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スタバ新作の売れてる「3種のクリスマスブレンド」を専門家が飲み比べた

コーヒーソムリエKazuコーヒーソムリエ・ライター・モーニング研究家

日本安全食料料理協会認定のコーヒーソムリエKazuです。

スターバックスコーヒージャパンは、2023年11月1日からのホリデーシーズン第1弾のビバレッジが発売。

ホリデーシーズン第1弾が大盛り上がり!

「ストロベリー メリークリーム フラペチーノ」をはじめ、「ストロベリー メリークリーム ティー ラテ」「ストロベリー メリークリーム ティーラテ」「ジンジャーブレッド ラテ」「クレーム ブリュレ ラテ」などがラインナップ。

その他、フードメニューの新作やホリデー第1弾のグッズも充実しています。さらに「クリスマスブレンド」3種も毎年人気の商品となっています。

ホリデーシーズンといえば、毎年発売されているクリスマスブレンド。

そこで今回は、2023年の「クリスマスブレンド3種」をご紹介します。

スターバックス 「クリスマス ブレンド」の概要

コーヒー豆:ブレンド

生産地:マルチリージョン(インドネシア、コロンビア、その他)

加工方法:水洗式/半水洗式

酸味:LOW

コク:FULL

相性のよいフレーバー:ジンジャー、カスタード、ドライフルーツ

ローストレベルはもっとも深い「 DARK ROAST(ダーク)ロースト」です。

甘みのある味わいやスプルースの新芽の風味が特徴

価格:250g(1,780円税込)※100gから購入可能

100g:712円(税込)

1杯あたり10g使用するのが一般的です。単純計算すると、1杯約71円で飲むことができます。

公式サイトによると、チョコレートのようななめらかな口あたりに、甘みのあるスパイスやスプルースの新芽の風味が感じられる豊かな味わいとのことです。

使用するドリッパー(無印良品 磁器ベージュ ドリッパー)

今回は、無印良品「磁器ベージュ ドリッパー」を使用します。

公式サイトによると、磁器を素材にしたドリッパーです。フィルターがはみ出ないように大きめに作ったとのことです。

価格:990円(税込)

今回のレシピ

コーヒー豆:1杯9g(お好みで調節してください)

粒度:中細挽き

ドリッパー:無印良品・磁器ベージュ ドリッパー

ペーパーフィルター:無印良品 ペーパーフィルター

お湯の量:約160ml〜180ml(お好みで調節してください)

お湯の温度:沸騰してから20〜30秒経過した90度前後(お好みで調節してください)

スターバックス公式では、大さじ2杯(10g)、お湯の量180ml です。

ハンドドリップ開始

蒸らし(約30秒)

粉面より3〜4cmの高さから、粉にお湯をのせるイメージで、粉全体がしめる程度に注ぎ、30秒程度蒸らしを行います。

中心から「の」の字を描きながら注ぐ

ドリッパーやペーパーフィルターに直接お湯がかからないように、500円玉ぐらいの大きさで、数回に分けて「の」の字を描きながら注ぎます。

無印良品のドリッパーは、1つ穴なのでしっかりとした味わいを抽出できます。

雑味などを避けるため、筆者は3分以内で抽出するようにしています。

スターバックス「クリスマス ブレンド」の感想

今回は、無印良品のドリッパーを用いて2分56秒で抽出しました。

個人的な感想は、次のとおりです↓(5つ星評価)

酸味:★★

苦味:★★★

コク:★★★

甘味:★★★

バニラやスパイスのような香りが部屋中に広がります。

味わいについては、希少なエイジドスマトラコーヒーを使用しているとのことで、ダークチョコのような苦味とスパイシーな味わいが特徴。

温度が下がると、メープルのような甘味も感じられます。

昨年よりもややすっきりとした印象がありますが、全体的にはなめらかでバランスの取れた美味しい深煎りコーヒーです。ミルクともよく合います。

スターバックス 「クリスマス ブレンド エスプレッソ ロースト」

コーヒー豆:ブレンド

生産地:マルチリージョン(インドネシア、コスタリカ、その他)

加工方法:水洗式/半水洗式/乾燥式

酸味:LOW

コク:FULL

相性のよいフレーバー:ダークチョコレート、ベーキングスパイス

「クリスマス ブレンド エスプレッソ ロースト」の特徴

公式サイトによると、スモークしたバニラやシュガープラムを思わせる風味のフルボディのコーヒー、東アフリカ産の乾燥式コーヒーにコスタリカ産とスマトラ産のコーヒーのブレンドを合わせたとのことです。

