千葉市を中心に千葉のグルメスポットを毎日食べ歩く、孤高の千葉グルメです。

今回紹介するのは、モノレール小倉台駅から徒歩4分ほどとなるお蕎麦屋さん、長寿庵 小倉台店になります。

千葉市内始め、県内には複数の「長寿庵」があるものの、店舗毎にメニューは異なるのが特徴。

ここ小倉台の長寿庵もまた、昼はお蕎麦屋さんとして営業されていますが、夜は様々な日本酒を頂ける「酒楽亭（きらくてい）長寿庵」として営業。

お昼に頂けるお蕎麦も、レパートリーに富んでおり、定番のお蕎麦・うどん、丼ものが頂ける他、

・鶏こしょうそば

・とろとろすっぱそば

・辛味大根そば（夏季限定）

・変わりそば（温かいつけ汁で頂く、冷たい蕎麦）

などのオリジナルメニューも多数提供しているお蕎麦屋さんとなります。

加えて、同店では定期的に季節限定のメニューが提供されており、今年の夏は

・梅おろしそば

・坦々つけ麺そば（うどんも可）

・冷やしたぬき

上記の3品が提供中。

今回は2年前の夏に初めて頂いた際から、毎年夏になると足を運びオーダーしている「坦々つけ麺そば」をご紹介致します。

■ 坦々つけ麺そば

辣油の浮かんだつけ汁、こちらのベースは担々麺らしいゴマだれとなる同品。

胡麻ベースのつけ汁で頂く、担々麺風の冷たいお蕎麦となります。

お蕎麦は他の品と同様、喉ごしの良いツルッとした仕上がりで、夏に頂くに嬉しいお蕎麦。

たっぷりの刻み海苔も振りかけられており、思わずざるそばスタイルで頂きたくなるほど。

が、こちらのお蕎麦の魅力は、なんといってもつけ汁。

胡麻をベースに辣油タップリの担々麺スタイルということで、夏に頂くにはちょっと濃厚では？

そんな疑問も浮かんできそうですが、確かに胡麻の風味は豊かで濃厚な味わい。

しかし、そんなつけ汁には、ネギに大葉、茗荷といった薬味が満載。

この薬味を共に頂く事で、胡麻の甘みを感じつつ、スッキリした後味を楽しむ事ができます。

加えて、この担々つけ汁にはレンゲがついているのですが、その理由となるのが具材に眠る豆腐。

各種薬味、ゴマだれをトッピングのようにして、冷や奴スタイルで豆腐も頂けてしまうのです。

更に嬉しいのが、同つけ汁の中に眠る豚肉。

豚バラ、いや豚しゃぶと呼んでも差し支えない、立派なサイズの豚肉も具材として使用。

豆腐、豚肉いずれも、胡麻辣油ベースのつけ汁にて旨味を増し、食べ応えを与えると共に夏場に欲しい栄養素も摂取可能。

もう1つ外せないのが、同トッピングの煮玉子の存在。

ここはお蕎麦屋さんらしく、しっかり出汁の染みた味付けとなり、そのままでも絶品なら、つけ汁を潜らせてなお絶品。

加えて同店のランチ帯では、日替わりのおにぎりもサービス。

この日は、塩昆布に胡麻、鮭フレークをふんだんに加えたおにぎりが提供。

ここまで頂けば、食べ応えが十二分であるのはもちろんの事

暑い日でもサッパリ、なのに味わい深く絶品、整った栄養バランスも摂取出来る、夏場に最高の逸品。

暑さが続き、食欲が落ちる中で、ぜひお勧めしたい冷たいお蕎麦となります。