【スタバ】インドネシア産同士のコーヒー豆を飲み比べてみた
日本安全食料料理協会(JSFCA)認定のコーヒーソムリエKazuです。
スターバックスのコーヒー豆の中には、同じ生産国のものもありますが、地域や焙煎度合い、品種などによっても特徴がそれぞれ異なります。
そこで今回は、2つのインドネシア産コーヒー豆を飲み比べてみましたので、ご紹介していきます。
スターバックス ウェスト ジャバ プリアンガン
CORE COFFEE スマトラ
スターバックス ウェスト ジャバ プリアンガン
コーヒー豆:シングルオリジン
生産地:アジア/太平洋
生産国:インドネシア
精製方法:半水洗式
酸味:MEDIUM
コク:MEDIUM
相性のよいフレーバー:はちみつ・シナモン・アーモンド
価格:250g(1,780円税込)※100gから購入可能
インドネシア・ジャワ島で育てられたコーヒー豆です。絶滅危惧種”ジャワヒョウ”をモチーフとしたパッケージが印象的です。
「スタバ初のインドネシア産の半水洗式加工」となっています。
ローストレベル「BLONDE ROAST」
「ウェスト ジャバ プリアンガン」のローストレベルは、BLONDE ROAST(ブロンド ロースト)です。
スタバでは、1番軽いタイプとなっています。
公式サイトには、バニラビーンズを思わせる風味やグリーンプラムのような甘みと酸味のある味わいと記載されています。
今回のレシピ
コーヒー豆:1杯9g(お好みで調節してください)
粒度:中細挽き
ドリッパー:CAFEC「トライタンフラワードリッパー」
ペーパーフィルター:HARIO (ハリオ) V60 ペーパーフィルター
お湯の量:約140ml〜160ml(お好みで調節してください)
お湯の温度:沸騰してから20〜30秒経過した90度前後(お好みで調節してください)
スターバックス公式では、大さじ2杯(10g)、お湯の量180ml です。
ハンドドリップ開始
蒸らし(30秒)
粉面より3〜4cmの高さから、粉にお湯をのせるイメージで、粉全体がしめる程度に注ぎ、30秒程度蒸らしを行います。
中心から「の」の字を描きながら注ぐ
ドリッパーやペーパーフィルターに直接お湯がかからないように、500円玉ぐらいの大きさで「の」の字を描きます。
ドリップコーヒーの完成
今回は、CAFEC「トライタンフラワードリッパー」を使用し、2分40秒程度で抽出しました。
個人的な感想は、次のとおりです↓
酸味:★★
苦味:★★
コク:★★
甘味:★★★
ナッツのような香ばしさとアーシー(土っぽい)な香りが鼻に抜ける印象です。
味については、ハーブのような風味とキャラメルのようなほどよい甘味、わずかな苦味を感じられるので、とても美味しいコーヒーです。
ホット・アイスどちらでも楽しめます。
スターバックス CORE COFFEE スマトラ
コーヒー豆:シングルオリジン
生産地:アジア/太平洋
生産国:インドネシア
精製方法:半水洗式
酸味:LOW
コク:FULL
相性のよいフレーバー:シナモン、オートミール、メープル、バター、トフィー、チーズ
価格:250g(1,540円税込)※100gから購入可能
公式サイトには、ハーブや大地を思わせる風味で、深みのあるコクとなめらかな口あたりが特徴と記載されています。
ローストレベル「DARK ROAST」
CORE COFFEEとは、年間を通じて販売されている定番のコーヒー豆を指します。
スマトラのローストレベルは、DARK ROAST(ダークロースト)です。
今回のレシピ
スターバックス ウェスト ジャバ プリアンガンと同じ条件です
コーヒー豆:1杯9g(お好みで調節してください)
粒度:中細挽き
ドリッパー:CAFEC「トライタンフラワードリッパー」
ペーパーフィルター:HARIO (ハリオ) V60 ペーパーフィルター
お湯の量:約140ml〜160ml(お好みで調節してください)
お湯の温度:沸騰してから20〜30秒経過した90度前後(お好みで調節してください)
スターバックス公式では、大さじ2杯(10g)、お湯の量180ml です。
ハンドドリップ開始
今回は、ウェスト ジャバ と同様、CAFEC「トライタンフラワードリッパー」を使用し、2分40秒程度で抽出しました。
個人的な感想は、次のとおりです↓(5つ星評価)
酸味:★
苦味:★★★
コク:★★★
甘味:★★
アーシーな香りとハーブのような香りが広がります。
味については、しっかりとした苦味と深いコクがあり、重厚感のあるコーヒーとなっています。
ダークチョコのような甘味となめらかな口あたりもあり、とても美味しいです。
ホット・アイスどちらでも楽しめます。
まとめ
今回は、インドネシア産同士のコーヒー豆を使用して飲み比べました。
スターバックス ウェスト ジャバ プリアンガンは、スマトラよりも浅めの焙煎です。
その結果、軽やかでキャラメルのような甘味が印象的でした。
一方、 CORE COFFEE スマトラは、ジャバ プリアンガンよりも深めの焙煎です。
しっかりとした苦味とコク、ハーブとアーシー(土のような)フレーバーが特徴的でした。
どちらもCAFEC「トライタンフラワードリッパー」を使用
今回は、どちらもCAFEC「トライタンフラワードリッパー」を使用したので、別のドリッパーを使用すると、異なる味わいになる可能性が高いです。
たとえば、円錐型の1つ穴ドリッパーと台形型の3つ穴ドリッパーで同じ生産国のコーヒー豆を使用するなどです。
また、抽出器具を変えることで異なる味わいを楽しめるのもコーヒーの魅力ではないでしょうか。たとえば、ネルドリップやサイフォン、エアロプレス、フレンチプレスなどです。
本記事でご紹介したように、同じインドネシア産コーヒー豆でも特徴が異なるので、飲み比べも楽しみの一つです。機会がありましたら、チャレンジしてみてもいいかもしれません。
「それでは、素敵なコーヒーライフを!」
参考サイト
上記の記事を参考にしながら、おうちコーヒーの第一歩につながれば幸いです。
※記事内の情報は執筆時のものになります。価格変更や販売終了の可能性もございます。
※記事の内容は個人の見解を含みます。
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