価格:250g(1,780円税込)※100gから購入可能

100g:712円(税込)

1杯あたり10g使用するのが一般的です。単純計算すると、1杯約71円で飲むことができます。

「クリスマスブレンド」同条件で抽出

「クリスマス ブレンド エスプレッソ ロースト」の感想

今回は、無印良品のドリッパーを用いて2分56秒で抽出しました。

個人的な感想は、次のとおりです↓(5つ星評価)

酸味:★

苦味:★★★

コク:★★★★

甘味:★★★

スモーキーな風味とダークチョコレートのような苦味が印象的。酸味控えめで、インドネシア産コーヒーの特徴でもあるスパイシーな風味も特徴。

温度が下がると、ほんのり黒糖のような甘味を感じる深煎りのブレンドコーヒーです。

昨年よりも飲みやすい印象がありますが、全体的には力強いコクのある味わいなので、ミルクともよく合います。

スターバックス 「クリスマス ブロンド ロースト」

コーヒー豆:ブレンド

生産地:マルチリージョン(エチオピア、インドネシア、その他)

加工方法:水洗式/半水洗式/乾燥式

酸味:HIGH

コク:LIGHT

相性のよいフレーバー:シトラス、ベリークランブル

「クリスマス ブロンド ロースト」の特徴

公式サイトによると、スパイスを効かせたオレンジとイチジクの鮮やかさをメープルシロップのような甘みが引き立てる、明るい味わいのコーヒーとのことです。

価格:250g(1,780円税込)※100gから購入可能

100g:712円(税込)

1杯あたり10g使用するのが一般的です。単純計算すると、1杯約71円で飲むことができます。

「クリスマスブレンド」と同条件で抽出

「クリスマスブレンド」「クリスマス ブレンド エスプレッソ ロースト」と同条件で抽出しました。

「クリスマス ブロンド ロースト」の感想

今回は、無印良品のドリッパーを用いて2分56秒で抽出しました。

個人的な感想は、次のとおりです↓(5つ星評価)

酸味:★★★

苦味:★★

コク:★★

甘味:★★★

エチオピア産のモカフレーバーとほんのりメープルのような甘味を感じる味わい。

スパイシーで豊かなコクもあり、バランスの良いブレンドコーヒーです。苦味が強いコーヒーが得意でない方にも飲みやすいです。

「3種のクリスマスブレンド」まとめ

「クリスマス ブロンド ロースト」は、エチオピアの華やかな味わいで苦味はやわらかな印象です。

「クリスマスブレンド」は、3種のうち、中間のほどよい苦味とスパイシーな風味、ほんのり甘味のある味わいです。

「クリスマス ブレンド エスプレッソ ロースト」は、スモーキーな風味とスパイシーな風味、ダークチョコレートのようなしっかりと苦味を感じられるコーヒーです。

それぞれの特徴があるブレンドコーヒーなので、飲み比べも楽しめます。今回はドリッパーを同じもので抽出しましたが、異なるドリッパーを使用すると、また違った味わいになるのもコーヒーの魅力です。

参考サイト

スターバックスコーヒージャパン公式サイト

上記の記事を参考にしながら、コーヒーを楽しむ第一歩につながれば幸いです。

※記事内の情報は執筆時のものになります。価格変更や販売終了の可能性もございます。

※記事内容は個人の見解を含みます。

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コーヒーソムリエ・ライター・モーニング研究家

日本安全食料料理協会認定のコーヒーソムリエ。スタバ歴20年以上。カルディコーヒーマニア。年間200種類・1,000杯以上のコーヒーを飲む研究家、モーニング研究家としても活動。メディア実績:名古屋テレビ(メ〜テレ)『ドデスカ!』、「女性セブン」「マネーポストWEB」掲載、 取材実績:UCC・スターバックスコーヒー・無印良品・サンマルクカフェ、HARIO(ハリオ)など。コーヒーに関するお得な情報もお伝えしていきます。その他、スタバ・カルディ・サンマルクカフェ・シャトレーゼ・業務スーパー・コンビニなど、フードペアリングの観点から、新商品をコーヒーと合わせて多数ご紹介。

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