会でも使用される、多くのプロや一般の方が愛用しているドリッパーです。
特徴としては、ドリッパーの12本のスパイラルリブが空気の密着を防ぎ、
空気が抜けることでスムーズに抽出できることです。
中心から「の」の字を描きながら注ぎます。
抽出時間を早めるとクリアで飲みやすい味わいになり、遅くするとコクのあるしっかりとした味わいになります。
③コーノ名門2人用 フィルター MDN-21
材質:アクリル樹脂製
原産国:日本
サイズ:口径96・台座径102×幅119(取っ手含む)×H80mm(高台も含む)
耐熱温度:90度
コーノ名門2人用 フィルター MDN-21側面の上半分には、リブ(内側にある溝)がない
ところが大きな特徴です。
ネルドリップのようなまろやかで濃いめの味になり、後味はクリアですっきりとしているのも印象的です。
プロの方が多く使用されていますが、カラーバリエーションも多く、
ハンドドリップを楽しめるドリッパーの一つです。
参考サイト:珈琲サイフオン株式会社公式サイト
④KEY COFFEE キーコーヒー
Noi クリスタルドリッパー(1~4人用)
材質:ポリカーボネート樹脂(強度はガラスの150倍以上)
原産国:日本製
サイズ:高さ10cmx奥行12.2cmx幅11.5cm
本体重量:170g
耐熱温度:90度
※メジャースプーン付
最適な速度とコーヒーを均一に抽出
独自のダイヤカット形状により、ジグザグにゆっくりと落ちる設計です。
そのため、最適な抽出スピードとなり、均一に抽出できます。
参考サイト:キーコーヒー公式サイト「Noi クリスタルドリッパー」
1~4人ですが、1杯分ではややサイズが大きく感じるでしょう。
ただ、問題なく美味しいコーヒーを淹れることが可能です。
2つ穴ドリッパー
⑤ZERO JAPAN コーヒードリッパー
Sサイズ
材質:陶器製(美濃焼)
原産国:日本
Sサイズ:縦10×横13×高さ8.2cm(1〜2杯用)
本体重量:260g
サイズはSサイズとLサイズがあります。
Lサイズ
材質:陶器製(美濃焼)
原産国:日本
Lサイズ:縦11.7×横15.2×高さ10.3cm(3〜4杯用)
本体重量:350g
全米バリスタチャンピオンやBlue Bottle Coffee(ブルーボトルコーヒー)サンフランシスコ1号店などで使用され、メディアなどに取り上げてられているドリッパーです。
カラーバリエーションが豊富
カラーバリエーションが豊富でおしゃれで可愛く、女性にも喜ばれるスタイリッシュなデザインです。
ドリップした量が一目でわかる窓を設置
ドリッパーの底部に窓があいている独特のデザインにより、ドリップした量が一目でわかるのが嬉しいポイントです。
バランス良く抽出できる
2つ穴により、お湯の抜ける速度のバランスが良く、コーヒー豆の浅煎り・深煎りを問わず、ハンドドリップが可能です。
ZERO JAPANさんの公式見解では、コーヒー1杯分を豆10~12g、湯量140ml、中細挽きがおすすめということです。
ただ「分量はあくまでオススメとなりますので、様々な方法を試して楽しんでいただけたら。」とのことです。
参考サイト:ZEROJAPAN公式サイト
※ZEROJAPANさんの画像の一部は、ご提供いただきました。
3つ穴ドリッパー
⑥Kalita(カリタ)コーヒードリッパー(101-D)
材質:AS樹脂
原産国:日本製
サイズ:113×92×63
本体重量:40g
耐熱温度:90度
※メジャースプーン付
カリタは3つ穴のドリッパーです。
上から見たカリタのドリッパー
抽出スピードはやや速く、雑味がでる前に
美味しい部分のみを抽出できるのが特徴です。
クリアですっきりとした味わいを楽しみたい方にピッタリです。
参考サイト:カリタ公式サイト「101-D」
⑦ダイソー コーヒードリッパー(1〜2杯用)
材質:AS樹脂
原産国:日本
サイズ:幅12.2cm×奥行10.2cm×高さ6.4cm
耐熱温度:100度
耐冷温度:-20度
100円ショップで大人気のお店「DAISO(ダイソー)」さんのコーヒードリッパーです。
ダイソー コーヒードリッパーの特徴
ダイソーのコーヒードリッパーは、カリタと同じ3つ穴となっています。
1〜2杯用は、110円(税込)でなんと「MADE IN JAPAN」なのです!
上から見たダイソーのコーヒードリッパー
3つ穴台形ドリッパーの中でも平らな底面が広くなっており、ドリップポットを用いて注ぎやすくなっています。
⑧キャンドゥ 珈琲ドリッパーBK(2~4杯用)
材質:AS樹脂
原産国:日本
サイズ:(約)12.3×10.7×H8.5cm
耐熱温度:-20~100
※食洗器不可・食器乾燥機不可・電子レンジ不可。
100円ショップで人気のお店「キャンドゥ」のコーヒードリッパーです。
2~4杯用で110円(税込)で「MADE IN JAPAN」となっています。
コストを抑えて、比較的多めに抽出したい方におすすめです。
まとめ
今回は、ハンドドリップに使用するドリッパーをご紹介しました。
それぞれの用途別にまとめると、以下のようになります。
・初心者でも簡単にコーヒーを抽出できる
Melitta(メリタ) アロマフィルター
・コーヒーの味わいをコントロールしたい
ハリオV60ドリッパー、キーコーヒー Noi クリスタルドリッパー、コーノ名門 フィルター、
カリタコーヒードリッパー(101-D)、ZERO JAPANコーヒードリッパー
・できるだけ安いドリッパーを使いたい
ダイソーコーヒードリッパー、キャンドゥ 珈琲ドリッパー
まだまだたくさんのドリッパーがございますので、タイミングに応じて第2弾もさせていただきます。
上記の記事を参考にしながら、
おうちコーヒーの第一歩につながれば幸いです。
※最後までお読みいただきありがとうございます!
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